新作情報

氷の花火 山口小夜子

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2015年10月31日(土)より、シアター・イメージフォーラム
にて公開 ほか全国順次

INTRODUCTION

『氷の花火 山口小夜子』『氷の花火 山口小夜子』場面1“東洋の神秘”と称賛され世界の人々に「日本人は美しい!」と言わせた伝説のモデル
しかし、その人生は多くの謎に包まれていた…

70年代初頭、 “日本人であること”を武器に、たった一人で世界に闘いを挑んだ女性がいた。黒髪に切れ長の瞳……その名は、山口小夜子。

山本寛斎、髙田賢三、イブ・サンローラン、ジャンポール・ゴルチェら一流のファッションデザイナーに愛され、セルジュ・ルタンス、横須賀功光などトップクリエイターのミューズとなってイマジネーションを与え、常に時代の先端を走り続けました。ミック・ジャガー、スティーリー・ダン、世界のスターと渡り合った日本女性。しかし、その正体はミステリアス。

この映画は、生前、山口小夜子と交友のあった松本貴子監督が、彼女と親交のあった人々の証言を集め、残された貴重な映像に触れながら、「山口小夜子」を探す旅に出ます。山口小夜子没後8年、今初めて彼女のまだ見ぬ扉をそっと開けます……。

COMMENTARY
  • たくさんの人に愛された、山口小夜子さんの神秘のすべて。
    あなたが去った今でも、私の心の中であなたが持っていた美しい永遠の命の足跡と、人の世の美しいきらめきを私は忘れがたい。――草間彌生(前衛芸術家)
  • 70年代初め、ファッション誌「装苑」で一目見て以来、ファンとなった。髪型ばかりではなく全身に、最初から非凡な何かが発散されていたのだ。
    今回『氷の花火 山口小夜子』を観て、その身体表現の豊かさ、力強さに圧倒された。ファッションモデルという職業の可能性の、ギリギリのところまで追い求めて行った――その軌跡に胸が熱くなった。たたずまいも語り口も物静かだったのに、まさに「氷の花火」。ひんやりと、しかも熱い人だったのだ。――中野翠(コラムニスト)
  • 自由とは、自分のほしいものをちゃんと知っていて、それにただしく手をのばすことができることだ。と、映画の小夜子さんに教わった。自由とはつまり、幸福だということも。――角田光代(作家/小説家)
CREDIT

監督:松本貴子 キーアートPHOTO:横須賀功光
制作・配給:コンパス 宣伝:ビーズインターナショナル 協力:パルコ
特別協力:資生堂/オフィスマイティー 助成:公益財団法人東京都歴史文化財団
2015年/日本/97分/DCP/カラー ©2015「氷の花火 山口小夜子」製作委員会
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2015年10月31日(土)より、シアター・イメージフォーラム
にて公開 ほか全国順次

2015/10/14/21:34 | トラックバック (0)
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