ゆうばり国際ファンタスティック
映画祭2010開催!
2010年2月25日(木)~3月1日(月)、夕張市内各会場にて開催!
行こうや。ゆうばり
今年もゆうばり国際ファンタスティック映画祭の季節がやってきた。夕張市の財政破綻(2006年)による休止を乗り越え、2008年に市民映画祭として復活して以降、着実に回を重ねている本映画祭は、今回で通算20回目の開催となる。この記念すべき年を迎える本年度は、「夕張と映画」の深い繋がりを振り返りながら“映画の街・夕張”の原点に立ち返ることを目指す。 プログラムも、国内外の話題作を一足先に上映する「招待作品部門(▶PDF版プログラム)」、国内外の応募作品の中から選ばれた秀作を上映する「オフシアターコンペティション部門(▶PDF版プログラム)」、“楽しむ!”ことをテーマにジャンルにこだわらない多彩な映画・映像を紹介する「フォーラムシアター部門(▶PDF版プログラム)」といった従来のプログラムの他に、20回開催を記念した特別企画やイベント(▶PDF版プログラム)などが連日開催され、映画祭を様々な形で盛り上げていく。もちろん、ゆうばり映画祭名物である最終日の「野外バーベキュー」は今年も健在だ。素敵な映画を楽しんだ後には、地元北海道ならではの食材を囲んで夕張市民の皆さんとの交流を楽しんでほしい。
チケット発売中!
オープニング券<開会式セレモニー&オープニング作品>Pコード:555-990(前売・当日:1,500円)
パーティー券<オープニングパーティー>Pコード:555-991(前売のみ:5,000円)
クロージング券<クロージング作品&閉会式>Pコード:555-992(前売・当日:1,500円)
ゆうばりファンタパスポート(OP作品、CL作品、パーティー以外の作品鑑賞が可能)
Pコード:461-546(前売・当日:2,000円)
招待作品 作品単券当日券あり(席に余裕がある場合のみ発売)当日1,300円
2010年2月25日(木)~3月1日(月)、夕張市内各会場にて開催!
招待作品部門(12作品)
『シュアリー・サムデイ』『シャーロック・ホームズ』『グリーン・ゾーン』『孤高のメス』
『ハート・ロッカー』『武士道シックスティーン』『17歳の肖像』『第9地区』『スイートリトルライズ』
『プリンセスと魔法のキス』『イエロー・ハンカチーフ』『ばかもの』
ゲスト「シュアリー・サムデイ」 小栗旬(監督・俳優)、小出恵介(俳優)、勝地涼(俳優)、綾野剛(俳優)、鈴木亮平(俳優)、ムロツヨシ(俳優)、小西真奈美(俳優)、 山本又一朗(プロデューサー) 「孤高のメス」 成島出(監督) 「武士道シックスティーン」 古厩智之(監督) 「スイートリトルライズ」 矢崎仁司(監督) 「ばかもの」 金子修介(監督)
20回開催記念 特別企画
映画祭開催20回記念した「幸福の黄色いハンカチ デジタルリマスター」特別上映。他にハリウッド版の「イエロー・ハンカチーフ」に連動したイベントも開催予定。
ゲスト「幸福の黄色いハンカチ」 山田洋次(監督)
オフシアターコンペティション部門(9作品)
応募総数356本の中から選出された9作品――『スーパーサイズミーをやりたくて』 監督:坪田秀雄(日本)、『青春墓場〜明日と一緒に歩くのだ』 監督:奥田庸介(日本)、『タナトス』 監督:吉川諒(日本)、『終わらない青』 監督:緒方貴臣(日本)、『壁』 監督:ヒョン・セウ(韓国)、『電話番号が必要だ!!』 監督:キム・ジョンフン(韓国)、『脚の生えたおたまじゃくし』 監督:前野朊哉(日本)、『はい! もしもし、大塚薬局ですが』 監督:勝又悠(日本)、『それはそれ、』 監督:甲斐博和(日本)を上映、グランプリを始めとした各賞を決定する。
[審査員] ジョニー・トー(審査委員長/香港/監督) 石橋凌 (日本/俳優・ミュージシャン) チョン・スワン(韓国/プログラマー) マーク・ウォルコウ(米国/プログラマー) 山下敦弘(日本/監督)
また、09年にグランプリを受賞した入江悠監督の受賞作(『SR サイタマノラッパー』)の凱旋上映と共に、映画祭×スカパー!の支援で制作された最新作『サイタマノラッパー2 女子ラッパー☆傷だらけのライム』も特別枠で上映決定!
