ドキュメンタリーカルチャーマガジン
『neoneo(ネオネオ)』創刊
「ドキュメンタリー」をキーワードに様々なジャンルを越境する『neoneo』が新創刊!
《ドキュメンタリー映画の最前線》をかかげ、前身となる『neo』をふくめると、じつに11年にわたって配信をつづけてきたメールマガジン『neoneo(ネオネオ)』。この春のwebサイトオープンに続き、いよいよ雑誌・創刊号が発売されます。
より幅ひろく、より深く。表現方法としての《ドキュメンタリー》は、なにも映画やテレビだけにみられるものではありません。写真はもちろん、現代演劇や現代美術、あるいは広告など、さまざまな表現領域でいま、《ドキュメンタリー》の方法がためされ、わたしたちに新鮮なおどろきをあたえています。
そもそも「記録すること」は、有史以来ひとが連綿とつづけてきた、それじたいがひとつの「文化」。わたしたちはそれを《ドキュメンタリーカルチャー》と呼んでみたいと思います。カメラやペン、あるいは身体やその他のメディアで現実を記録し、表現にむすんでゆくこと。いまいっそう際だつそれらのこころみをみつめることは、現代の社会をゆたかにとらえ返すことにもなるはずです。他に類を見ない切り口の新雑誌、是非ご注目下さい。
ドキュメンタリーカルチャーマガジン『neoneo』第1号、いよいよ発売開始!!
いまある「ドキュメンタリー」観に別れを告げるところから「neoneo」は始まります。創刊号・巻頭特集は「さようなら ドキュメンタリー」。下記の大特集他、充実したレギュラーページ含めた全72P。是非お手に取ってご覧ください!
巻頭特集『さようなら ドキュメンタリー』内容
[インタビュー] 飴屋法水(劇作家)、石内 都(写真家)、石井光太(ノンフィクション作家)
[アンケート]
(1)「『ドキュメンタリー』とは何だと思いますか?」
(2)「これぞ『ドキュメンタリー』と思う作品・プロジェクトは?」
浅井隆・飯沢耕太郎・石川直樹・石坂健治・石田尚志・大木裕之、大槻貴宏・河瀨直美・カンパニー松尾・北川陽子(快々)・北村皆雄・今野勉・坂口恭平・坂部康二・相模友士郎・鈴木志郎康・諏訪敦彦・想田和弘・田原総一朗・冨永昌敬・野中章弘・畠山直哉・原一男・平野勝之・藤岡朝子・ホンマタカシ・松江哲明・松崎まこと・松田正隆・村山匡一郎・森達也・安岡卓治・山崎裕
[論考] ジャンルにおけるドキュメンタリズム
映画:カメラを見つめ返す目/萩野亮
テレビ:日常的体験としてのテレビ・ドキュメンタリー/長谷正人
写真:ドキュメンタリー・スタイル――記録と表現/鈴木佳子
美術:知りえないことへの想像力/住友文彦
[ブックガイド] neoneo編集室が選ぶ16冊
定価1,000円(953円+税)全72ページ [neoneo web]上での通信販売他、全国書店にて
- (著・編):フェスティバル/トーキョー実行委員会事務局
- 発売日:2011/5/10
- ▶Amazon で詳細を見る
- (写真):石内 都
- 発売日:2008/4/25
- おすすめ度:
- ▶Amazon で詳細を見る
- (著):石井 光太
- 発売日:2011/10
- おすすめ度:
- ▶Amazon で詳細を見る