プレゼント

アン・リー監督最新作、ウッドストック音楽祭の開幕前夜の秘話を描いた『ウッドストックがやってくる!』一般試写会にご招待!

『ウッドストックがやってくる!』1ァン待望のアン・リー監督の最新作『ウッドストックがやってくる!』が1月15日(土)から公開される。
本作は、ロック史やヒッピー・ムーブメントを語る際には外すことのできない、伝説的な大規模野外コンサート『ウッドストック・フェスティバル』の開幕前夜の波乱に満ちた秘話を語り明かす青春映画だ。今でこそ歴史的なイベントとしてその名を知られる『ウッドストック・フェスティバル』だが、開催予定地の住民に反対されるなどイベント自体が頓挫しかけていたという。その危機的状況をくつがえしたのは一人の青年の尽力によるものだった。この実在の青年・エリオットの実体験を元にしたのが本作なのである。『ウッドストック・フェスティバル』の知られざる内幕と共に描かれる、負け犬青年の成長と再出発が感動を呼ぶ本作『ウッドストックがやってくる!』の一般試写に5組10名様をご招待します。

ご希望の方は、『ウッドストックがやってくる!』試写』(メールでご応募の場合は件名)と、「お名前・ご住所・電話番号 ・年齢」を明記の上、こちらのこちらのアドレスか、メールフォーム(要・送り先の追記)からご応募下さい。

◆日時:1月11日(火) 18:00開場 18:30開演
◆場所:九段会館 (東京都千代田区九段南1-6-5)
◆応募締め切り:2011年1月3日(月)応募受付分
◆公式サイト:
http://ddp-movie.jp/woodstock/
※住所未記入で応募される方が増えています。住所がないものは無効にすることもありますのでご注意ください。※応募者多数の場合は抽選となります。
註)ご提供いただいた個人情報は、本プレゼント以外の目的では一切使用いたしません。また、個人情報そのものも招待状発送後一週間で破棄します。当選者の発表は、招待状の発送をもってかえさせていただきます。
なお、当選に関するお問合せへの回答はいたしかねます。予めご了承下さい。

ウッドストックがやってくる!

http://ddp-movie.jp/woodstock/

2011年1月15日(土)より、
ヒューマントラストシネマ渋谷にてロードショー!

INTRODUCTION

名匠アン・リーが“奇跡の3日間”への道のりを、
眩い輝きをこめて紡ぐ青春トゥルー・ストーリー

『ウッドストックがやってくる!』2全米が、そして世界中の人々が、アポロ11号の月面着陸に夢中になった1969年の夏、永遠に語り継がれるであろうもうひとつの歴史的な出来事がアメリカで実現した。同年8月15日~17日の3日間に渡って開催されたウッドストック・フェスティバル。ジャニス・ジョプリン、グレイトフル・デッド、ザ・フー、ジミ・ヘンドリックスなど30組以上の豪華ミュージシャンが出演したこの大規模な野外コンサートは、約50万人という想像を絶する観客動員数もさることながら、カウンター・カルチャーの時代を象徴するビッグ・イベントとしてロック史の枠を超えた伝説となった。泥沼化するベトナム戦争や人種差別など、さまざまな矛盾が噴出した当時のアメリカを生きる若者たちが、音楽を通して新たな価値観とライフスタイルを共有し、ありったけのエネルギーを燃焼させたのだ。その模様はマイケル・ウォドレーが監督を務め、若き日のマーティン・スコセッシが編集を担当した傑作ドキュメンタリー『ウッドストック/愛と平和と音楽の三日間』(70)に余すところなく収められている。
『ブロークバック・マウンテン』でアカデミー監督賞に輝いた名匠アン・リーが、ウッドストック40周年にあたる2009年に完成させた最新作『ウッドストックがやってくる!』は、この音楽フェスティバルをまったく新しい視点で捉え、開幕前夜の波乱に満ちた秘話を語り明かす青春映画である。主人公は、本作の原作となったノンフィクション「ウッドストックがやってくる」の著者エリオット・タイバー。めくるめく奇跡としか言いようがないほど劇的なそのトゥルー・ストーリーは、1969年7月15日、34歳の負け犬青年エリオットがある新聞記事に目を留めたところから始まる。
別の町で開催される予定だったウッドストック・フェスティバルが、住民の反対で宙に浮いたと知ったエリオットは、地元のニューヨーク州ホワイトレイクに誘致しようと働きかける。視察にやってきた主催者のマイケル・ラングは、近郊の町ベセルの牧場をコンサート会場に造り変え、エリオットの両親が営むモーテルに運営本部を設置することを即断。フェスティバル初日までの一ヵ月間、スタッフのサポート、地元住民やマスコミへの対応に大忙しのエリオットは、やがて未知の感情に激しく揺り動かされていく。それはずっと虚しい人生を送ってきたエリオットが、自分の新たな可能性を発見していく“自由”という名の革命だった……。