ゲスト「サイタマノラッパー2 女子ラッパー☆傷だらけのライム」 入江悠(監督)、山田真歩(俳優)、安藤サクラ(俳優)、桜井ふみ(俳優)、加藤真弓(俳優)、増田久美子(俳優)、 水澤紳吾(俳優)、駒木根隆介(俳優)ほか
協賛イベント&企画イベント関連(一部抜粋) (▶PDF版プログラム)- スカパー!presents 「未公開映画イベント上映 in ゆうばり」(仮)
- スカパー!presents 「スカ☆パラ in ゆうばり」公開収録(MC:天野ひろゆき/加藤夏希)
- スカパー!×日本映画専門チャンネル×読売新聞presents
「名優・森繁久彌 特集 in ゆうばり」(「駅前旅館」「地の涯に生きるもの」を上映) - スカパー!presents ジョニー・トー監督「エレクション 死の報復」上映
ジョニー・トー監督の日本国内劇場未公開作品をDVD発売に先駆け日本初上映。 - ゆうばりチョイス ゆうばり映画祭がオススメする世界中で話題のファンタスティック映画を「日本映画」「韓国映画」「ワールドファンタ!」とそれぞれプレミア作品を中心に上映。
日本映画/『昆虫探偵ヨシダヨシミ』(監督:佐藤佐吉)『SR サイタマノラッパー』『サイタマノラッパー2 女子ラッパー☆傷だらけのライム』(監督:入江悠)『乱暴者の世界』(監督:中田圭)『スケ番☆ハンターズ/総括殴り込み作戦』『スケ番☆ハンターズ/地獄の決闘』(監督:中平一史/奥田真一)『半分の月がのぼる空』(監督:深川栄洋)
韓国映画/『ネイバーゾンビ(原題)』(監督:オ・ヨントゥ、リュ・フン、ホン・ヨンクン、ザン・ユンジョン)『ノルウェイノモリ』(監督:ノ・ジンス)『東京タクシー ディレクターズ・カット版』(監督:キム・テシク)『愉快なお手伝い』(監督:ク・ヘソン)
ワールドファンタ!/『コリン』(監督:マーク・プライス)『ムカデ人間(第一シークエンス)』(監督:トム・シッ クス)『Murderer 殺人犯 (原題)』(監督:ロイ・チョウ)『AMER(原題)』(監督:ヘレン・カネ、ブルーノ・ファザーニ) - ゆうばりフォービデンゾーン
ファンタスティック映画の新作、名作の数々をゆうばりならではの演出・イベントでお届け。
『吸血少女対少女フランケン』(監督:西村喜廣、友松直之)『ゾンビ ディレクターズ・カット完全〈吹替〉版』(監督:ジョージ・A・ロメロ) ファンタスティ ックアニメSP『灰土警部の事件簿 人喰山』(監督:にいやなおゆき)『二度と目覚めぬ子守唄』(監督:原田浩)『地下幻燈劇画 少女椿』( 監督:絵津久秋) - 『20回の映画祭を振り返る〜過去・現在・未来』と題したシンポジウムや各部門の上映作品に関連したゲストが多数来場!
