遠藤憲一＆松井玲奈がダブル主演した感動のロードムービー「gift」が、愛知県限定公開の7館スタートながら、公開初週には公開館数30館以下の作品が対象のミニシアターランキングで5位にランクインするという好評を得て、遂に東京を始めとする他地域での公開が決定した。7月12日(土)からの公開劇場は東京・大阪を含む合計10館で、これほど急なスケジュールでの公開決定は異例。また、拡大公開初日には全劇場にて先着100名にオリジナルポストカードのプレゼントも実施されるという。

映画「gift」は、日本全国各都道府県の内 “1つの地域” にスポットを当て映画を制作し、その地域の方々によって《 映画を育ててもらい全国へ広げてもらおう！ 》をコンセプトにしたプロジェクト＜Mシネマ＞の第一弾で、今作品は「名古屋」にスポットを当てられている。
物語は、一代で財を成したが、その傍若無人な性格と人に心を許さない偏屈な性格が災いし、周囲に疎まれている孤独な会社会長・篠崎善三(遠藤憲一)と、肉親の愛を得られず、唯一の弟にも拒否をされ怠惰な日々を排他的に過ごすキャバ嬢沙織(松井玲奈)が、スリ未遂の被害者と加害者という形で出会うところから始まる。ホストに騙され300万円の借金を抱えていた沙織は、篠崎から「お前の100時間を100万円で買ってやる」という奇妙なバイトを持ちかけられ、東京にいる娘にプレゼントを届けに行くという篠崎に同行することにするのだが――。旅を共にする内に深まる篠崎の謎めいた言動、沙織の身に迫る借金の取り立て屋の影、そして二人の旅路の果てに明らかにされるタイトル『gift』の意味が、観る者の感動を呼ぶヒューマンドラマに仕上がっている。

6月30日現在の公開劇場は、「シネマート新宿」「シネマート心斎橋」「中川コロナシネマワールド」「福井コロナシネマワールド」「小田原コロナシネマワールド」「大垣コロナシネマワールド」「福山コロナシネマワールド」「小倉コロナシネマワールド」「金沢コロナシネマワールド」「109シネマズ富谷」(以上、7月12日公開館)で、7月19日からは「テアトル石和」でも公開される。タイムスケジュール等の詳細は各劇場に問い合わせていただきたい。

遠藤憲一

愛知県から全国に、とスタートした『gift』。愛知のみなさんの暖かい応援で、東京でも上映が決まったと聞きました。ありがとうございます。世代も環境も違う孤独な二人がひょんなことで知り合い、旅を続けるうちに少しづつ何かが変わっていく物語。二人が行き着いた先に待っていたものは。。。全国のみなさんにも、この「生きるのがへたくそ」な二人の旅を見届けてほしいなと願っています。

松井玲奈

まずは愛知でこの映画を観てくださったみなさん、ありがとうございます。ここからまたさらにたくさんの方に観ていただけるのがとても嬉しく感じています。みなさんの中の思い出に残る作品になりますように。

浅井千瑞プロデューサー

愛知県限定公開で始まった本作ですが、愛知県内の皆様や県外から劇場に足を運んでくださった皆様の御陰で、７月１２日（土）より東京・大阪を含む全国で公開される事が決まりました。＜Mシネマ＞第一弾作品で、プロジェクトの目標を達成する事ができて、御覧頂いた方々のみならず、応援をしてくださった全ての皆様に御礼を申し上げます。ありがとうございます。より多くの皆様に御覧を頂き、また皆様に育てて頂ける作品になるよう関係者一同邁進してまいります。今後とも、映画「gift」を何卒よろしくお願い致します。