40年の時を超えて現代人の心に響く、
若者の“自由”と“変革”のメッセージ

驚くべきことに『ウッドストックがやってくる!』には、会場ステージでの演奏シーンの記録映像や再現映像が一切盛り込まれていない。あくまでアン・リー監督が描こうとするのは、何の準備もなく世紀のイベントに重要な裏方として参加し、嵐のような日々にのみ込まれていく主人公エリオットとその家族の物語。ウッドストック・フェスティバルの真実を運営サイドから覗き込む発想の面白さもさることながら、エリオットがスタッフや来場客との幾多の出会いを経験し、自らも新たな旅立ちを決意していくドラマが深い感動を呼び起こす。そこにこめられた“自由”や“内なる変革”といった普遍的なテーマこそ、リー監督が現代の観客に伝えようとしたメッセージと言えよう。
また、ニューヨーク州ウッドストックで実施されたと思われがちなこのフェスティバルが、なぜベセルという別の町の牧場で催されたのかという経緯など、伝説のさまざまなトリビアが織り交ぜらてれいる点も興味深い。若き主催者マイケル・ラング、彼に牧場を提供したマックス・ヤスガーといった実在の人物を俳優たちが演じ、緻密な時代考証でヒッピーの奔放な文化や生態を再現するなど見どころは尽きない。マルチ画面の手法を導入し、いつになくユーモラスかつおおらかなリー監督の語り口も冴え渡り、まさしく眩いほどラブ&ピースの精神に彩られた爽快な一作となった。
怒濤の自分探しを繰り広げるエリオット役に抜擢され、ナイーブな魅力を発揮したのは、これが本格的な映画デビュー作となったスタンダップ・コメディアンのディミトリ・マーティン。エリオットの両親ジェイクとソニアを、共にイギリスの映画&演劇界で活躍するベテランのヘンリー・グッドマンとイメルダ・スタウントンが演じている。『アメリカン・パイ』シリーズや『みんなのうた』の曲者ユージン・レヴィ、さらに『イントゥ・ザ・ワイルド』のエミール・ハーシュ、『ゼア・ウィル・ビー・ブラッド』のポール・ダノという若手実力派が意外な役どころで登場するのも見逃せない。
アン・リー監督の過去10本の長編に携わってきたジェームズ・シェイマスが、今回もプロデューサー&脚本家を兼任。そのほか『モーターサイクル・ダイヤリーズ』『イントゥ・ザ・ワイルド』の雄大な映像美で名高い撮影監督エリック・ゴーティエ、一連のティム・バートン監督作品でおなじみの名作曲家ダニー・エルフマンらの一流スタッフが、リー監督の新たな挑戦をがっちりと盛り立てている。

2010年1月15日(土)より、
ヒューマントラストシネマ渋谷にてロードショー!

