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ハリウッドの伝説 ロバート・レッドフォード俳優引退作!

さらば愛しきアウトロー

16 回の脱獄と銀行強盗を繰り返し、誰ひとり傷つけなかった
74 歳の紳士フォレスト・タッカーのほぼ真実の物語

80 年代アメリカ。紳士的な犯行スタイルで、銀行強盗と 16 回の脱獄を繰り返した伝説の銀行強盗フォレスト・タッカー。事件を追うジョン・ハント刑事は、一度も人を傷つけず 2 年間で 93 件もの銀行強盗を成功させた彼の仕事ぶりに魅了され、仕事に疲れるだけの毎日から逮捕へ向けて再び情熱を取り戻す。フォレストが堅気でないと感じながらも、心奪われてしまった恋人もいた。そんな中、フォレストは仲間と共に金塊を狙った大仕事を計画するが――。

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2019年7月12日(金)、TOHOシネマズ シャンテほか全国ロードショー

INTRODUCTION

ロバート・レッドフォード俳優引退作!
愛と犯罪と逃亡の一大エンターテイメント!

『さらば愛しきアウトロー』画像 『さらば愛しきアウトロー』場面画像1 『さらば愛しきアウトロー』場面画像21960 年にデビューしたのち、『明日に向って撃て!』(69)で一躍大ヒットを記録、『スティング』(73)でアカデミー賞主演男優賞にノミネートされ、その実力を認められたハリウッドを代表する名優、ロバート・レッドフォード。60年近くに及ぶ役者人生の中で膨大な人数のファンを獲得し、すべての時代に名作を刻み続けてきた本物のスター俳優がついに、本作を最後に引退する。
レッドフォードが60 年に及ぶ俳優人生の最後に演じるのは、16 回の脱獄と90 回以上の銀行強盗を繰り返した、実在した伝説のアウトローだ。1980 年代初頭、アメリカ。ポケットに入れた拳銃をチラリと見せるだけで、微笑みながら誰ひとり傷つけず、目的を遂げる銀行強盗がいた。彼の名はフォレスト・タッカー、74 歳。銃は使うが誰も撃たないという掟を貫き、自分が一番楽しみながら、好きなことにすべてを捧げたタッカー。その生き方に自らの映画人生を重ねたことが、レッドフォードが彼を最後の役に選んだ理由だ。
レッドフォードの引退の花道を飾るのは、オスカー俳優のケイシー・アフレック、シシー・スペイセクほか、ダニー・グローヴァー、トム・ウェイツなど豪華キャストが脇を固める。監督は、レッドフォードが若い才能を支援するために設立した、サンダンス映画祭で頭角を現した『A GHOST STORY/ア・ゴースト・ストーリー』(17)のデヴィッド・ロウリー。レッドフォードが最後に演じたい役柄、最後を共にしたい共演者、映画界の未来を託したい監督が見事にそろいぶみ、まさに集大成として完成した。

ロウリー監督が語るロバート・レッドフォードについて
「本作は往年の銀幕のスターへのラブレター」

レッドフォードが主催するサンダンス映画祭で、インディーズの映画監督として自らのキャリアの幅を広げてきたロウリー監督。俳優としてのレッドフォードとの出会いについては、「『ピートと秘密の友達』で一緒に仕事をしてからだ。撮影で彼と一緒に過ごし、仕事をした日々は本当に素晴らしいものだった。」と振り返る。レッドフォードが演じるフォレスト・タッカーについては「本質的に非常に似ているところの多い二人だった。フォレストが自分の好きなことをし、それをやり抜く生き方に、レッドフォードは親近感を抱いていたのだと思う。私自身もまた、そんなフォレストの生き方に、自分との共通点を見出した。」と語る。また、「実在のフォレストのありのままの姿を、映画の中で追求するつもりはなかった。レッドフォードが徹底的にフォレストを解釈し、自分なりのキャラクターを生み出すことがわかっていたし、周辺の様々な情報にこだわるよりも、カメラを常にレッドフォードに向けていたいと思ったからだ。」とレッドフォードの 40 年間におよぶ映画人生への敬意が感じ取れるコメントも。フォレストのキャラクターについては『さらば愛しきアウトロー』場面画像3 『さらば愛しきアウトロー』場面画像4 『さらば愛しきアウトロー』場面画像5明るく描きたかった。確かに、フォレストのストーリーには悲劇的な側面もあることは否めないが、そうした衝動をまずは抑えて、観客を笑顔にする映画を作りたかった。」と主人公の犯罪や刑事からの逃亡劇を、物語の二次的な要素とし、ユーモアにあふれた性格を中心に描いたと振り返る。

またロウリーはレッドフォードと役柄について意見を交換することは、この映画の大きな楽しみのひとつだったと言い、「何年間も、レッドフォードといろんなことを話し合った。レッドフォードは様々なアプローチの脚本を読んでいたけど、ある時、2 人ともが気に入った脚本が出来上がったんだ。そこから、もはや議論する必要はなくなったよ。」とコメント。「その脚本では、キャラクターがよく練られていて、レッドフォードが演じるにはぴったりだった。だから、それ以上は手を加えず、役作りは彼にまかせたんだ。ただ、シシー・スペイセク演じる、タッカーとの恋人役であるジュエルとの関係については、よく話し合った。おそらく、今回製作中で、彼と最も時間を割いたところだね。」と振り返る。

最後に「私はこの映画で 3 つのことを成し遂げたいと思っていた。フィルムメイカーとしての本能に従って、自分が納得できる領域がどこなのか見極めること。観客に笑いを届けること。そして、往年の銀幕のスターの一人にラブレターを書くこと。よい映画を作ることで、結果としてすべてを達成できると思っている。」と締めくくる。

ロバート・レッドフォード インタビュー映像

ケイシー・アフレック インタビュー映像

CREDIT
監督:デヴィッド・ロウリー『A GHOST STORY/ア・ゴースト・ストーリー』
出演:ロバート・レッドフォード『明日に向って撃て!』『スティング』、
ケイシー・アフレック『マンチェスター・バイ・ザ・シー』『A GHOST STORY/ア・ゴースト・ストーリー』
シシー・スペイセク『キャリー』『歌え!ロレッタ愛のために』、
ダニー・グローヴァー『リーサル・ウェポン』シリーズ 『ダーティ・グランパ』、
トム・ウェイツ『コーヒー&シガレッツ』『Dr.パルナサスの鏡』、
チカ・サンプター『サウスサイドであなたと』
原作:「THE OLD MAN & THE GUN」デイヴィッド・グラン
2018年/アメリカ/英語/93分/シネマスコープ/カラー/原題:THE OLD MAN & THE GUN/
日本語字幕:齋藤敦子  提供:バップ、ロングライド 配給:ロングライド
© Photo by Eric Zachanowich. © 2018 Twentieth Century Fox Film Corporation All Rights Reserved

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2019年7月12日(金)、TOHOシネマズ シャンテほか全国ロードショー

2019/07/07/18:58 | トラックバック (0)
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