『第12回東京フィルメックス』で上映される『豊山犬』『ミスター・ツリー』『ウィ・キャント・ゴー・ホーム・アゲイン』『人山人海』の鑑賞券をプレゼント！

11月19日(土)より9日間、有楽町朝日ホール他にて開催される『第12回東京フィルメックス』は、アジア地域の作品を中心に、今世界で一番面白い作品をいち早く鑑賞できる映画祭として毎年注目を集めてきた。今年は＜世界×日本×未来＝つなげる国際映画祭＞というメッセージを込めて、現実をひととき忘れさせてくれる映画ではなく、より一層深く考え、より強く生きていくための刺激とヒントを与えてくれる映画がラインナップされている。
その多彩な上映作品群の中から『豊山犬』『ミスター・ツリー』『ウィ・キャント・ゴー・ホーム・アゲイン』『人山人海』の鑑賞券をプレゼントします。

『豊山犬』 ( 韓国/2011/121分/監督：チョン・ジェホン )

キム・ギドクの助監督をつとめたチョン・ジェホンの監督第2作。主人公は南北朝鮮の国境を行き来し、密輸品などを運ぶ謎の男。男は韓国に住む元北朝鮮高官の愛人を脱北させる密命を受ける……。『執行者』のユン・ゲサンがこれまでのイメージを覆す主人公を熱演。

11月24日(木)21：15の回(ＴＯＨＯシネマズ日劇)に2組4名様をご招待! ◆応募締め切り：2011年11月17日(木)受付分

『ミスター・ツリー』 ( 中国/2011/88分/監督：ハン・ジェ )

ジャ・ジャンクーの助監督をつとめ、『ワイルドサイドを歩け』でデビューしたハン・ジェの待望の監督第2作。重い過去を背負いつつ、開発の進む地方都市に暮らす青年を人気俳優ワン・バオチァンが演じる。上海映画祭で審査員特別賞、監督賞など3つの賞を受賞。

11月25日(金)21：15の回(ＴＯＨＯシネマズ日劇)に5組10名様をご招待! ◆応募締め切り：2011年11月18日(金)受付分

©2011 by Charlie Levi. 『ウィ・キャント・ゴー・ホーム・アゲイン』
( アメリカ/1973-2011年/93分/監督：ニコラス・レイ )

巨匠ニコラス・レイが晩年に授業の一環として学生たちとともに製作。劇映画、ドキュメンタリー、現代アートが混然一体となった先鋭的な傑作ながら、長らく上映機会がなく、幻の映画となっていた。本年のヴェネチア映画祭でお披露目されたデジタル復元版を上映。

11月26日(土)18：40の回(有楽町朝日ホール)に5組10名様をご招待! ◆応募締め切り：2011年11月19日(土)受付分

『人山人海』　( 中国、香港/2011/91分/監督：ツァイ・シャンジュン )

中国の注目の新鋭ツァイ・シャンジュンの監督第2作。実際に起きた事件をヒントに、弟を殺して逃走した男に復讐するために執拗に殺人者の行方を追う主人公をリアリズム・タッチで描いた作品。ヴェネチア映画祭でサプライズ上映され、銀獅子賞（監督賞)を受賞。

11月27日(日)10：30の回(有楽町朝日ホール)に5組10名様をご招待! ◆応募締め切り：2011年11月20日(日)受付分

◆希望作品タイトル『人山人海鑑賞券』『ミスター・ツリー鑑賞券』『ウィ・キャント・ゴー・ホーム・アゲイン鑑賞券』『豊山犬鑑賞券』(メールでご応募の場合は件名)と、「お名前・ご住所・電話番号・年齢」を明記の上、こちらのアドレスか、メールフォームからご応募下さい。
◆公式サイト：http://www.filmex.net ※応募者多数の場合は抽選となります。
註)ご提供いただいた個人情報は、本プレゼント以外の目的では一切使用いたしません。また、個人情報そのものも招待状発送後一週間で破棄します。当選者の発表は、招待状の発送をもってかえさせていただきます。なお、当選に関するお問合せへの回答はいたしかねます。予めご了承下さい。