Production Note

ウッドストックの熱狂と精神を今に伝え、
変わりゆく人々を描く一大プロジェクトの始まり

『ウッドストックがやってくる!』3『ウッドストックがやってくる!』の原作となるノンフィクションがアン・リー監督の手に渡ったのは、ほんの偶然の出来事からだった。2007年10月、リーは『ラスト、コーション』の公開を控え、サンフランシスコのトークショー番組に出演。エリオット・タイバーも自著「ウッドストックがやってくる」の宣伝で同じ番組に出演していた。待ち時間にタイバーはリーと会話を交わし、自著を手渡したのだ。リーが当時を思い出す。「その数日後、映画学校時代からの友人パット・クーポが電話をしてきたんだ。僕がエリオットから本をもらった話をどこかで聞いたらしくて、絶対に読めと」。一方、リー監督による映画化を受け、タイバーが熱く語る。「アン・リーから“イエス”の返事をもらうなんて、本当に究極の強烈な体験だった。アクションというのは起こすものであれ、起こされるものであれ、重要なのは動いてみるということ。そして絶好のタイミングは、いつも“今”なんだということに気づかされたね
リー監督はこの企画を、自らの過去の作品からの自然な流れとして捉えることができた。1973年を舞台にした『アイス・ストーム』(97)が彼が言うところの“1969年の二日酔い”だとすれば、『ウッドストックがやってくる!』はその美しき前夜であり、純粋だった頃の最後の瞬間なのだ。「悲劇的な作品を連続して撮ってきたから、コメディを探していたんだ。皮肉じゃないコメディで、自由と素直さと寛容さを兼ね備えた物語、そして絶対に忘れることができず、なくしてはいけない“純粋な精神”を備えた物語を探していたんだよ
最初の頃のエリオットは誰とも本当の関係を築いていない。家族に対する義務と、その依存関係を絶つという行為の狭間で身動きが取れなくなっている。そんな罪悪感が、彼をある種の行動パターンに縛りつける大きな要因になっているんだ」。そう自らの役柄を解説するのは、本作で主演デビューを飾ったディミトリ・マーティンだ。彼が抜擢されたきっかけは、製作・脚本を担当したジェームズ・シェイマスが十代の娘からYou Tubeで見られるマーティンのコメディ・ネタを勧められたことだった。
リー監督と長年活動を共にしてきたシェイマスは、この企画が新たな世代をウッドストックへと誘う機会になると考えた。「僕らがやろうとしたのは、たまたま偶発的に起こった出来事がとてつもないイベントを実現させるきっかけになるという、思いがけない喜びの片隅から小さな物語を紡いでいくことだった」。シェイマスが続ける。「この文化的イベントのさなか、エリオットはありのままの自分自身を受け入れていく。彼がゲイであるということ、そしてひとりの男として獲得していくアイデンティティは、この物語の一部なんだ。ウッドストックは彼と両親を解放して変えていくけれど、一番ポジティブな影響を受けたのはエリオット自身の人生なんだよ」。映画が描こうとしたのは“誰がジャニス・ジョプリンを演じるか”ではなく、文化的な大変革の中で変革を遂げていく人間の姿だったのだ。

