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さしさわりのある映画特集

さしさわりのある映画特集

【さしさわり(差し障り)】…さしさわること。支障。邪魔。また、具合の悪い事情。-広辞苑(岩波書店・2008年・第6版)
【さしさわり(差し障り)】…1.物事の進行に具合の悪い事情。さしつかえ。 2.他人に迷惑をかけること。
【さしさわる(差し障る)】…さしさわりが生じる。さしつかえる。-大辞林(三省堂第・2006年・3版)
【さしさわり(差障)】…それを行うと都合の悪い事が生じるような事情。支障。さしつかえ。
【さしさわる(差障)】…(「さし」は接頭語)さわりとなる。さしさわりが生じる。さしつかえる。さわる。-日本語大辞林(小学館・2006年・初版)

2011年1月22日(土)~2月4日(金)、渋谷アップリンクにて開催!

上映タイトル一覧
29日(土)16:30 ※1回のみの上映
料金:当日一律¥1,800(本作品のみ)

『ショージとタカオ』特別招待作品『ショージとタカオ』 ( 2010年/日本/158分 )

1967年に茨城県布川で起きた強盗殺人事件の犯人とされたショージとタカオは、獄中29年。「フツーのおじさんになりたい」と冤罪を訴えている二人を14年間追った!!

監督:井手洋子
1月25日(火)16:30  1月27日(木)11:30  2月4日(金)11:30

『暴力の街』『暴力の街』 ( 1950年/モノクロ/112分 )
キネ旬ベストテン8位

朝日新聞浦和支局のキャンペーン記事「ペン偽らず」を元に、実在の事件を山本薩夫監督がセミ・ドキュメンタリー化。

監督:山本薩夫
1月25日(火)11:30  1月27日(木)14:00  2月2日(水)11:30

『真空地帯』 ( 1952年/モノクロ/129分 ) キネ旬ベストテン6位

野間宏が自らの軍隊体験をもとに、日本軍の非人間性を暴いた問題作『真空地帯』を山本薩夫監督が完全映画化。

監督:山本薩夫 出演:木村功,下元勉,三島雅夫ほか
1月26日(水)11:30  1月28日(金)16:30  2月3日(木)11:30

『武器なき闘い』 ( 1960年/モノクロ/140分 ) キネ旬ベストテン8位

昭和4年(1929年)、治安維持法改悪にただ一人反対し、ついに右翼の凶刃に倒れた代議士山本宣冶(通称ヤマセン)の人間味溢れる生涯を描いた。

監督:山本薩夫 出演:下元勉,渡辺美佐子,東野英治郎,小沢昭一
1月22日(土)14:00  1月28日(金)11:30  2月1日(火)11:30

『松川事件』 ( 1961年/モノクロ/162分 )

昭和24年(1949年)に東北本線・松川駅付近で起きた列車脱線事故と、その後の法廷劇を映画化。松川事件は戦後裁判史上有名な事件である。

監督:山本薩夫 脚本:新藤兼人ほか 出演:宇津井健,下元勉,宇野重吉ほか
1月23日(日)11:30  1月29日(土)11:30

『座頭市物語』 ( 1962年/モノクロ/96分 )

勝新太郎の座頭市シリーズの記念すべき第一作!本作以後、シリーズとなり最終的には26本を数え、キューバなど海外でもファンが多い。

監督:三隅研次 出演:勝新太郎、天知茂 音楽:伊福部昭 原作:子母沢寛
1月30日(日)11:30  1月31日(月)16:30

『パルチザン前史』 ( 1969年/モノクロ/120分 )

水俣作品で世界的に知られる土本典昭監督が、当時京大助手だった滝田修にフォーカスして大学闘争を描いた伝説的映画。

製作:小川プロ 監督:土本典昭,堤稚雄 撮影:大津幸四郎,一之瀬正史
録音:久保田幸雄 編集:土本典昭,松本武顕
1月22日(土) 19:10  1月30日(日)19:10  2月3日(木)19:10

『小人の饗宴』 ( 1970年/ドイツ/モノクロ/96分 )

ドイツのある隔離された施設における狂騒・・・。この作品は世界中で賛否両論の嵐を巻き起こした問題作。

監督:ヴェルナー・ヘルツォーク 音楽:フロリアン・フリッケ
1月30日(日)16:30  1月31日(月)19:10

『三里塚・第三次強制測量阻止(通称「三日戦争」)』
( 1970年/モノクロ/50分 )

小川プロによる三里塚シリーズの第三作目。空港公団による強制測量を阻止しようと、成田の農民は糞尿弾を手に闘った!

