「オーケストラ!」オリジナルグッズプレゼント
&主演メラニー・ロランインタビュー!
4月17日から公開される映画『オーケストラ!』は、劇場清掃員として働く元天才指揮者が、彼同様に落ちぶれた生活を送る昔の仲間達とオーケストラを結成、パリの一流劇場に乗り込む姿を描いた感動作だ。フランス・パリ公開時には『マイケル・ジャクソン THIS IS IT』をおさえてオープニングNo.1を記録、先日日本で開かれたフランス映画祭2010でも観客賞を獲得するなど、観客満足度が高い作品として注目を集めている。この『オーケストラ!』の特製五線譜メモノートを5名様にプレゼントします。
ご希望の方は、「『オーケストラ!・グッズプレゼント希望(メールご利用の場合は件名)』・お名前・ご住所・電話番号 ・年齢」 を明記の上、こちらのこちらのアドレスか、メールフォーム(要・送り先の追記)からご応募下さい。
◆応募締め切り:2009年4月17日(土)応募受付分
◆公式サイト:http://orchestra.gaga.ne.jp/
※住所未記入で応募される方が増えています。住所がないものは無効にすることもありますのでご注意ください。※応募者多数の場合は抽選となります。
註)ご提供いただいた個人情報は、本プレゼント以外の目的では一切使用いたしません。また、個人情報そのものも招待状発送後一週間で破棄します。当選者の発表は、招待状の発送をもってかえさせていただきます。
なお、当選に関するお問合せへの回答はいたしかねます。予めご了承下さい。
STORY
劇場清掃員として働く元・天才指揮者は、昔の仲間とオーケストラを結成。
ボリショイ交響楽団の代表と偽って、パリの一流劇場に乗り込んだ!
果たしてコンサートに行方は?彼の本当の目的とは?
ロシア・ボリショイ交響楽団で劇場清掃員として働く、さえない中年男アンドレイ。
そんな彼だが、かつては栄えあるボリショイオーケストラで主席をつとめた天才指揮者だった。
共産主義時代、“ユダヤ主義者と人民の敵”と称されたユダヤ系の演奏家たち全員の排斥を拒絶し、名声の絶頂期に解雇されたのだ。
そんなある日、清掃中にアンドレイは、1枚のFAXを目にする。
それは、演奏を取りやめたサンフランシスコ交響楽団の代わりに、パリのプレイエルに出演するオーケストラを2週間以内に見つけたいという内容のものだった。FAXを見た瞬間、アンドレイは正気の沙汰とは思えない、とんでもないことを思いつく。それは彼と同じく、いまや落ちぶれてしまった、かつてのオーケストラ仲間を集め、偽の楽団を結成し、ボリショイの代表としてこのコンサートに出場するというものだった!タクシー運転手、蚤の市業者、ポルノ映画の効果音担当・・・モスクワの片隅でかろうじて生計をたてていたかつての仲間たちを説得にまわるアンドレイ、ところが……。<作品レビュー>
オーケストラ!
2010年4月17日(土)より、Bunkamuraル・シネマ他全国順次公開
メラニー・ロラン インタビュー
――この役のオファーを受けたときどう思いましたか?
メラニー・ロラン シナリオを読んで、こんな映画がつくれるんだ!とまず非常に嬉しく思いました。人情味にあふれ、ユーモアもあって、感動的で、ポリティカルな映画なんて、あんまりないですよね。これだけの材料がひとつのシナリオに詰め込まれているなんて、読んだとき、本当に幸せになりました。だからシナリオをよんで、すぐにやりたい!って言いました。
―― どのシーンが一番気に入っていますか?
メラニー・ロラン それはもう、コンサートのシーン!
なかなか感情を出せるシーンがなかったので、このコンサートのシーンでは、バイオリンと一体になって自分のなかの感情を吐き出したような気がします。自分が音楽にもっていかれたような。ほぼトランス状態ですね。実際感極まったとき、震えだしてしまって、一度撮影を中断したほどです。倒れるかとおもいました。私の身体自体が音楽になったような感覚でした。本当に印象に残った強いシーンです。
―― 完成した作品をみてどう思いましたか?
