宝塚・東宝・シャンソン
戦後の女王 越路吹雪 迫真の表現魂 9作品上映

宝塚の男役トップスターから東宝の専属女優を経て日本シャンソン界の女王として君臨し、56歳の若さで胃がんのため逝去した偉大スタア・越路吹雪。深い憂いを湛えた大きく力強い瞳とスラリと伸びた肢体に気品を漂わせ、名声を得つつも華麗な姿からは想像を絶する壮絶な生涯は舞台・テレビドラマ化されました。

谷口千吉監督「吹けよ春風」（ニュープリント作品）はタクシー運転手・三船敏郎の好漢ぶりが光る人情ドラマ。皇居周囲ドライブ中の、三船敏郎×越路吹雪のご機嫌なデュエットシーンは必見です。
また、市川崑監督「足にさわった女」では父親の復讐に燃える女スリ役。日高繁明監督「姿なき目撃者」ではミステリアスな家政婦。岡本喜八監督「ああ爆弾」では宗教に取り憑かれた老婆役を怪演します。
全身全霊のパフォーマンスで観客を虜にした越路吹雪の代表作9本にご期待ください。

1. 『結婚行進曲』(1951年／監督：市川崑)
2. 『吹けよ春風』(1953年／監督：谷口千吉 ※ニュープリント)
3. 『足にさわった女』(1952年／監督：市川崑)
4. 『顔役無用 男性No.1』(1955年／監督：山本嘉次郎)
5. 『プーサン』(1953年／監督：マキノ雅弘)
6. 『次郎長三国志第六部 旅がらす次郎長一家』(1953年／監督：市川崑)
7. 『姿なき目撃者』(1955年／監督：日高繁明)
8. 『男嫌い』(1964年／監督：木下亮)
9. 『ああ爆弾』(1964年／監督：岡本喜八)

料金
一般…1,200円、シニア・学生…1,000円、会員…800円　※水曜サービスデー…1,000円均一
●各回定員入れ替え制　●上映開始後10分を過ぎての入場は不可。
●午前10時15分より当日の全回分の整理番号付き入場券を発売。 ●定員48名になり次第、締め切り。
●作品により画像、音声が必ずしも良好でない場合があります。