【フォーラムシアター部門】(主要ゲスト)
「MADE IN JAPAN―こらッ!―」
高橋伴明(監督・プロデューサー)
「カルマ」
アレックス・パイエ(監督)
「クロネズミ」
深作健太(監督)
「バチアタリ暴力人間」
白石晃士(監督)、笠井暁大(監督)
「ラムネ」
篠原哲雄(監督)
「超夜明け」
森岡龍(監督・俳優)
「沈黙の隣人」
増田俊樹(監督・俳優)、ほか出演者多数
「妖奇怪談全集・恐怖に叫ぶ6人の女」
山田誠二(監督・作家)
【そのほかの部門】(主要ゲスト)
「東京タクシー THE MOVIE」
キム・テスク(監督)、山田将司(ミュージシャン/THE BACK HORN)
「昆虫探偵ヨシダヨシミ」
佐藤佐吉(監督・俳優)
「乱暴者の世界」
中田圭(監督)
「ムカデ人間(第一シークエンス)」
トム・シックス(監督)、北村昭博(俳優)
「吸血少女VS少女フランケン」
西村善廣(監督)、ほか多数
「スケ番ハンターズ/総括殴り込み作戦」
中平一史(監督)、亜紗美(俳優)、佐藤佐吉(俳優)
『半分の月がのぼる空』大泉洋(俳優)、深川栄洋(監督) 他多数来場!
2010年2月25日(木)~3月1日(月)、夕張市内各会場にて開催!
『シュアリー・サムデイ』 監督:小栗旬
( 2010年/日本語(英語字幕)/122分/松竹 配給 )
2010年7月17日(土)全国ロードショー
[プロデューサー]山本又一朗 [脚本]武藤将吾 [音楽]菅野よう子 [撮影]千葉真一 [照明]高坂俊秀 [美術]橋本創 [録音]小原善哉 [編集]掛須秀一 [出演],小出恵介,勝地涼,綾野剛,鈴木亮平,ムロツヨシ,小西真奈美,岡村隆史,妻夫木聡,竹中直人,吉田鋼太郎
『花より男子』『クローズ ZERO』で絶大なる人気を誇る俳優、小栗旬が初メガホンをとった青春群像劇。全国公開規模の映画作品を 20代が監督するのは初のケースだ。彼自身が 4年間温めたオリジナル企画で、脚本を『クローズ ZERO』の武藤将吾が担当するなど、スタッフ・キャスト共に、小栗と親交の深いメンバーがサポートし、初監督作品に華を添えている。
タクミ(小出恵介)、キョウヘイ(勝地涼)、シュウト(綾野剛)、カズオ(鈴木亮平)、ユウキ(ムロツヨシ)の高校生5人組は、文化祭に向けてバンド練習に明け暮れていた。だが、突然知らされた文化祭中止に反発した5人は、文化祭復活を目標にニセ爆弾で高校をジャックする。しかし、あくまで狂言のはずだった爆弾が誤って爆発してしまい、彼らの人生はどん底に。それから 3年後、軽はずみで起こした悪戯が自分達以外の人生をも大きく狂わせていたことを知る……。
(c)2010「シュアリー・サムデイ」製作委員会
『シャーロック・ホームズ』 監督:ガイ・リッチー
( 2009年/英語(日本語字幕)/129分/ワーナー・ブラザース映画 配給 )
2010年3月12日(金)丸の内ルーブル他全国ロードショー
[製作総指揮]ブルース・バーマン,マイケル・タドロス [製作]ジョエル・シルバー,ライオネル・ウィグラム [脚本]マイケル・ロバート・ジョンソン,アンソニー・ペッカム,サイモン・キンバーグ [音楽]ハンス・ジマー [出演]ロバート・ダウニー・Jr.,ジュード・ロウ,レイチェル・マクアダムス,マーク・ストロング
誰も知らない新たな名探偵シャーロック・ホームズが誕生した!超人的な観察力、記憶力、推理力で数々の難事件を解決してきたホームズが、マーシャルアーツを駆使した腕っぷしの強い男としてさっそうと登場する。監督は『スナッチ』のガイ・リッチー。彼のスピーディでパワフルな作風が復活した本作は、ファンの喝采を浴びて、世界中で大ヒットを記録した。
舞台は 19世紀末のロンドン。邪悪な黒魔術を操り、5人の若い女性を殺害したブラックウッド卿(マーク・ストロング)を取り押さえたホームズ(ロバート・ダウニー・Jr.)と相棒のワトソン医師(ジュード・ロウ)。死刑を宣告されたブラックウッド卿は絞首刑で処刑され、事件は解決したかに見えたが、死んだはずの彼が復活したとの知らせが入り、再びホームズとワトソンは捜査を開始することに。やがてふたりは黒魔術を使って世界征朋を企む陰謀に立ち向かうことになる。
(c)2009 VILLAGE ROADSHOW FILMS (BVI) LIMITED.
