サイゴン・クチュール

2019年12月21日（土）より新宿K’sシネマ
ほか全国順次ロードショー！

INTRODUCTION

1969年からタイムスリップ？！
そこで出会ったのは、まさかの「自分」だった……。

1969年のサイゴン。9代続いたアオザイ仕立て屋の娘ニュイは、ミス・サイゴンに選ばれるほど美しくスタイルもファッション・センスも抜群。しかし60年代のニューファッションに夢中で、”野暮ったい”アオザイを仕立てる母と対立していた。そんなニュイがある日突然、現代にタイムスリップ！変わり果てた自分と店の姿に対面してしまう。なんと母が急逝した後、店が傾き倒産、生家も取り上げ寸前の状態だった。そこでニュイは自分の《人生》を変えるべく、ベトナムのトップデザイナーのもとで働くことに。しかし仕事では失敗ばかり。自身のファッション・センスも既に時代遅れと落ち込む。しかし青年・トアンの助けを借りつつ奮闘し、徐々に自信を取り戻していく。ニュイは果たして成りたかった《本当の人生》を取り戻すことが出来るのか？

全ての女の子に捧ぐ、カワイイがつまったビタミン・ムービー

監督はグエン・ケイ。アメリカ、イギリス、日本で実績を積み、プロデューサーとしても活躍するなど、ベトナム映画界きってのヒットメーカー。出演、そしてエグゼクティブ・プロデューサーを務めるのはゴ・タイン・バン（『スター・ウォーズ/最後のジェダイ』）。ハリウッドで女優として成功する傍ら、「ELLE」など数々のファッション誌の表紙を飾る、まさに全てのベトナム人女性憧れのファッションリーダーだ。
彼女ら新世代のトップクリエイターのガールズパワーが炸裂！ベトナムのトラディショナル・スタイルを現代のファッションにまで昇華させ、現代的でPOPなファッション・エンタテインメントを作り上げた。この度解禁されたポスタービジュアルは、ビタミン・カラーを基調としたデザインに、「レトロモダン」なファッションを着こなすニュイの姿が。本作のスタイリッシュで、はつらつとした雰囲気を伺わせる仕上がりとなっている。

COMMENT

60年代ファッションとアオザイ、カラフルな映像とベトナム語の響き、自分探しと家族愛……それぞれが素敵なハーモニーを奏でる、とっても可愛い幸せな映画です。さあ、おしゃれをして映画館に行きましょう！ ――野宮真貴（シンガー）
頑張るぞ！って元気をチャージしたい時は『キューティ・ブロンド』や『プラダを着た悪魔』を見ます。でも女性が共感できるお仕事ムービーって実はそう多くはなくて…だからこそ『サイゴン・クチュール』との出会いは嬉しかった！衣裳はカラフルで、ベトナムの文化も学べて、何よりグエン・ケイ監督をはじめ女性クリエイターが揃ってる！未来の自分を変えるのは今の自分、そんなメッセージも心に響きました。
――新谷里映（映画ライター）
ポップでカラフル。キュートでお洒落。まるで往年のお茶目なフランス映画のよう！！ベトナムの民族服への愛と誇りも共感を誘い、しかもリアルな奇跡のおまけつき。抱きしめたくなるベトナム映画に乾杯だ。 ――北川れい子（映画評論家）
60年代のカラフルなファッション、フィルムライクなルック……からの、まさに現代のベトナム版「プラダを着た悪魔」！な展開は必見。タイムトラベルものに付きまとうタイムパラドックスへの葛藤なんて気にしない大胆な展開が、なんだかスカッとします。そして映画の主役でもあるアオザイが美しく、アオザイを身に纏った女性たちも美しい。 ――穐山茉由（「月極オトコトモダチ」監督）

CREDIT

監督：グエン・ケイ,チャン・ビュー・ロック
脚本：エー・タイプマシン　製作：ゴ・タイン・バン,トゥイ・グエン　主題歌：ドン・ニー
出演：ニン・ズーン・ラン・ゴック,ホン・ヴァン,ジエム・ミー,
オアン・キエウ,S.T,ゴ・タイン・バン（ベロニカ・グゥ）
字幕協力：大阪アジアン映画祭　特別協賛：松竹株式会社　配給宣伝：ムービー・アクト・プロジェクト
原題：Cô Ba Sài Gòn　英題：The Tailor [2017/ベトナム/100分］ ©STUDIO68

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