メラニー・ロラン もう、完全に魅了されました。ただ、まだVFXなどが仕上がっていない部分があったので、(コンサートを演奏する)シャトレ座は観客ゼロの状態でしたけど。誰もいない劇場で私たちが演奏しているのを見るのはすごく可笑しかった。その後、プロモーションのために地方巡業をしたんです。そのときに劇場挨拶をして、最後のコンサートのシーンには、観客と混じって、みんながどんな反応をするかいつもこっそり観ていたんです。最後、映画が終わると、観客席から本当に拍手が沸き起こったりして。。。客席に混じりながらもどこか、本当のコンサートツアーみたいな気分でした。
―― 映画では珍しいことだと思いますが、普通の上映スケジュールで観に行ったとき、そこでも、最後にみんな拍手していましたよ。
メラニー・ロラン 本当に?幸せですね。本当にうれしいです。
―― アンヌ=マリー・ジャケという人はどういう人だと思いましたか?
メラニー・ロラン うーん、ちょっと冷たい感じの人だと思いますね。でも、名手と言われている人にはこういう人が多いと思います。自分のすべてを芸術に捧げてしまっているからでしょうか。アンヌ=マリーは両親を知らないで育っているし、恋人もいない。とてもシリアス。真面目ですね。そうね、どこかダンサーみたいなところがある。毎日ちゃんと練習に励んで、ストイックな女性です。
―― 指揮者のアンドレイ・フィリポフと2人きりで食事をするシーンにそういう真面目な側面がよく現れていますね。
メラニー・ロラン そうです。彼女は真面目な上に、ちょっと傲慢なところもあると思います。レストランの会話のなかで、アンドレイやオーケストラに一体何が当時おこったのか、しっかり把握しようともしない。私とはとてもかけ離れた性格のキャラクターのように思います。だからこそ、俳優としてはやりがいがありました。私は、いつでも笑いが必要なタイプだし、ちょっと怠け者だから8時間毎日練習するなんてありえない。だからこんな自分に厳しいタイプの役は挑戦しがいがありました。どちらかというと私って、映画の中のロシア人タイプだから(笑)。
―― アンドレイ役のアレクセイ・グシュコブとはどうでしたか?
メラニー・ロラン 良かったですね。でも、彼との会話のシーンは特に難しかった。彼のフランス語は、フランス版ではフランス語字幕がつくくらい。発音がロシア語なまりで分かりにくかったから、大変だったの。実は彼とのからみは少ないのです。コンサートのシーンが最大で、あとは、重要なシーンとしてはレストランでのシーン。時間的に一緒に仕事をしたのは、結構少ないの。なのでその全貌を完成試写で初めて観ました、みんながロシアで何を撮影して来たのか知らなかったんですもの!でもとても面白かったですね。
―― 日本へは行ったことありますか?
メラニー・ロラン ええ、実は他の映画のプロモーションでいきました。(「イングロリアス・バスターズ」)それが思った以上に楽しかったの。祖父と一緒に行ったのだけれど、私が仕事をしている間、うちのおじいちゃんは色んなところに行ったみたい、お寺とか。もう行ってみたら大好きになった。みんなでお鮨をたべにいったんだけど、それが本当に美味しくて。すごく小さくて、真ん中のところでぐるぐる廻っていて(回転寿司?)、ちょっとチープな感じのお鮨屋さん。全然有名じゃない、小さいところよ。でも今も思い出すと、たまらない!それから、神戸牛の美味しいレストランにもいきました。シェフが少しフランス語を話せる人で、そこもまたすぐにでもいきたい。早くまた日本にいきたいです!
―― 日本の観客の皆さんへひと言
メラニー・ロラン 本当に日本は大好きで、今からでも行って、宣伝をしたいくらいですが、毎日舞台があるので残念ですが行けません。でも、たくさんの皆さんにこの映画を見ていただいて、大好きになっていただけると嬉しいです。
音楽:アルマン・アマール 製作:アラン・アタル 撮影監督:ローラン・ダイアン
美術:クリスチャン・ニクレスク 衣装:ヴィオリカ・ペトロヴィッチ
出演:アレクセイ・グシュコブ,メラニー・ロラン,フランソワ・ベルレアン,
ドミトリー・ナザロフ,ミュウ=ミュウ,ヴァレリー・バリノフ,アンナ・カメンコヴァ
提供:ギャガ×アスミック・エース エンタテインメント 配給:ギャガ
原題:Le Concert/2009年/フランス/124分/シネスコ/カラー/ドルビーデジタル/字幕翻訳:関 美冬
(C)2009 - Les Productions du Trésor
http://orchestra.gaga.ne.jp/
2010年4月17日(土)より、Bunkamuraル・シネマ他全国順次公開
- 監督:クエンティン・タランティーノ
- 出演:ブラッド・ピット, メラニー・ロラン, ダイアン・クルーガー, マイク・マイヤーズ, クリストフ・ヴァルツ
- 発売日: 2010-05-12
- おすすめ度:
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主なキャスト / スタッフ
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