『グリーン・ゾーン』 監督:ポール・グリーングラス
( 2009年/英語(日本語字幕)/114分/東宝東和 配給 )
2010年5月TOHOシネマズスカラ座他ロードショー
[製作総指揮]デブラ・ヘイワード,ライザ・チェイシン [製作]ティム・ビーヴァン,エリック・フェルナー,ロイ ド・レビン [原作]ラジャフ・チャンドラセカラン [脚本]ポール・グリーングラス,ブライアン・ヘルゲランド [音楽]ジョン・パウエル [出演]マット・デイモン,グレッグ・キニア,ブレンダン・グリーソン,エイミー・ライアン,ジェイソン・アイザック
マット・デイモン×ポール・グリーングラス監督という『ボーン・スプレマシー』『ボーン・アルティメイタム』の最強タッグが極限の臨場感に挑む、アクション大作。グリーングラス監督のトレードマークともいえる、手持ちカメラ撮影は本作でも健在であり、『ボーン~』シリーズさながらの臨場感溢れるタッチで、観る者を戦場の最前線へと送り出す。
一触即発の危険地域に囲まれたグリーン・ゾーン(イラク中心部の米軍駐留地域)。ロイ・ミラー(マット・デイモン)と彼の部隊は、隠された大量破壊兵器の所在を追う極秘任務に就くが、アメリカ国防総省のパウンドストーン(グレッグ・キニア)の思惑によって、肝心な所で手掛かりを奪われてしまう。国防総省の動きに疑念を感じたミラーは、部隊を離れ単独で調査を開始。飛び交う偽情報と激しい銃弾戦をすり抜け、「真実」を追い続ける男の戦いが始まる。
(c)2009 UNIVERSAL STUDIOS. ALL RIGHTS RESERVED.
『孤高のメス』 監督:成島出
( 2009年/日本語/126分/東映 配給 ) 2010年6月5日(土)全国ロードショー
[企画]遠藤茂行,梅澤道彦 [プロデューサー]天野和人,八木征志 [原作]大鐘稔彦 [脚本]加藤正人 [撮影]藤澤順一 [美術]和田洋 [編集]大畑英亮 [音楽]安川午朗 [衣装]山田夏子 [照明]上田なりゆき [録音]室薗剛 [出演]堤真一,夏川結衣,吉沢悠,中越典子,矢島健一,成宮寛貴,松重豊,平田満,余貴美子,生瀬勝久,柄本明
現職医師の大鐘稔彦が発表し、90万部を突破したベストセラー小説を映画化。医師不足や手術ミス、地域医療問題、臓器移植といった、現代の医療制度におけるタブーに深く切り込んだヒューマンドラマだ。主演は堤真一。社会制度や慣習にとらわれずに、自分の信念を貫き、患者を救う医師役を熱演する。また、順天堂大学の現役外科医が完全にバックアップしたリアルな手術シーンは、息をのむような迫力がある。
1989年、地方都市にある市民病院に外科医の当麻(堤)が赴任してくる。そこは、大学病院に依存しなくては運営できない悪しき体制の病院だった。そんな状況の中でも、当麻は自分の信念を曲げずに目の前にいる患者を救うことに全身全霊を傾ける。ある日、市長(柄本明)が病に倒れてしまう。彼を救う手立てはただひとつ。法律ではまだ認められていない脳死肝移植手術しかない。当麻の決断は……?
(c)2010「孤高のメス」製作委員会
『ハート・ロッカー』 監督:キャスリン・ビグロー
( 2008年/英語(日本語字幕)/131分/ブロードメディア・スタジオ 配給 )
3月6日(土)よりTOHOシネマズみゆき座、TOHOシネマズ六本木ヒルズ他全国ロードショー
[製作総指揮]トニー・マーク [製作]キャスリン・ビグロー,マーク・ボール,ニコラス・シャルティエ,グレッグ・シャピロ [脚本]マーク・ボール [撮影]バリー・アクロイド [音楽]マルコ・ベルトラミ,バック・サンダース [出演]ジェレミー・レナー,アンソニー・マッキー,ブライアン・ジェラティ,レイフ・ファインズ,デヴィッド・モース,ガイ・ピアース
2004年夏。イラク。米軍爆発物処理班は、死と隣り合わせの前線の中で爆弾の処理を行うスペシャリストたち。ある日も爆弾の処理中に突如、爆弾が爆破。一人が殉職してしまう。しかし、新しく配属されたジェームズ二等軍曹は、安全対策も行なわず、まるで死に対する恐れが全くないかのように振舞う。補佐に付くサンボーン軍曹とエルドリッジ技術兵は、いつ死ぬかもしれない激務のなかで、徐々にジェームズへの不安を募らせていく。しかし、そんな彼らの想いとは無関係に戦闘行為が繰り返される戦場の日々は続く……。
本年度アカデミー賞の呼び声も高い本作を監督したのは『ハートブルー』『K-19』のキャスリン・ビグロー。脚本は、マーク・ボールが自らの取材を元に執筆。主演にはジェレミー・レナーが務め、レイフ・ファインズ、デヴィッド・モース、ガイ・ピアースなど豪華実力派俳優が脇を固めている。
(c)2008 HURT LOCKER, LLC. ALL RIGHTS RESERVED.
『武士道シックスティーン』 監督:古厩智之
( 2010年/日本語/109分/ゴー・シネマ 配給 ) 2010年GWテアトル新宿他ロードショー
[製作総指揮]和崎信哉,尾越浩文,北川直樹,久保田修 [企画]中村理一郎 [プロデューサー]井上衛,樋口慎祐 [原作]誉田哲也 [脚本]大野敏哉,古厩智之 [音楽]上田禎 [出演]成海璃子,北乃きい,石黒英雄,荒井萌,山下リオ,高木古都,賀来賢人,波瑠,古村比呂,堀部圭亮,小木茂光,板尾創路
3歳から鍛練を積んできた剣道エリートの香織(成海璃子)は、中学最後の大会で無名の選手に負けたことが忘れられず、その選手を追って強豪校に入学することにした。しかし、因縁の敵だと思っていた早苗(北乃きい)は、実績がほぼゼロ、楽しむ剣道がモットーのお気楽少女だった!
