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レビュー:『PERFECT DAYS』(監督:ヴィム・ヴェンダース)/それぞれのDAYS/全国公開中 Posted at 2024/10/07/18:07
『それぞれのDAYS』Text By 青雪 吉木 /全編日本人キャスト、日本語によるヴィム・ヴェンダース監督作品。元々、渋谷区のトイレを複数のクリエイターがリノベーションし、公衆トイレのイメージを刷新するTHE TOKYO TOILETプロジェクトの一環として、清掃員を主人公にした短編映画を......
新作情報:『PERFECT DAYS』12月22日公開/ヴィム・ヴェンダース監督作/第76回カンヌ国際映画祭最優秀男優賞受賞作(役所広司)/東京・渋谷の公共トイレ清掃員の日々を描く Posted at 2023/12/19/19:07
ヴィム・ヴェンダース監督最新作で、主演の役所広司が第76回カンヌ国際映画祭最優秀男優賞を受賞した本作は、東京・渋谷の公共トイレ清掃員の日々を丁寧に静かに重ねるように生きる姿を描く。...
特集上映『洞口依子映画祭』 Posted at 2009/10/25/19:49
1985年、伝説のカルト・ムービー『ドレミファ娘の血は騒ぐ』で映画デビューし、一躍時代のアイコンとなった洞口依子。一時病気治療のため休業を余儀なくされるが、2006年には映画復帰を果たし、現在は女優業のみならず自らのウクレレユニット「Paititi(パイティティ)」のライブや文筆業にも活躍の場を広げています。今回の特集では洞口依子のデビュー25周年を記念し、代表的な出演作の上映に加えて、多彩なゲストのトーク、そしてライブ演奏など貴重なイヴェントが目白押しです。2009年11月7日(土)~11月20日(金)まで開催@シネマヴェーラ渋谷...
レビュー:『バベル』 Posted at 2007/05/07/20:13
「バベル」評/バベルの末裔はどこへ向かうのか(ネタバレの可能性あり!) 菊池凛子の米アカデミー賞ノミネートによって日本国内で思いがけない知名度を得た本作は、「アモーレス・ペロス」(99)、「21グラム」(03)で知られるメキシコ人監督アレハンドロ・ゴンサレス・イニャリトゥの最新作である。......
それでもボクはやってない Posted at 2007/01/23/08:57
「それでもボクはやってない」評/猿でも分かる裁判の仕組みと冤罪の可能性 「Shall we ダンス?」(96)以来、実に10年ぶりとなる周防監督の新作は、「痴漢冤罪事件」を題材にした超硬派な社会派劇だ。と言っても、ユーモラスな作風で一世を風靡した監督だけに、特有のユーモアを随......
ローレライ Posted at 2005/05/01/13:09
Text By 膳場 岳人 近年日本で製作された娯楽活劇としては大変な力作である。しかし、引っかかる箇所、当惑を覚える描写があまりにも多すぎて、筆者には総じて楽しめなかった。優れた「活劇」とは、色々と"引っかかる"不完全な細部を持ちながらも、最後......
ローレライ Posted at 2005/05/01/13:07
Text By 百恵 紳之助 時は第二次世界大戦末期。広島と長崎に原爆を投下されたうえに、アメリカ軍は三発目の原爆を首都東京に投下しようとしていた。最新型潜水艦「伊507」の乗組員に選ばれた者たちは、三発目の原爆を阻止するべく奇襲攻撃に出撃する。 ......
ローレライ Posted at 2005/05/01/13:06
「ローレライ」評/ハイブリッド映画としての和流エンターテイメントの可能性 本格潜水艦アクション映画と銘打たれた本作は、観る人をはっきりと選ぶ映画である。そもそも本作のようにSF色の強い作品を、純然たる戦争映画の如く扱うことに少なくない誤解を与えるだろうし(架空戦史物だが、内容は殆どSF映画と......
ローレライ Posted at 2005/05/01/13:04
Text By 鮫島 サメ子 風邪がどーにも治りまへん。 だもんで本音は映画どころではなく、ましてや二時間超の作品なんて、今回は(も)勘弁してもらえねえかなと思いつつ、①つまんなかったら熱が出る、②面白かったら快方に向かう、に違いないと賭けに出た結......
ローレライ Posted at 2005/04/30/09:10
Text By 佐藤 洋笑 イデオロギー的なモノをニュアンスに昇華する懐の深さを作り手が得たとき、戦争映画というのはとてつもなく面白く、感銘深いものになる。ドラマが葛藤を描くという何を今更な前提でいえば、集団で生きるか死ぬかを賭けている状況というの......