映画 × 演劇 × 音楽
モラトリアム・カットアップ・ショーケース
2016年6月11日(土)~18日(土)、テアトル新宿にて開催
第9回田辺・弁慶映画祭にて、史上最年少で弁慶グランプリを獲得した柴野太朗監督の短編映画「モラトリアム・カットアップ」の上映イベントが、「モラトリアム・カットアップ・ショーケース」と題して6月11日(土)からテアトル新宿にて開催される。このイベントは、映画本編の上映だけでなく演劇や音楽ライブも行われるとのことで、エンターテイメントのコラボレーションを通した映画館というアナログ空間に対する新しい挑戦と呼べそう。舞台は本作の出演者であり劇作家の守利郁弥と大石晟雄が、音楽ライブは作中の音楽を担当した井上湧が手掛けているほか、宣伝・配給もアマチュアながら自分たちで全てを行っており、手作り感のあるイベントになっている。
また、このイベントでは、今年撮りおろした柴野太朗監督の新作映画3本が同時に公開されることも決定している。新作は主に「モラトリアム・カットアップ」と同じキャスト・スタッフによって撮影されており、実験的かつエンターテインメント性を追求する柴野監督の、様々なアプローチの演出を楽しむことができるとのこと。これからの邦画界を担っていくであろう新しい才能を是非この機会に体感してみてほしい。
2016年6月11日(土)~18日(土)、テアトル新宿にて開催
監督・脚本:柴野太朗 出演:守利郁弥、大石晟雄、竹林佑介、小林哲也、杉山つかさ、豊嶋梨那、樋口アイリ、安部敬太、安部直美、尾中正樹、中嶋莞爾
撮影 : 中谷駿吾、北川弦己 録音・音楽 : 井上湧 照明 : 中根豪 制作 : 石井愛佳、沖ひかる
英題:Moratorium Cut-up|日本映画|2015年|日本語|カラー|38分
配給:モラトリアム・カットアップ製作委員会|©2016moratoriumcutup
デジタル社会に生きる、すべてのアナログ人間に捧ぐ。
主人公のフミヤはアナログ人間。いつもの喫茶店に集い、変わらぬ日常を過ごしていた。しかしやがて地上アナログ放送は終了し、就活、スマホ、恋愛、そして今までずっと一緒にいた友達、ともに過ごしてきたすべてのものから取り残されていることに気付く……。
脚本・監督 : 柴野太朗 撮影 : 柴野太朗、柴野史朗、北川弦己 録音 : 井上湧 音楽 : 柴野史朗
出演 : 守利郁弥、大石晟雄
監督 : 柴野太朗 脚本 : 柴野太朗、大石晟雄、守利郁弥 撮影 : 北川弦己 録音 : 井上湧、柴野太朗
出演 : 守利郁弥、大石晟雄
脚本・監督 : 柴野太朗 撮影 : 北川弦己、柴野太朗 録音・音楽 : 井上湧
出演:竹林佑介、杉山つかさ、白石花子、守屋慶二、荒木広輔、米田沙織、升水絵里香
作・演出:守利郁弥 出演:田中日奈子、来栖梨紗、守屋慶ニ、守利郁弥
「人生が一本の映画だとしたら、それはフィクションかドキュメンタリーか。僕が撮りたかったのは、そういうこと。」 天才映画監督スダガワ最後の作品「メトロな生活」は、1000人のキャストで描かれるありえない長編映画だった。最高の映画には最高のキャストを。キャスティング担当オオタキは「最高の1000人」を集めるべく大都市を駆け巡る…… 「メトロな生活」とは何なのか。 オオタキのネバーエンティングキャスティングストーリーがはじまる。作・演出 : 大石晟雄 出演:荒木広輔、加藤さくら、加藤拓巳、近藤陽子、白石花子(劇団民藝)、鈴木彩乃、竹林佑介、角田悠
「座ると本音がわかる椅子」のPR用コマーシャルを依頼された真鍋監督は、気に入らないシナリオを書き換え撮影しようとする。しかし椅子に座ると聴こえてくるそれは本音なのか、建前なのか。そんなことで今更悩むなんてどうかしてるし、ほんとの言葉は大体嘘だ。劇団晴天映画館公演は、つけた折り合い開き直して、はじめて聞いた声の話。