成海璃子と北乃きい、実力と人気を兼ね備えたふたりの女優が剣道少女になって対決! 剛の香織と柔の早苗、まったく正反対のふたりが、真剣勝負や熱い友情を通じて本当の強さや勝つことの意味を問いかける。2カ月間に渡って、剣道の基本姿勢やルールを身につけた竹刀さばきにも注目だ。監督は『奈緒子』『ホームレス中学生』など、良質な青春映画を発表してきた古厩智之。「一気読みせずにはいられない本」として熱烈な支持を得た誉田哲也による同名の原作小説をパワフルに映像化。
(c)2010映画「武士道シックスティーン」製作委員会
『17歳の肖像』 監督:ロネ・シェルフィグ
( 2009年/英語(日本語字幕)/100分/ソニー・ピクチャーズ エンタテインメント 配給 )
4月G.W.TOHOシネマズ シャンテ他全国ロードショー
[製作総指揮]デイヴィッド・M・トムソン,ジェイミー・ローレンソン,ニック・ホーンビィ,ジェイムズ・D・スターン,ダグラス・E・ハンセン,ウェンディ・ジャフェット [製作]フィノーラ・ドワイヤー,アマンダ・ポージー [原作]リン・バーバー [脚本]ニック・ホーンビィ [出演]キャリー・マリガン,ピーター・サースガード,ドミニク・クーパー,ロザムンド・パイク,アルフレッド・モリーナ,カーラ・シーモア,オリヴィア・ウィリアムズ,エマ・トンプソン
ウィットに富んだ辛口批評で人気のイギリス人記者リン・バーバーの回想録を基に、小説『ハイ・フィデリティ』『アバウト・ア・ボーイ』のベストセラー作家ニック・ホーンビィがユーモラスに脚色。『幸せになるためのイタリア語講座』の女性監督ロネ・シェルフィグがちょっぴり愛らしくてほろ苦い物語に仕上げている。
1961年のロンドン。16歳の少女ジェニー(キャリー・マリガン)はオックスフォード大の進学を期待されている優等生。パリに憧れている彼女の日常はロマンティックとは程遠いものだ。だが彼女の人生は、ウィットに富んだ会話と紳士的な物腰のデイヴィッド(ピーター・サースガード)との突然の出会いによって一変する……。スクリーンいっぱいに溢れる魅力を感じさせ、観客の心を引きつけてやまない新星キャリー・マリガンは、「新たなオードリー・ヘプバーン」の呼称を受ける今注目の女優である。
(c)2008 AN EDUCATION DISTRIBUTION LTD.
『第9地区』 監督:ニール・ブロムカンプ
( 2009年/英語(日本語字幕)/111分/ワーナー・ブラザース映画、ギャガ 配給 )
2010年4月全国ロードショー
[製作総指揮]ビル・ブロック,ケン・カミンズ [製作]ピーター・ジャクソン [脚本]ニール・ブロムカンプ,テリー・タッチェル [撮影]トレント・オパロック [美術]エミリア・ルークス [音楽]クリントン・ショーター [出演] シャルト・コプリー,ジェイソン・コープ,ナタリー・ボルト,シルヴェイン・ストライク,エリザベス・マカンダヴィ,ジョン・サムナー,
ウィリアム・アレン・ヤング,グレッグ・メルヴィル=スミス,ニック・ブレイク
『ロード・オブ・ザ・リング』シリーズのピーター・ジャクソン製作の SF ドラマ。監督は新人、舞台は遠方南アフリカという謎の多い作品にもかかわらず、口コミが広がり、全米興収で 1 億ドル突破の大ヒットを記録した。CMディレクターのニール・ブロムカンプ監督の短編『アライヴ・イン・ヨハネスブルグ』を長編にバージョンアップ。テレビのドキュメンタリー番組の手法を用いた物語展開にも注目の衝撃作だ。
南アフリカのヨハネスブルク上空に突如現われた正体不明の宇宙船。難民として地球に降りた"彼ら"と人間との共同生活が始まった。それから28年後、共同居住区「第9地区」はスラム化したため、超国家機関MNU職員のヴィカス(シャルト・コプリー)は彼らを、強引に強制収容所に立ち退かせる実力行使に打って出た。そして彼は立ち退きの通達をして回るうち、知らずに人類と"彼ら"の歴史を変える大事件の引き金を引いてしまう――。
(c)2009 DISTRICT 9 LTD ALL RIGHTS RESERVED.
