夏目 深雪/PROFILE

フリーのライター・校正・映画祭関連業務など。
第19回、20回東京国際映画祭主催映画批評家プロジェクト佳作受賞。

好きな映画:『条理ある疑いの彼方に』『ローラ殺人事件』『エヴァの匂い』
『マンハッタンの2人の男』『イメージズ』『下女』『エロス+虐殺』
『 SELF AND OTHERS』『ルート181』『HANAMI』
※もっとありますが、今すぐ観ろと言われて嬉しい映画として思いつくものを選びました。
好きな監督: フリッツ・ラング、ジョセフ・ロージー、吉田喜重、佐藤真など
好きな俳優:ジャンヌ・モロー、ケイリー・グラントなど
個人ブログ:幻燈機
連絡先:miyukinatsu+yahoo.co.jp ウィルス対策の為、+を半角@に変えてご利用下さい。

過去記事一覧

特別企画・2011年マイベストムービー【2/2】

INTROに寄稿しているライター5名(佐野亨 鈴木並木 デューイ松田 夏目深雪 若木康輔)が、2011年の映画を振り返る。【page2】 続きを読む

2012/01/17/22:59 | トラックバック (0)

5月21日公開の映画『亡命』:翰光監督トークショーレポート

映画『亡命』は、異国で不自由な生活を余儀なくされている亡命知識人、作家、芸術家、詩人、政治活動家たちの発言を通して、中国の民主化が意味するもの、そして人間の尊厳について問いかけるドキュメンタリーだ。公開に先立ち行われた試写会で開かれた翰光監督トークショーの模様をお届けする。 続きを読む

2011/05/20/13:21 | トラックバック (0)

大阪アジアン映画祭2011/夏目レポート2『広がるアジア・ボーダーレス』

【ボーダーレス化するアジア映画】 『マジック&ロス』(c)2010 Magic and Loss Film Partnersすでに国境を越えた映画作りが珍しくないことは前章で述べたが、特にコンペティション部門では国境を越えているだけではない、既存の映画作りに捉われないという意味でも「ボーダーレス」な映画がいくつか見られた。リム・カーワイ監督の『マジック&ロス』は、日本人のキキ(杉野希妃)と韓国人のコッピ(キム・コッピ)が香港で偶然同じホテルに居合わせ、満室の... 続きを読む

2011/04/13/04:20 | トラックバック (0)

大阪アジアン映画祭2011/夏目レポート1『恋愛回帰』

【広がるアジアの輪/ウェルカム・セレモニー】 北村豊晴&ペギー・チャオ 大阪アジアン映画祭は今年で6回目を迎え、今年は新たにコンペティション部門も開設し、例年にも増して魅力的なラインナップで開幕した。特別招待作品にはジョニー・トー監督のラブコメディ『単身男女』、パン・ホーチョン監督の初劇場公開作品になるスプラッター『ドリーム・ホーム』、カルト的傑作として映画ファンに絶大な人気を持つ韓国映画、『下女』のリメイクである『ハウ... 続きを読む

2011/04/13/04:16 | トラックバック (0)

大森一樹監督インタビュー:映画「世界のどこにでもある、場所」について

『ヒポクラテスたち』など医療をテーマとした作品や『大失恋。』など群像劇の名手として知られる大森一樹監督が、現代日本に広がる心の病に斬り込んだ。新作『世界のどこにでもある、場所』は神経科のデイケアが行われている遊園地と動物園を舞台に、心に傷を抱えた老若男女が繰り広げる笑いあり、涙あり、歌あり、アクションあり、ロマンスありのエンタテインメント群像劇。群像劇の魅力、アフレコのことなどを中心に大森監督にお話をうかがった。話題は元ネタの『まぼろしの市街戦』にとどまらずロバート・アルトマン監督作品、韓国映画にまで及び、監督が何よりもまず映画好きであることが言葉の端々から伝わってきた。 2011年2月26日(土)より、シネマート新宿、ヒューマントラスト渋谷、シネマスコーレ、シネマまえばしにてロードショー、他全国順次公開 続きを読む

2011/02/25/15:48 | トラックバック (0)

特別企画・2010年マイベストムービー【2/3】

特別企画・2010年度マイ・ベストムービー【2/3】( 富田優子 夏目深雪 ) 続きを読む

2011/01/16/13:42 | トラックバック (0)

第11回東京フィルメックス/夏目レポート2『事件―現実と映画とのあいだ/閉会式報告』

フィルメックスでは大人しいだけの映画ではない、過激作や問題作が上映されるのも特徴的である。昨年も韓国映画『息もできない』が、激烈な暴力シーンで暴力の連鎖を描き審査員・観客ともに圧倒し、見事最優秀作品賞と観客賞をダブル受賞した。今年は現実に起きた凄惨な事件にインスパイアされた映画が何本か上映され、それぞれ違うアプローチで映画として成立させていたのが目を引いた。コンペティション部門で上映されたチャン・チョルス... 続きを読む

2010/12/30/22:29 | トラックバック (0)

第11回東京フィルメックス/夏目レポート1『2人の男』

第11回を迎えた東京フィルメックスは、カンヌ国際映画祭で最高賞パルム・ドールを受賞した『ブンミおじさんの森』をオープニング作品に選び、非常にフィルメックスらしいスタートを切った。何度もフィルメックスの会場に登場している監督のアピチャッポン・ウィーラセタクンは審査員も務め、クロージング作品はイ・チャンドン監督の『詩』、審査員の中には中国のニン・イン監督の姿も見え、フィルメックスがその地道な歩みの中で培ってきた映画人脈がまたこの... 続きを読む

2010/12/14/12:09 | トラックバック (0)

第23回東京国際映画祭レポート【2/2】
アジアの風部門/逸脱する子供たち

アジアの風部門 | 今年も東アジア・東南アジアから、西アジア、中東まで含む幅広い地域の作品を集めたアジアの風部門。東アジアからは久々に韓国映画が三作品上映され、特に人気女優ク・へソンの初監督作品『妖術』はかつての韓流ブームの盛り上がり時を彷彿とさせるパワーを感じさせた。インターネット公開の人気漫画を原作とし、音楽大学を舞台にした男女の三角関係の愛と裏切りの物語であるが、強すぎる愛と嫉妬と友情がごちゃ混... 続きを読む

2010/11/14/16:46 | トラックバック (0)

第23回東京国際映画祭レポート【1/2】
ベストセラー小説を越えて/コンペティション部門

今年の東京国際映画祭(以下TIFF)のコンペティション部門は『わたしを離さないで』『サラの鍵』などベストセラー原作が映画化されたものの出品、あと近年にない日本映画の充実(『一枚のハガキ』『海炭市叙景』)が目を引いた。アジアの風部門では、特に特集が昨年度の通好みのものから、「台湾電影ルネッサンス~美麗新生代」「ブルース・リー特集」などより幅広い層にアピールするようなものへ変化したように思われた。ワールドシネマ部門も今... 続きを読む

2010/11/14/16:37 | トラックバック (0)

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