出されることのなかったラブレターを一冊の本にまとめた「届かなかったラヴレター」は、号泣必至との評判を呼んでシリーズ化された感動の実話集だ。
そんな愛する人への思いが詰まったこの本を原案にした映画「引き出しの中のラブレター」が、10月10日から公開されるのに合わせ、ベストセラー作家の新堂冬樹がこの映画のためにノベライズ小説を書き下ろした。
この「引き出しの中のラブレター」のノベライズ小説を5名様にプレゼントします。
ご希望の方は、「『引き出しの中のラブレター・ノベライズ小説希望』(メールご利用の場合は件名)・お名前・ご住所・電話番号 ・年齢」 を明記の上、こちらのこちらのアドレスか、メールフォーム(要・送り先の追記)からご応募下さい。
◆応募締め切り:10月3日(土)応募受付分
◆公式サイト:http://www.hiki-koi.com/
※住所未記入で応募される方が増えています。住所がないものは無効にすることもありますのでご注意ください。※応募者多数の場合は抽選となります。
註)ご提供いただいた個人情報は、本プレゼント以外の目的では一切使用いたしません。また、個人情報そのものも招待状発送後一週間で破棄します。当選者の発表は、招待状の発送をもってかえさせていただきます。
なお、当選に関するお問合せへの回答はいたしかねます。予めご了承下さい。
引き出しの中のラブレター
あなたの言葉を、待っている人がいます。
10月10日(土)より、丸の内ピカデリー他全国ロードショー
心の奥にしまったまま伝えられずにいる想い、ありませんか?
あなたの言葉を待っている人がいます。
ラジオパーソナリティーの真生は、生前の父に自分の気持ちを伝えられなかったことを悔やんでいた。
ある日、番組宛に函館に住む高校生から手書きの手紙が届く。
「じいちゃんと父さんの関係がぎくしゃくして困っています。アドバイスをください」
思わず自分と父の関係を重ね合わせた真生は、全国のリスナーの「引き出しの中の想い」を届ける番組を企画する。
家族との距離が埋められない人、恋人との関係に悩む人、近くにいる人に気持ちを伝えられないでいる人……。
伝えたいのに、伝えられずにいる想い。
ラジオから流れる真生の声に乗って、彼らの想いは大切な人のもとへと届くのか。
そして、真生本人が胸の奥にしまったままの想いは…。
メール、インターネットなど、便利とはいえどこか無機質なコミュニケーションが当たり前となっている現代。きちんと気持ちを伝えたり、受け取ったりできなかったことが原因で起こる悲劇が後を絶ちません。手書きのひとこと、あるいは気持ちを声に出して言うといった、ほんの“ひと手間”を加えて想いを伝えることの大切さを届けたい…。作り手たちのそんな願いから、この映画は生まれました。登場するのは、きっと観る人誰もが自分自身や知人を重ね合わせずにはいられない等身大の老若男女。一字一字心をこめてしたためる手紙や、パーソナリティーとリスナーが一対一で向き合うラジオをモチーフに、人と人との確かなつながりから生まれる希望を描きます。
「想いを伝えることの大切さ」というテーマに賛同して集まった豪華キャスト、スタッフ、そして映画の枠を超えた表現者たち
主人公のラジオパーソナリティーに扮するのは、抜群の演技力と存在感で日本映画・ドラマ界の第一線を走り続け、最近では『20世紀少年』や「天地人」での好演が注目を集めている常盤貴子。本作では、長年憧れていたラジオの仕事に就いたものの、言葉を届けることの難しさに直面する女性を、しっとりと表情豊かに演じます。家族思いの男子高校生役には、デビュー作『バッテリー』で新人賞を総なめにして以来、出演作が目白押しの10代随一の実力派、林遣都。その他、仲代達矢、八千草薫、中島知子、岩尾望、豊原功補、本上まなみといった多彩な俳優陣が脇を固め、笑いあり涙ありの心あたたまる人間模様を魅せます。
監督は、「ブラックジャックによろしく」「3年B組金八先生」「花より男子」をはじめとするテレビドラマの演出・プロデューサーを務め、映画『花より男子ファイナル』を大ヒットに導いた三城真一。様々な人のエネルギーが渦巻く東京と、風情あふれる函館のロケーションをダイナミックに交錯させながら、登場人物一人ひとりの感情を丁寧にすくい上げ、スケール感あふれる群像劇を作り出しました。脚本は、テレビドラマや舞台で活躍する新鋭脚本家の藤井清美と鈴木友海の二人が、シリーズ累計32万部を突破したエッセイ集「届かなかったラヴレター」を参考にオリジナルストーリーを執筆。音楽は、NHK大河ドラマ「篤姫」の吉俣良。繊細でやさしい音色が作品にさらなる感動を与えています。
さらには、ソウルフルな歌声と楽曲で絶大な人気を誇るSkoop On Somebodyが、映画のテーマに賛同して主題歌「椛~momiji~」を書き下ろし。実は本作の製作陣は彼らの98年の名曲「Everlasting Love」にインスパイアされて企画を立ち上げた経緯があり、これまでにない映画と音楽の強力コラボレーションが実現しました。そしてこの相乗効果は他ジャンルの才能をも巻き込み、『忘れ雪』などで知られるベストセラー作家の新堂冬樹による、原作でもノベライズでもない、独自の展開を持った同名小説が誕生。「ほんの少しの勇気を出して、想いを伝えよう」というシンプルなメッセージが今、スクリーンの外へと波及しています。
恋人に宛てた手紙だけがラブレターではありません。たとえば離れて暮らす家族へ、いつもそばにいてくれる友人へ、昔の恩師へ。言葉やタイミングが見つからずに言い出せなかった「ありがとう」や「ごめんなさい」。あなたの心の引き出しの中にある想いを、大切な人に伝えてみませんか?