第12回東京フィルメックス

2011年11月19日(土)～11月27日(日)
有楽町朝日ホール、東劇、ＴＯＨＯシネマズ日劇、ＴＯＨＯシネマズ有楽座にて

第12回東京フィルメックスの注目のプログラム

オープニング作品…『アリラン』キム・ギドク監督
この3年間、韓国映画界と一切の接触を絶っていたキム・ギドクが沈黙を破って発表した傑作。山の中の一軒家で隠遁生活を送る自分自身の姿をカメラにおさめ、これまで秘めていた様々な思いを赤裸々に語るセルフドキュメンタリー。カンヌ映画祭「ある視点」最優秀作品賞。
※第64回カンヌ国際映画祭「ある視点」最優秀作品賞受賞作品

特集「限定！川島パラダイス♪」にて、1950年代の傑作４本を紹介。
川島雄三監督(1918-1963)は松竹、日活、東宝、大映などで活躍した。意欲的に話題作を発表し続けていたさなか、45 歳でこの世を去ります。客観的かつシニカルな「重喜劇」とも称されるスタイルは、今でも多くの映画ファンの心を掴んでいる。その幅広いフィルモグラフィーの中から1950年代の傑作４本(『とんかつ大将』『昨日と明日の間』『愛のお荷物』『洲崎パラダイス赤信号』)に注目、英語字幕付きニュープリントによる上映で、世界にKAWASHIMA ブームを巻き起こす！

特別上映：木下惠介
2012年に生誕100年を迎える巨匠・木下惠介。今年はそのプレ企画として、木下喜劇の最高傑作といわれる『お嬢さん乾杯』を英語字幕付きニュープリントで作成し、特別上映。
※ 川島雄三監督４作品および木下惠介監督1作品の英語字幕付きニュープリント5本は「東京文化発信プロジェクト」の一環として作成。

相米慎二監督、全作品の特集上映
相米慎二監督(1948-2001)が、2011年9月9日に没後10年を迎えた。80年代のデビュー直後から、新人やアイドルを起用したヒット作で一躍トップランナーに。90年代に入り国内外での評価も高まっていた矢先、53歳で亡くなった。今回の特集では、残された13本の劇場公開映画すべてを上映。20世紀最後の20年間を代表する、ひとりの映画監督の軌跡……「相米慎二のすべて」を体験する貴重な機会となる。

※毎回上映終了後に豪華トークゲストの登壇を予定。
11/19(土)『魚影の群れ』：伊武雅刀　11/20(日)『台風クラブ』：三浦友和　11/20(日)『お引越し』：田畑智子　11/21(月)『翔んだカップル』：鶴見辰吾　11/22(火)『ションベン・ライダー』：永瀬正敏　11/22(火)『ラブホテル』：寺田農　11/23(祝)『あ、春』：山崎努、佐藤浩市　11/24(木)『光る女』：武藤敬司、三枝成彰　11/25(金)『東京上空いらっしゃいませ』：笑福亭鶴瓶　11/25(金)『風花』：浅野忠信他予定。

ニコラス・レイ生誕百年記念上映
1950年代に大ヒット作品を送り出したハリウッドの巨匠－－その一般的なイメージに対して、全く違った角度から光をあてる２作品(『ウィ・キャント・ゴー・ホーム・アゲイン』『あまり期待するな』)を、生誕百年を記念して上映。

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【東京フィルメックス・コンペティション】(全10作品)
世界的に大きな注目を集めるアジアからは、才能ある新鋭たちが次々と登場している。そんなアジアの新進作家の2010～2011年に製作された作品の中から、今年は下記にご紹介いたします10作品をコンペティション部門参加作品として上映し、国際審査員が審査する。