1960年代への情熱に駆られたアン・リー監督とスタッフの綿密なコラボレーション

アン・リー監督はいつもそうであるように、自らの考えをまとめるためのリサーチに時間をかけた。歴史考証担当のスタッフとしてデヴィッド・シルヴァーが雇われ、のちに“ヒッピー・ハンドブック”と呼ばれる資料をまとめる役割を担った。また、リーとスタッフは“作戦司令室”というべき場所を作り、30フィートの壁には大きなフローチャートが貼られ、撮影スケジュール、またそれぞれのキャラクターの感情や肉体的変化、シーンごとにモーテルのプールの水の色はどう変えるかといった項目のポストイットが、通常の流れに沿って細かく貼られた。これに加えてタイバーの本やドキュメンタリー、映像や写真記録など、リサーチの過程で集めた情報のスクラップも貼られていった。
スタッフが一様に驚いたのは、リー監督の指示の細かさだった。ベテランの衣装デザイナー、ジョセフ・G・オーリシが語る。「こんなに宿題の多い監督と組んだのは初めてだし、自分が求めるヴィジョンがこれほど明確な人と仕事をしたのも初めて。私が見せた写真を、彼は全部記憶しているんだから!」。プロダクション・デザイナーのデヴィッド・グロップマンは「リー監督のすばらしいところは、この物語が起こった時代、文化、世界について完璧に理解しているところだよ」と賛辞を惜しまない。
この映画の製作に携わるうちに、60年代に対する情熱を感じ始めたんだ」。そう語るリーは、俳優に対しても細やかに接した。ベトナム帰還兵ビリー役のエミール・ハーシュが証言する。「あの細部にこだわる姿勢が、アン・リーの映画を豊かなものにしているんだ。アンからは30枚くらいのDVDが送られてきたよ。『地獄の黙示録』『ディア・ハンター』『プラトーン』『フル・メタル・ジャケット』、記録映画の『ウィンター・ソルジャー ベトナム帰還兵の告白』……。第二次世界大戦の映画や『ミクロの決死圏』まであった。凄いでしょ!
映画にリアリティを与えるため、“作戦指令室”では過去40年に渡って共有されてきた見識に反するものも生み出された。シェイマスが打ち明ける。「ウッドストックに向かった人たち全員が、長髪に揉みあげでマリファナを吸っているヒッピーだったわけではないんだ。一般的にはそういう写真が一番多く出回っているけどね」。そう考えたスタッフはさらなる数値化を試み、各地のイベントを渡り歩くヒッピーたちが一番最初に会場にたどり着き、ロングヘアを含む大学生がそれに続いて、そして残りの85%は高校生など髪も短く目立たない服装のごく“普通”の人々だったという結果を割り出した。
製作チームが直面した大規模な輸送に関するチャレンジは、州警察の警官がエリオットをバイク後部に乗せ、コンサート会場へ向かうシーンだった。バイクは膨大な数の車や参加者の間を縫うように進んでいくが、その道は見渡す限りクネクネと蛇行している。何百人ものエキストラや100台以上の車が集められたこのシーンは、たった1日の撮影で成功裏に終了した。
ニューヨーク州コロンビアとレンセリア郡で大半の部分が行われた撮影は、町の人々の温かな歓迎のもと、ゴミ処理やリサイクルなどの環境問題にも配慮して進められた。最後にリー監督がプロジェクトを振り返る。「すばらしいキャストとスタッフのおかげで、ウッドストックのエネルギーとスピリットを感じることができた。本当に楽しかったよ!

C R E D I T
<キャスト>
ディミトリ・マーティン,ダン・フォグラー,ヘンリー・グッドマン,ジョナサン・グロフ,ユージン・レヴィ,
ジェフリー・ディーン・モーガン,イメルダ・スタウントン,ポール・ダノ,ケリ・ガーナー,メイミー・ガマー,
エミール・ハーシュ,リーヴ・シュレイバー
<スタッフ>
監督:アン・リー 脚本:ジェームズ・シェイマス プロデューサー:ジェームズ・シェイマス、アン・リー、セリア・コスタス
マイケル・ハウスマン(製作) 原作:エリオット・タイバー 共同著者:トム・モンテ 撮影監督:エリック・ゴーティエ AFC
プロダクション・デザイナー:デヴィッド・グロップマン 編集:ティム・スクワイアズ A.C.E. 音楽:ダニー・エルフマン
衣装:ジョセフ・G・アウリシ キャスト:アヴィ・カフマン C.S.A.
原題:Taking Woodstock/2009年/アメリカ/121分/カラー/ドルビーデジタル/ビスタ/
字幕翻訳:佐藤真紀 原作:エリオット・タイバー/トム・モンテ(河出書房新社)
(c) 2009 Focus Features LLC. All Rights Reserved.
公式サイト:http://ddp-movie.jp/woodstock/

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2010/12/18/19:39 | トラックバック (0)
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