他人の記憶に潜入する特殊能力を持つ記憶探偵が受けた少女の記憶を探る依頼。彼が少女の記憶の中で見たものは、彼女の周囲で起きる事件の数々と不可解な謎だった――。フィルムノワールを彷彿とさせる不穏な雰囲気が漂う重厚な映像と、幾つもの伏線が張り巡らされた巧妙な展開で、スペインのアカデミー賞と呼ばれるゴヤ賞新人監督賞にノミネートされた本作『記憶探偵と鍵のかかった少女』の特別試写会に10組20名様をご招待します。
◆会場:よみうりホール (千代田区有楽町1-11-1 読売会館7F)
◆『記憶探偵試写』(メールでご応募の場合は件名)と、「お名前・ご住所・電話番号 ・年齢」を明記の上、こちらのアドレスか、メールフォームからご応募下さい。
◆応募締め切り:2014年9月10日(水)応募受付分※応募者多数の場合は抽選となります。
◆公式サイト:http://kiokutantei.asmik-ace.co.jp/
註)ご提供いただいた個人情報は、本プレゼント以外の目的では一切使用いたしません。また、個人情報そのものも招待状発送後一週間で破棄します。当選者の発表は、招待状の発送をもってかえさせていただきます。なお、当選に関するお問合せへの回答はいたしかねます。予めご了承下さい。
真実を知りたければ、思い込みを捨てろ。
記憶探偵と鍵のかかった少女
http://kiokutantei.asmik-ace.co.jp/
2014年9月27日(土)より新宿ピカデリー他全国ロードショー!!
どこからが≪嘘≫で、どこまでが≪真実≫なのか?
記憶のトリックが襲いくる、新時代の本格ミステリー!
「記憶」――それは過去の体験を自らの脳に記録すること。誰もが自分の記憶は正しいと信じる。その記憶を第三者が客観的に“見る”ことができるのであれば、なおさらだ。しかし、その記憶自体が歪められているとしたら……?
他人の記憶に潜入する特殊能力を持ち、事件を調査する≪記憶探偵≫という斬新なキャラクターを主人公に、依頼人の美しき少女の記憶に秘められた数々の事件と謎に迫っていく本作を手掛けたのは、ペドロ・アルモドバルやギレルモ・デル・トロといった名だたる巨匠に師事するスペインの新鋭監督、ホルヘ・ドラド。本作でスペイン版アカデミー賞と呼ばれるゴヤ賞の新人監督賞にノミネートされたその若い才能は、『アンノウン』(11)、『フライト・ゲーム』(14)のジャウマ・コレット=セラ監督に見出され、彼のプロデュースのもと、鮮烈な監督デビューを飾る。
フィルムノワールを彷彿とさせる不穏な雰囲気が漂う重厚な映像と、幾つもの伏線が張り巡らされた巧妙な展開。目撃する≪記憶≫のすべてを疑わざるをえない、記憶のトリックが仕掛けられた新時代の本格ミステリーが誕生した!
他人の記憶に潜入する能力を持つ探偵に、ある日舞い込んだ美しい少女の依頼。彼女の記憶に仕掛けられた、数々の≪謎≫の真相とは――?
他人の記憶に潜入する能力を持つ≪記憶探偵≫のジョン。数多くの難事件を解決してきた彼のもとに、ある日、資産家夫妻からの依頼が入る。彼らの娘で、森の中に佇む屋敷の自室に閉じこもる16歳の少女アナ。彼女の記憶に潜入し、トラウマを解消してほしいという両親の頼みは、これまで数々の凶悪事件を解決してきたジョンにとって簡単な仕事のはずだった。
しかし、ジョンがアナの記憶の中で見たものは――【実父の事故死】、【母親によってつけられた掌の傷】、【教師による性的虐待】、【ルームメイトの殺人未遂事件】。
その記憶は、彼女の周囲で起き続ける事件の数々と、不穏な謎に満ちていた。
捜査を進めるうちにジョンは、アナの記憶と食い違う事件関係者の証言を耳にする。さらに黒ずくめの男から尾行されるようになり、ジョンの≪記憶≫と≪現実≫も混乱を来してゆく。
果たしてジョンは、アナの記憶に隠された過去の秘密を見つけ出し、すべての真相に辿りつけるのか……。
記憶は嘘をつく――。一瞬も目が離せない物語は、驚きの結末へ
本作の主人公は、他人の記憶に潜入する特殊能力を持つ記憶探偵のジョン。一見、他人の記憶に潜入するという能力は、調査を生業とする人にとっては完全無欠の能力のように思える。しかし、そもそも記憶とは主観による出来事の記録であり、客観的事実とは度々食い違いが起こるのが普通でもある。本作でも、ジョンが記憶に潜入して得た情報は、証拠能力としてDNA鑑定には劣るが、嘘発見器よりも高いという設定になっている。つまり、完全なる≪記憶≫は存在しえないのだ。
ジョンが見たアナの記憶と、彼女の周囲の人々が証言する記憶。この二つの記憶の食い違いが数多くの≪謎≫を生み、ジョンと、そして観客を、記憶の迷路へと誘い込んでゆく。そして、一瞬も目を離すことができない物語には、驚きの結末が待ち受けている。
ミステリーを支える、実力派キャストの競演
主人公・ジョンを演じるのは、『シリアナ』(05)、『裏切りのサーカス』(11)など多数の作品で圧倒的な存在感を放つ名優マーク・ストロング。妻と息子を亡くした過去を持ち、心に闇を抱えながらも少女の記憶に仕掛けられた謎に挑む記憶探偵を、苦悩と意志を感じさせる力強い演技で魅せる。
ヒロインの美少女・アナを演じるのは、アメリカの人気TVドラマ「アメリカン・ホラー・ストーリー」(11~14)や、ソフィア・コッポラ監督の『ブリングリング』(13)などに出演し、世界的に注目が高まる新進気鋭の女優タイッサ・ファーミガ。知的で妖艶、バラの棘のような危うさを感情豊かに演じ、作品に華を添える。
ジョンの上司・セバスチャンを演じるのは、『刑事グラハム/凍りついた欲望』(86)、ボーンシリーズなどで定評のある悪役を演じてきた怪優ブライアン・コックス。本作でも眼光鋭く、一筋縄ではいかない男を演じている。
監督: ホルヘ・ドラド 脚本:ガイ・ホームズ
製作:ジャウマ・コレット=セラ、ピーター・サフラン、フアン・ソラ、メルセデセ・ガメロ
撮影:オスカル・ファウラ 美術:アラン・ベネ 編集:ハイメ・バルデュエサ 音楽:ルーカス・ビダル
出演:マーク・ストロング、タイッサ・ファーミガ、ブライアン・コックス、サスキア・リーヴス、
リチャード・ディレイン、インディラ・ヴァルマ、ノア・テイラー、アルベルト・アンマン
2013年/アメリカ/英語/カラー/シネマスコープ/99分/原題:MINDSCAPE
協力:ワーナー・ブラザース・ホームエンターテイメント 配給:アスミック・エース
Stills photographs by Quim Vives - Copyright © 2013 OMBRA FILMS, S.L. – ANTENA 3 FILMS, S.L.U. – MINDSCAPE PRODUCTIONS, S.L. – THE SAFRAN COMPANY - OMBRA FILMS, LLC.
http://kiokutantei.asmik-ace.co.jp/
2014年9月27日(土)より新宿ピカデリー他全国ロードショー!!
- 監督:マヌエル・マルティン・クエンカ
- 出演:アントニオ・デ・ラ・トーレ, オリンピア・メリンテ, アルフォンサ・ロッソ
- 発売日:2014/10/01
- おすすめ度:
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- 第28回(2013)ゴヤ賞8部門ノミネート
- 監督:パブロ・ベルヘル
- 出演:マリベル・ベルドゥ, ダニエル・ヒメネス・カチョ, アンヘラ・モリーナ
- 発売日:2014/09/03
- ▶Amazon で詳細を見る
- 第27回(2012)ゴヤ賞作品賞など最多10部門受賞