インタビュー
奥田 庸介/『クズとブスとゲス』

奥田 庸介 (監督) 映画『クズとブスとゲス』について【2/5】

2016年7月30日より、渋谷ユーロスペースほか全国順次公開

公式サイト 公式twitter 公式Facebook (取材:深谷直子)

『クズとブスとゲス』 『クズとブスとゲス』場面1 『クズとブスとゲス』場面3――「ブス」って女性を表す言葉として語呂がいいから付けているっていうことだと思うんですけど。英語のタイトルでは「ブス」は単なる“THE GIRL”ですよね。

奥田 そう、韻を踏んでいるんですよ、『クズとブスとゲス』って、感覚的に。タイトルってそれぐらいのものなのに。

――ちなみに監督はどんな女性観を持っていらっしゃるんですか?

奥田 「女性蔑視」ってよく言われるんですけど、俺はかなりのフェミニストなんです。ただ、俺は単純に男の世界で生きてきたんで。男3人兄弟だし、男子寮だし、うちの親父なんて「オス」みたいな男ですから(笑)。映画で男を描くのが好きっていうのは多分あると思います。でも女性を軽視しているとかそういうことはないです。タイトルで揚げ足取りをしたり、俺の映画が女性蔑視だとか言う人は、多分単純に俺の映画が嫌いで、何かしら文句を付けたくてそういうことを言っているんだと思います。そういう頭でっかちも映画ファンにはいるけど、自分の好き嫌いを抜きにして作品の良し悪しを判断してくれよ、と本当に思いますね。

――観客におもねることをしないので、賛否両論あるだろうなという気はします。そうやって拒絶する人がいる一方で、奥田監督を応援しているファンもいると思うし、監督にはこうして取材に同行してくれる仲間(プロデューサーの奥田大介さん、福田彩乃さんが同席)もいらっしゃるわけじゃないですか。

奥田 仲間って、これは兄貴っすよ(笑)。

――お兄様が応援してくれるなんて素敵ですよ。『東京プレイボーイクラブ』で監督に取材したときは、お父様のことを尊敬しているということをおっしゃっていましたし、『青春墓場』シリーズは「奥田食品」という名前で作っていたと思うんですけど、元々ご家族をとても大事にしていらっしゃいますよね。

奥田 うちの親父がすごく応援してくれるんですよ。俺が映画を作るときはもちろん「親孝行したいから映画を作る」じゃなくて、純粋にパッションを叩き付けることしか考えていないですけど、結果そこに親孝行が含まれたらいいなあということは思っています。親父は多分誰よりも応援してくれていて、しかも今回兄貴も関わっているし。家族への思い入れは強いです。

――いいですね。福田さんは監督とはどういうご関係ですか?

福田 私は有志ですね。奥田監督のインディペンデントでの製作をサポートするために立ち上げた「映画蛮族」という団体のスタッフです。

――頼もしいですね。この映画のクラウドファンディングも「映画蛮族」の呼びかけで行っているものですよね。

奥田 多分俺ってものすごい「可哀想オーラ」を出している人なんだと思います(笑)。

福田 いやいや、映画を作るしかない人なので。映画を撮らないと絶対に生きていけない人だから。

1 2 345作品情報

クズとブスとゲス 2015年/日本/カラ―/DCP/ 5.1ch/シネスコ/141分
出演:板橋駿谷,岩田恵里,大西能彰,カトウシンスケ,芦川誠
プロデューサー:奥田大介,小林 岳,福田彩乃 撮影:矢川健吾 編集:小野寺拓也 録音:根本飛鳥 照明:松永光明
脚本・監督・主演:奥田庸介
製作:映画蛮族 配給:アムモ 98 ©2015映画蛮族
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2016年7月30日より、渋谷ユーロスペースほか全国順次公開

2016/07/23/20:02 | BBS | トラックバック (0)
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