映画を見た。二本。
『ガメラ』新作見て『チェケラッチョ 』
片方には田口トモロヲ氏が出ているし
片方には伊藤歩&筒井真理子さんが出ているから。
しかしながら、あまりの出来にぐったりした。
ガメラはまだいい。ガメラだから。
しかも泣けるガメラという新しい切口である。
この手の好きなスタッフが丁寧に作っている。
ただガメラの造型が子供にこびていて、
ハリウッドに遠く及ばないのが残念だ。
まるでジャイアントロボの最終回を思わせる
ラストの下りは泣かせるし、泣いた。
本気で子供相手に子供だましを作ってる気概?がある。
凄いのは、もう片方で、これはもう映画ではなく……なんだろう?
友人の監督・前田哲が、
今は映画とテレビの間に、THE MOVIEというジャンルがあるんですよ……
とのたまわっていたが、さらにその隙間にあるような作品で評価を拒む。
救いは昨日が1000円で見れる日であったということ。
それ以外にない。
小学生まで、だと思う。喜ぶのは。
つーか、小学生狙いなのかな?
小学生狙いで付いてくる保護者の大人料金ダブル獲得狙いなのかな?
監督された方には申し訳ないないがテレビドラマと編集は変えるべきだ。
スクリーンサイズなんだから。
これがそこそこ当たるならそれは日本映画にとって憂うべきことになる。
なんだか偉そうになってしまい恥ずかしいが、
考えなくて見れるものばかり作っているとお互いにメリットがない、
ような気がして仕方ない。
いざというとき困りますよ。
……というよりいざ、が来ないことが怖い。
みんなが長いものに巻かれて身動きが取れなくなってきてる。
志、はビジネスの損得以前にあって然るべきものだよね……。
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