★1月31日(月)トーク:飯塚俊男(当時小川プロ東北事務所に所属)
製作:小川プロ 監督:小川紳介 撮影:田村正毅 整音:浅沼幸一 ネガ編集:高橋辰雄
1月24日(月)19:10  1月29日(土)21:15  2月2日(水)14:00

『沖縄エロス外伝 モトシンカカランヌー』 ( 1971年/モノクロ/94分[ラスト欠落] )

『沖縄エロス外伝 モトシンカカランヌー』モトシンカカランヌーとは沖縄の言葉で、元金のいらない商売をする者(売春婦、ヤクザなど)のこと。本土返還前の沖縄に密航、コザの赤線地帯に潜入して売春婦たちや日本人観光客を取材する。混沌とした沖縄・・・。

製作:N.D.U(日本ドキュメンタリストユニオン)
1月26日(水)21:15  2月3日(木)21:15

『さようならCP』『さようならCP』 ( 1972年/モノクロ/82分 )

CP(脳性麻痺)者の団体「青い芝」の人々の生活と思想をカメラに収めた、原一男監督の第一作。

監督:原一男 製作:小林佐智子 録音:栗林豊彦
1月24日(月)21:15  1月26日(水)19:10

『極私的エロス・恋歌1974年』『極私的エロス・恋歌1974年』
( 1974年/モノクロ/110分 )

武田美由紀は男(原一男監督)と家を捨て復帰前の沖縄に行き、自力で出産する。原監督の極私的な体験と女たちの“ある日常”をカメラが語る。

監督・撮影=原一男 製作:小林佐智子 録音=久保田幸雄 音楽=加藤登紀子
1月24日(月)11:30  1月31日(月)14:00

『レイプカルチャー』 ( 1983年/米国/カラー/日本語吹き替え/29分 )

ベルリン国際映画祭カリガリ賞 性犯罪は女性の一生を台無しにする。刑務所での加害男性更正プログラムや、レクチャーからあぶり出される真実とは。

製作・監督:マーガレット・ラザルス,レナー・ヴンダーリッチ
1月22日(土)11:30 1月30日(日)21:15 2月1日(火)16:30 2月4日(金)19:10

『ゆきゆきて、神軍』『ゆきゆきて、神軍』 ( 1987年/カラー/122分 )

日本映画監督協会新人賞 ・ベルリン国際映画祭カリガリ賞 ・毎日映画コンクール第一位 ・日本
映画ペンクラブ第一位 ・キネ旬第2位(読者選出第1位) ・ブルーリボン賞監督賞 ・映画芸術ベ
ストテン第1位
元日本兵奥崎謙三が、ニューギニアの日本軍で何が起きていたかを検証。衝撃の事実が明らかに。1982年から5年間かけて撮影した伝説的映画。

監督:原一男 企画:今村昌平 製作:小林佐智子 編集:鍋島惇
1月24日(月)11:30  1月31日(月)14:00

『私を守るーDV被害と女性たちの証言』
( 1993年/米国/カラー/日本語吹き替え/30分 ) 1993年アカデミー賞最優秀短編映画賞受賞

暴力を振るう夫を殺した罪で服役中の4人の女性。証言から明らかになる衝撃の事実・・・
。

製作・監督:マーガレット・ラザルス,レナー・ヴンダーリッチ
1月24日(月)14:00  1月31日(月)11:30

『ナヌムの家』 ( 1995年/韓国/カラー/98分 )

1995年山形国際ドキュメンタリー映画祭小川紳介賞(新人監督賞)受賞
元従軍慰安婦の女性たちは、ソウルの<ナヌムの家>で共に暮らし、呟くように体験を語る。本作により<ナヌムの家>は広辞苑にも掲載されるようになった。

監督:ビョン・ヨンジュ
1月23日(日)14:00  2月4日(金)14:00

『天安門』 ( 1995年/米国/カラー/189分 )

89年6月、世界を震撼させた天安門事件。中国育ちの米国人監督が、89年4月からの6週間に何が起きたかを辿る。

監督・製作:リチャード・ゴードン,カーマ・ヒントン
1月24日(月)16:30  1月26日(水)14:00

『ピョンヤン・ダイアリー』 ( 1997年/豪日共同製作/カラー/68分 )

スェーデン人監督がピョンヤン市民に直接インタビューを試みた。秘密のベールで隠された北朝鮮
の知られざる一面をカメラに収めた意欲作!

