監督失格
2011年9月3日(土)より、
TOHOシネマズ六本木ヒルズにて独占先行ロードショー
『何故、ここにカメラがあるのか?』
ロードムービーの名作『由美香』の平野勝之監督、11年ぶりの最新作。
『ヱヴァンゲリヲン新劇場版』シリーズ総監督の庵野秀明が、実写映画を初プロデュース。その注目の作品『監督失格』は、35歳の誕生日前日に自宅で急逝した女優・林由美香をめぐる、14年間に及ぶ美しくも壮絶な愛の記録です。「音楽を作るしかなかったのです。この二人のために」と、矢野顕子が音楽を担当し、主題歌「しあわせなバカタレ」を書きおろしました。本作は大切な人の「喪失」と、それに向き合う人々の「再生」を描いたドキュメントであり、人間賛歌です。
監督:平野勝之(ひらの・かつゆき)
1964年生まれ。静岡県出身。AV、映画監督。アマチュア時代より8mmを中心とした映像作品を撮り続け、PFF等で高く評価される。プロデビュー作はAV『由美香の発情期』。その後、『水戸拷問』『ザ・タブー』といった、ヌケないがひたすらに面白い傑作AVを数多く監督する。1997年にAV女優・林由美香との北海道自転車旅行を記録した『由美香』が劇場公開され大ヒットする。その後も自転車旅行を題材とした「自転車三部作」を作り、厳冬期の北海道を自ら走って撮影した『白 THE WHITE』をベルリン国際映画祭に出品している。
出演:林由美香(はやし・ゆみか)
1970年生まれ。東京都出身。映画出演が200本を超える伝説的女優。2004年に主演したピンク映画『たまもの』(いまおかしんじ監督)では、年下の彼氏に熱を上げる熟女を好演。「ユーロスペース」で一般公開されるに至り、DVDも発売。圧倒的な投票数により、2004年第17回ピンク大賞の女優賞を受賞、さらにドイツのライプツィヒ国際映画祭にも招待されるなど、自身の代表作となった。2009年、松江哲明による最新作『あんにょん由美香』が大ヒットする。
プロデュース:庵野秀明(あんの・ひであき)
1960年生まれ。山口県出身。株式会社カラー代表取締役。1988年、OVA『トップをねらえ!』でアニメ監督デビュー。1995年にTVシリーズ『新世紀エヴァンゲリオン』を手がけ、1997年の『新世紀エヴァンゲリオン 劇場版』とともに一大ブームを巻き起こす。1998年、村上龍原作の『ラブ&ポップ』で実写映画を初監督。実写映画2作目となる岩井俊二主演の『式日』では、東京国際映画祭にて優秀芸術貢献賞を受賞。最新作であるアニメーション映画『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:破』では、企画・原作・脚本・総監督に加え、エグゼクティブ・プロデューサーを務める。同作は、興行収入40億円、Blu-ray・DVDは出荷本数100万本を記録している。
音楽:矢野顕子(やの・あきこ)
青山学院高等部在学中よりジャズクラブ等で演奏、1972年頃よりティンパン・アレイ系のセッションメンバーとして活動を始め、ニューミュージック黎明期の欠かせない顔となる。1976年にアルバム「JAPANESE GIRL」でデビュー以来、YMOとの共演、ピアノ弾き語りの「出前コンサート」をはじめ、レイ・ハラカミとのユニット「yanokami」、森山良子とのユニット「やもり」など、幅広く活動している。2010年、約10年振りとなる弾き語りアルバム「音楽堂」をリリース。
監督/平野勝之
出演/林由美香 小栗冨美代(由美香ママ) カンパニー松尾
プロデュース/庵野秀明
音楽/矢野顕子 主題歌「しあわせなバカタレ」(ヤマハミュージックコミュニケーションズ)
配給/東宝映像事業部 製作/カラー、コイノボリピクチャーズ 宣伝/轟木一騎、ミラクルヴォイス
(C)「監督失格」製作委員会
COLOR/1.85:1/111min./STEREO/レイティング/公式サイト:http://k-shikkaku.com/
2011年9月3日(土)より、
TOHOシネマズ六本木ヒルズにて独占先行ロードショー
- 監督:松江哲明
- 出演:林由美香, ユ・ジンソン, キム・ウォンボク, いまおかしんじ
- 発売日:2010-02-27
- おすすめ度:
- Amazon で詳細を見る
- 監督:平野勝之
- 出演:平野勝之, 林由美香
- 発売日:2006-12-22
- おすすめ度:
- Amazon で詳細を見る
TRACKBACK URL: