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『脚本家・荒井晴彦が選ぶ戦争映画三選』

戦後70周年記念・戦争映画特集上映
脚本家・荒井晴彦が選ぶ戦争映画三選

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2015年8月8日(土)〜21日(金)、
横浜シネマリンにて開催

横浜シネマリンでは、8月8日(土)より戦後70周年記念作品・荒井晴彦脚本監督作『この国の空』を上映するのに合わせ、「脚本家・荒井晴彦が選ぶ戦争映画三選」と題して、『執炎』(1964年/日活/監督:蔵原惟繕/120分)『春婦傳』(1965年/日活/監督:鈴木清順/96分)『赤線基地』(1953年/東宝/監督:谷口千吉/90分)の三作品を上映する特集上映を開催する。
また、8月15日(土)12:35『赤線基地』上映終了後には、荒井晴彦氏のトークショーを予定しているとのことなので、興味のある人はぜひ劇場まで足を運んでみて欲しい。

上映作品紹介
春婦傳 ( 1965年/日活/白黒/35mm/96分 )
監督:鈴木清順/原作:田村泰次郎/脚本:高岩肇
出演:川地民夫、野川由美子、玉川伊佐男、松尾嘉代、初井言栄、江角英明、小沢昭一
『春婦傳』©日活
中国北部の荒野を慰安婦の一団が運ばれていく中に、一人の男に裏切られた娼婦・春美(野川由美子)がいた。春美は男を忘れるため、自ら慰安所を希望したのだ。だが数多の日本兵の中のひとり・三上上等兵に出会った春美は、いつか彼を自分のものにしようと愛情の炎を燃やす。極限下での激烈な愛を浮き彫りにする衝撃作。
執炎 ( 1964年/日活/白黒/35mm/120分 )
監督:蔵原惟繕/原作:加茂菖子/脚色:山田信夫
出演:浅丘ルリ子、松尾嘉代、信欣三、伊丹十三、平田大三郎、奈良岡朋子、芦川いづみ
『執炎』©日活
浅丘ルリ子出演映画100本を記念した大ヒット作。戦争に引き裂かれながらも壮絶な愛に生きる女の姿を、反戦の思いを込めて描く。古い因習を破って愛し合う拓治(伊丹十三)ときよの(浅丘ルリ子)。ある日拓治のもとに召集令状が届く。厳しい戦局の中で拓治は右脚を負傷し、きよのの献身的な看病で順調に回復していたが……。
赤線基地 ( 1953年/東宝/白黒/35mm/90分 )
脚本・監督:谷口千吉/脚本:木村武
出演:三國連太郎、根岸明美、小林桂樹、金子信雄、青山京子、中北千枝子
『赤線基地』©東宝
中国から10年ぶりに帰還した浩一(三國連太郎)は、故郷の変り果てた姿に驚いた。富士山麓御殿場土地は米軍基地の射撃場として接収され、生活に困窮した一家は部屋の離れをGI相手の女・由岐子(根岸明美)に貸していた。反米的なテーマのため一時は上映見送りとなった本作だが、基地風俗を冷静に描いたとして評価された。*東京国立近代美術館フィルムセンター所蔵作品

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2015年8月8日(土)〜21日(金)、横浜シネマリンにて開催

2015/07/24/19:30 | トラックバック (0)
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