製作・監督・ナレーション:スールン・ホアス
1月22日(土)21:15  1月25日(火)19:10  2月2日(水)19:10

『ロバート・イーズ』『ロバート・イーズ』 ( 2000年/米国/カラー/90分 )

サンフランシスコ映画祭グランプリ ・最優秀記録映画賞 ・最優秀伝記映画賞 ・ベルリン国際映画祭2001特別観客賞 ・サンダンス映画祭2001審査員大賞ほか多数受賞
女性として生まれ結婚して二人の息子を育てた後、男性として生きる道を選んだロバート・イーズが、子宮ガンで亡くなる一年間を追った・・・。

製作・監督・構成:ケイト・デイビス
1月23日(日)19:10  1月31日(月)21:15

『Devotion小川紳介と生きた人々』 ( 2001年/日米共同製作/カラー/82分 )

小川紳介―18本の映画と1億円の借金を残して逝った男。生活と映画製作を共にした人々の証言から浮かび上がる実像とは・・・
。

★1月30日(日)関係者トークあり
監督:バーバラ・ハマー 出演:大島渚,原一男,黒木和雄,羽田澄子,土本典昭ほか
1月25日(火)21:15  2月1日(火)19:10  2月2日(水)21:15

『アヒルの子』 ( 2005年/カラー/92分 )

<私>を取り戻すために、自分の家族を壊す決意をした女性(監督自身)が、撮った極私的でユニバーサルな世界!

監督:小野さやか 製作総指揮:原一男
1月23日(日)21:15  2月1日(火)21:15  2月4日(金)21:15

『コミュニストはSEXがお上手?』 ( 2006年/ドイツ/カラー/52分 )

冷戦時代の東西ドイツは性意識が天と地ほどに異なっていた!当時のニュース映像や、日本でも話題となった「女体の神秘」など資料映像をふんだんに使い、知られざる事実が明らかに!

監督:アンドレ・マイヤー
1月25日(火)14:00  1月30日(日)11:30  2月2日(水)16:30

『ボヴァリー夫人』 ( 1989=2009/ソ連=ロシア/カラー/128分 )

第8回モントリオール世界映画祭グランプリ ・国際批評家協会賞 ・93年ダンケルク国際映画祭グランプリ
発禁本として有名なフランス文学の傑作を、ロシアの鬼才ソクーロフが映画化した問題作。ソクーロフ映画術の原点。

監督:A.N.ソクーロフ
1月26日(水)16:30  1月29日(土)14:00

『選挙』 ( 2007年/カラー/120分 )

ベオグラード国際ドキュメンタリー映画祭グランプリ ・ピーボディ賞(米国)
2005年秋、川崎市議会議員補欠選挙に自民党から出馬した落下傘候補、切手コイン商の山内和彦の過激な選挙戦を追った笑撃ドキュメンタリー!!世界200カ国の観客が見た日本の民主主義とは。

★トークあり ゲスト:山内和彦 監督・製作・撮影・録音・編集:想田和弘
詳細

協力:「ショージとタカオ」上映委員会、アステア、アテネ・フランセ文化センター、角川映画、疾走プロ、
新日本映画社、東北新社、ノンデライコ、プラネット映画資料図書館

料金:当日一律¥1,200
劇場窓口にて各種特別鑑賞券、好評発売中!
1回券:1,000円 3回券:2,700円 ※お一人様のみ有効です。
パスポート券:10,000円 ※お一人様に限り、期間中何度でも鑑賞できます。
企画:パンドラ http://www.pan-dora.co.jp/

2011年1月22日(土)~2月4日(金)、渋谷アップリンクにて開催!

極私的エロス・恋歌1974 [DVD]
極私的エロス・恋歌1974 [DVD]
ゆきゆきて、神軍 [DVD]
ゆきゆきて、神軍 [DVD]

2010/12/16/11:35 | トラックバック (0)
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