『スイートリトルライズ』 監督:矢崎仁司
( 2009年/日本語/117分/ブロードメディア・スタジオ 配給 )
2010年3月シネマライズ 他全国ロードショー
[製作総指揮]泉英次 [製作]宮崎大,田辺順子 [原作]江國香織 [脚本]狗飼恭子 [撮影]石井勲 [美術]髙橋泰代 [編集]奥原好幸 [音楽]妹尾武 [衣装]市井まゆ [照明]大坂章夫 [出演]中谷美紀,大森南朋,池脇千鶴,小林十市,大島優子,安藤サクラ,黒川芽以,風見章子
原作は「号泣する準備はできていた」で第 130回直木賞を受賞した江國香織の同名小説。『三月のライオン』『ストロベリーショートケイクス』など、寡作な映画作家として知られる矢崎仁司監督が、自身も大ファンだという江國作品の切なくも美しい、そして透明感のある世界観を映像化。主人公の夫婦、瑠璃子と聡を演じるのは、中谷美紀と大森南朋。人気、実力ともにトップクラスの共演が実現した。主題歌はスガ シカオの書き下ろし曲「雨あがりの朝に」。しっとりとしたバラードが、秘密と嘘、愛と孤独に彩られた美しく切ない大人のラブストーリーを彩っている。
テディベア作家の瑠璃子は聡と結婚して3年になる。日常に不満はないはずなのに、思わず「この家には、恋が足りないと思うの」と聡に伝えてしまうなど、淋しさは隠せない。そんなある日、自分の作ったベアを欲しがる青年の春夫に出会い、恋に落ちてしまう。
(c)2009 江國香織/「スイートリトルライズ」製作委員会
『プリンセスと魔法のキス』 監督:ジョン・マスカー,ロン・クレメンツ
( 2009年/英語(日本語吹替)/97分/ウォルトディスニースタジオモーションピクチャーズジャパン 配給 )
2010年3月6日(土)全国ロードショー
[製作総指揮]ジョン・ラセター [製作]ピーター・デルヴェッチョ [原作]E.D.ベイカー [脚本]ロン・クレメンツ,ジョン・マスカー,ロブ・エドワーズ [美術]ジェームズ・アーロン・フィンチ [編集]ジェフ・ドラハイム [音楽]ランディ・ニューマン [声のキャスト]アニカ・ノニ・ローズ,ブルーノ・カンポス
ディズニーが伝統的な手描きアニメを復活させ、全米でも大ヒットを記録したファンタジー。アメリカ南部のジャズの街ニューオリンズにやってきたナヴィーン王子が、悪い魔法使いに呪いをかけられて、カエルの姿にされてしまう。そんな時、仮装パーティで出会ったティアナを王女と勘違いしたナヴィーンは、人間の姿に戻るために彼女にキスをせがむも、人間の姿には戻らずに、代わりにティアナがカエルになってしまった! 果たしてふたりは人間の姿に戻れるのか!?
監督は『アラジン』『リトル・マーメイド』のジョン・マスカーとロン・クレメンツ。これまでディズニーが得意とした古き良き時代のおとぎ話をベースにしながらも、楽しいジャズナンバーが奏でられるミュージカルシーンや、黒人の少女を主人公にするなど、新たなテイストも注入。まさにこんなディズニーアニメが見たかった! と言いたくなるような一本だ。
(c)DISNEY ENTERPRISES,INC. ALL RIGHTS RESERVED.