10月10日(土)より、丸の内ピカデリー他全国ロードショー
久保田真生(常盤貴子)はラジオのパーソナリティー。長年の夢をあきらめずに掴んだ仕事だったが、故郷の父(六平直政)に反対され、それが原因で親子関係が疎遠になってしまった。そして、そのまま父は他界。四十九日が過ぎた頃、生前の父が真生に宛てた手紙が届くが、真生は封を切ることができず、引き出しの中にしまってしまう。
ある日、真生の番組宛に、函館のリスナーから一通の葉書が届く。「うちのじいちゃんは全然笑いません。そんなだから、じいちゃんと父さんの関係はぎくしゃくしていて、僕は間に挟まって困っています」。思わず父と自分の関係を重ねてしまい、言葉につまる真生。アドバイスの一言が見つからず、祖父を笑わせる方法をリスナーから募集するが……。
葉書の差出人、直樹(林遣都)は、函館に住む高校生。漁師の祖父・恭三(仲代達矢)は、40数年前に妻が家を出て行って以来、心を閉ざしたままだ。札幌への栄転が決まりそうな直樹の父・健一(豊原功補)が同居を申し入れても頑なに断るばかり。直樹は同級生の留美(水沢奈子)たちと一緒に恭三を笑わせようとあの手この手をつくすが、恭三が笑顔を見せることはなく、それどころか恭三と健一の仲はますます悪化してしまう。
真生の番組に投稿するもう一人の男性、ラジオネーム「恋する戦士」こと晃平(竹財輝之助)。大病院の跡取り息子である彼の悩みは、父(西郷輝彦)に反対されようとも結婚するつもりだった恋人と連絡が取れなくなったこと。そんな晃平は、ランジェリーショップを経営する年上の恋人・由梨(中島知子)が妊娠しており、晃平の将来を考えて身を引いたことをまだ知らない。由梨は、母の晶子(八千草薫)に心配されながらもたった一人で産む決心をしたのだった。
リスナーの一人、仕事中にいつも真生の番組を聴いている太郎(岩尾望)は、単身赴任中のタクシー運転手。今日も慣れない東京の道を迷いに迷い、乗客に罵倒される。夜遅く、長崎に残してきた妻と息子に電話をかけるものの、なかなか心の距離を埋められない。
それぞれが気持ちのすれ違いに思い悩む中、直樹からの手紙で恭三と健一の関係が悪化したことを知った真生は、函館に向かう。互いに想いを伝えられずにいる父子の姿を見ながら、自分自身もまた、身近な人たちに気持ちを伝えていなかったことに気づいていく真生。恋人の大介(萩原聖人)、親友の可奈子(本上まなみ)、そして父に対しても……。真生は父からの手紙を開く。
心の奥にしまったままの想いを伝えることで、新しい一歩を踏み出せたら--。真生は、全国のリスナーの伝えられずにいた想いをラジオで届ける番組を企画する。題して「引き出しの中のラブレター」。手紙にしたためられたリスナー一人ひとりの秘められた想いは、真生の声に乗って、大切な人のもとへと届くのか!?
出演:常盤貴子/林 遣都/中島知子/岩尾望/竹財輝之助/豊原功補/八千草薫/仲代達矢
監督:三城真一/脚本:藤井清美 鈴木友海/音楽:吉俣 良
主題歌:Skoop On Somebody 「椛~momiji~」(SMEレコーズ)
(c)2009「引き出しの中のラブレター」製作委員会
http://www.hiki-koi.com/
10月10日(土)より、丸の内ピカデリー他全国ロードショー
- (著) 新堂冬樹
- 映画ノベライズ
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