若木 康輔/PROFILE

大まかなプロフィールにつきましては、サイト「映画芸術DIARY」をご覧下さい。
https://eigageijutsu.com/category/2906121-1.html
(2008年に書いたものですが、大きな変化はしばらく無い予定)

好きな映画:
好きな監督:
好きな俳優:

な、なんと誘惑に満ちた設問! しかも好きなだけ挙げていいとか。
ここで偏愛するタイトルや名前を書き連ねていったら、どんなに夢のような時間が過ごせるか分かりません。しかしそういう快楽は、映画について書く人のなかに若木康輔がいると、世のみなさんに認知してもらうまでは我慢したいと思います。

なので、三つの設問を統合した答えを。
もしも無人島に一本だけソフトを持っていけるとしたら。2009年3月の段階でそんなに迷うことなく選ぶのは、『拝啓天皇陛下様』です。

フリーランスですが、こと映画評関連のお仕事に関しては、自分からは売り込まないと決めております(INTROさんにはアピールしちゃいましたが)。よく「押しが弱い」と叱られますけれど、実はそれだけ、オレの書くものはイイゾ、誰でもいいレベルをお求めならよそを当たってくれ、という自負を持っているのです。やせがまんして注文が来なければ、それまでです。
とはいえ新参ですから、実際のところはデータ入力、インタビューの文字起こし、無署名記事と、依頼を頂いた作業は何でも受けております。御用向きございましたら、下記アドレスまでお問い合わせください。

連絡先 : wakaki-52+jcom.home.ne.jp ウィルス対策の為、+を半角@に変えてご利用下さい。


過去記事一覧

ドキュメンタリーカルチャーマガジン『neoneo(ネオネオ)』創刊

《ドキュメンタリー映画の最前線》をかかげ、前身となる『neo』をふくめると、じつに11年にわたって配信をつづけてきたメールマガジン『neoneo(ネオネオ)』。その雑誌がいよいよ発売される。創刊号では「さようなら ドキュメンタリー」と銘打ち、インタビューや著名人へのアンケートなどを行っている。 続きを読む

2012/08/27/17:33 | トラックバック (0)

地球はイデ隊員の星/連載第29回:放送第16話『科特隊宇宙へ』(中)

第16話は、「人類最初の金星探検」計画をめぐる「考え方の違い」という大人同士のドラマが用意されています。ここまでの『ウルトラマン』では、かなり珍しい。世の注目を集めるなか、宇宙開発研究所の毛利博士が、自ら発明した宇宙ロケット・おおとりに乗り込んで金星へと出発します。科学特捜隊にオブザーバーのかたちで協力している科学センター・岩本博士のフェニックス号は、おおとりの後塵を拝することになり、(久し振りに登場する)ホシノ少年... 続きを読む

2012/04/19/21:45 | トラックバック (1)

地球はイデ隊員の星/連載第28回:放送第16話『科特隊宇宙へ』(前)

第16話は、『ウルトラマン』では初めて宇宙が舞台。バルタン星人が再登場します。第2話で敗れた残党が、金星探査ロケットを襲って科特隊(とウルトラマン)をおびき寄せ、その間に集団で再び地球に進攻。ウルトラマンは、バルタン星人が根拠地にするR惑星と地球でダブルヘッダーの闘いを強いられながら、テレポートの瞬間移動、八つ裂き光輪など新技を次々と披露します。ウルトラマンのさらなる超能力開陳に呼応するのがイデ隊員。複数の新発... 続きを読む

2012/03/17/20:27 | トラックバック (1)

地球はイデ隊員の星/連載第27回:放送第15話『恐怖の宇宙線』(後の2)

ウルトラマンと日本神話の相似について、多少粘ってみた前回でした。天上から降臨した光の力を持つ初代ウルトラマン。すなわち、日出る国の未来を平定する新しい神……。これはなにも、佐々木・実相寺の異能コンビによるシリーズ設定の拡大解釈というわけではないでしょう。「光の国から僕らのために/来たぞ 我等のウルトラマン」『ウルトラマン』の主題歌「ウルトラマンの歌」の有名なフレーズは、メイン監督・円谷一による東京一名義の作詞で... 続きを読む