『イエロー・ハンカチーフ』 監督:ウダヤン・プラサッド
( 2008年/英語(日本語字幕)/96分/松竹 配給 )
2010年6月26日 (土)東劇他ロードショー
[製作総指揮]リリアン・バーンバウム [製作]アーサー・コーン [原作]ピート・ハミル [脚本]エリン・ディグナム [撮影]クリス・メンゲス [美術]モンロー・ケリー [編集]クリストファー・テレフスン [音楽]ジャック・リブジー [出演]ウィリアム・ハート,マリア・ベロ,エディ・レッドメイン,クリステン・スチュワート
山田洋次監督による1977年の名作『幸福の黄色いハンカチ』を完全リメイク。原作へのオマージュとして様々なアイディアを提案してくるなど、オリジナル版に敬意を払って制作されたこともあり、良質な感動作となっている。高倉健が演じた不器用な主人公を、ウィリアム・ハートがいぶし銀の魅力で好演。さらに倍賞千恵子演じる妻をマリア・ベロが演じるほか、世界中でヒットを記録した『トワイライト』シリーズのヒロイン、クリステン・スチュワートの出演にも注目したい。
6年の刑期を終え、刑務所から出所したばかりのブレットは、ニューオリンズに向かう途中、15歳の少女マーティンと、変わり者の放浪者ゴーディと一緒に旅に出ることになる。ブレットの目的は、妻のメイの気持ちを確かめること。もし今でも自分のことを待っていてくれるなら、黄色いハンカチを掲げていてくれ、と。果たしてメイは、今でも彼を待ってくれているのか?
(c)2009 DODI FILM PRODUCTIONS. ALL RIGHTS RESERVED.
『ばかもの』 監督:金子修介
( 2009年/日本語/120分/東北新社 配給 ) 2010年上半期ロードショー(予定)
[製作総指揮]植村伴次郎 [制作]奥山和由,沖元良,中林千賀子 [原作]絲山秋子 [脚本]高橋美幸 [撮影]釘宮慎治 [美術]高橋俊秋 [編集]洲崎千恵子 [音楽]MOKU [衣装]岡田敦之,小池明日香 [照明]田辺浩 [録音]尾崎聡 [出演]成宮寛貴,内田有紀,古手川祐子
芥川賞作家 絲山秋子の同名小説が待望の映画化。ある男女の出会いから恋愛、別れ、再会に至るまでの 10年にも及ぶ純愛を描く。
三流大学に通い、中途半端な大学生活を送る大学生・ヒデ(成宮寛貴)は、強気な年上の女・額子(内田有紀)の体にのめり込む毎日。だが、ある日突然、額子から「結婚を決めた」と別れを告げられる。ヒデは大学を卒業、就職するが、日々のむなしさからアルコール依存症に。一方の額子も事故に遭い、人生を変える大怪我を負う。別れから数年後、ともに変わり果てた姿で二人は再会する――。
(c)2010「ばかもの」製作委員会
“北海道新聞 presents”
『幸福の黄色いハンカチ デジタルリマスター』 監督:山田洋次
( 1977年/2010年/日本語/108分/松竹 配給 ) 2010年4月10日(土)ロードショー
[製作]名島徹 [原作]ピート・ハミル [脚本]山田洋次,朝間義隆 [撮影]高羽哲夫 [美術]出川三男 [編集]石井巌 [音楽]佐藤勝 [照明]青木好文 [録音]中村寛 [出演]高倉健,倍賞千恵子,桃井かおり,武田鉄矢,渥美清
1977年度の映画賞を独占した山田洋次監督の代表作『幸福の黄色いハンカチ』――アメリカでのリメイク作『イエロー・ハンカチーフ』が劇場公開される2010年に、デジタルリマスター版として蘇ることになりました。不景気で心が疲弊したこの日本の空に、色鮮やかに蘇ったあの「黄色いハンカチ」が再びはためきます。
失恋して自棄になった欽也(武田鉄矢)は、会社をやめ、退職金で新車を購入、北海道へドライブの旅に出た。網走に着くと手当たり次第に軟派して、同じ失恋の痛手を持つ朱美(桃井かおり)を引っかけた。それから、海岸で炭鉱夫を名乗る中年男・勇作(高倉健)と知り合い、3人で旅することになる。しかし、勇作には6年 3ヶ月の刑期を終え出所したばかりという秘密があった……。
(c)1977,2010 松竹株式会社
2010年2月25日(木)~3月1日(月)、夕張市内各会場にて開催!
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