2012/02/16/19:57 | トラックバック (2)

地球はイデ隊員の星/連載第26回:放送第15話『恐怖の宇宙線』(後の1)

「日本映画テレビ監督全集」1988年版(キネマ旬報社)の実相寺昭雄の項には、こう記されています。「暁星高校から早稲田大学第二文学部仏文科に入り、在学中は映画研究会に所属、フランス映画について数々の論文を発表して59年卒業。TBSテレビ演出部に入社。61年10月の日劇中継『佐川ミツオ・ショー』でテレビ・ディレクターとしてデビュー。大学時代に研究したヌーヴェル・ヴァーグとシネマ・ヴェリテの手法を歌謡番組に使い、話題を呼... 続きを読む

2012/01/28/15:10 | トラックバック (2)

地球はイデ隊員の星/連載第25回:放送第15話『恐怖の宇宙線』(中)

前回は、怪獣と児童画の関係について考えることに熱心になり、イデ隊員のイの字も出て来ませんでした。もうしばらく、寄り道させてもらいます。ユーミンの話が急にしたくなったのです。『ウルトラマン』の話からユーミンって……。ねえ。脱線もいいところなんですが、こういう連想のつながりこそ大事な気がするので、ちょっとお付き合いください。第11話(連載第16回)で僕は、子どもたちが遊び場・社交場にすることができた空き地は高度経済成長期下の産物だったことを書きました。「やがて宅地になるか施設が建築され... 続きを読む

2012/01/18/18:58 | トラックバック (2)

特別企画・2011年マイベストムービー【2/2】

INTROに寄稿しているライター5名(佐野亨 鈴木並木 デューイ松田 夏目深雪 若木康輔)が、2011年の映画を振り返る。【page2】 続きを読む

2012/01/17/22:59 | トラックバック (0)

地球はイデ隊員の星/連載第24回:放送第15話『恐怖の宇宙線』(前)

わー、びっくり。2話続けて、佐々木守脚本・実相寺昭雄演出コンビ作でした。しかも第15話はガマクジラの真珠騒動譚からさらに踏み込み、ヘンな言い方ですが、正面切っての変化球エピソードであるファンタジー。後追いの視点からすると、ものすごく攻めの姿勢を感じるシリーズ構成です。ムシバというあだ名の小学生が資材置場の土管に描いた、なんとも弱っちい怪獣ガヴァドン。これが特殊な宇宙線によって実... 続きを読む

2012/01/07/13:18 | トラックバック (2)

地球はイデ隊員の星/連載第23回:放送第14話『真珠貝防衛指令』(後)

戦後の国産ヒーローはあくまで立派な「おじさん」がつとめる大任であり、「おにいさん」では貫禄的にも役不足で認められなかった慣習が、「若いってすばらしい」時代に入って変わってきた。この話を続けます。ウルトラマンに変身するハヤタ隊員は、もう人格的にはしっかり出来上がった存在で、なおかつ若くてハンサムです。ヒーローは若くてもよいのだ、というコンセンサスが固まる以前はどうだったか?日本映画における... 続きを読む

2011/12/31/13:18 | トラックバック (2)

地球はイデ隊員の星/連載第22回:放送第14話『真珠貝防衛指令』(中)

人気の佐々木守脚本・実相寺昭雄演出の初登板エピソードが、なんとイデ隊員とフジ隊員の銀座デートから始まる、変化球の魅力について。科学特捜隊の公式スーツを着た2人が華やかな目抜き通りを歩く姿には、はっきりとヌーヴェルヴァーグの影響が窺えます。連想させるのが映画史に残る高名なものではなく、ジャン=リュック・ゴダールでいえば『男の子はみんなパトリックという名前なのね』(57)のような、初期の... 続きを読む

2011/12/24/13:33 | トラックバック (2)

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