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夢ばかり、眠りはない

秋葉原通り魔殺人事件を扱った「風景」映画、一夜限りの上映。

ある女性映像作家が残した日記とビデオテープ。そこには、2008年に起きた秋葉原無差別連続殺傷事件によって壊れていくひとりの人間の姿があった。「昨日、君の夢を見たよ――。」彼女は眼前の風景に、容疑者Kが見ていたかもしれない景色、そして親友のKと共に見た景色を重ね合わせながら、茫漠とした郊外を彷徨い歩く。現実と虚構が入り交じった、夢のように儚い風景映画。事件から2年の時を経てついに公開。
上映後は批評家の藤田直哉氏と渡邉大輔氏をゲストに迎えてトークショーも開催される。

また、今回の上映に対する反響を受けて、筑波(6月30日)と京都(7月3日)で追加上映が急遽決定。詳細はこちらでチェック!

  • 2010年 6月14日(月) 開場18:30、開演19:00(トーク21:00~)
  • 場所:UPLINK FACTORY(東京都渋谷区宇田川町37‐18 トツネビル1F)
  • 料金:当日1500円、予約1300円(ドリンク代込み)
  • トークイベント:映像の身体、郊外の映画
    渡邉大輔(映画研究者)×藤田直哉(SF・文芸評論家)×佐々木友輔

6月14日(月)、UPLINK FACTORYにて一夜限定上映!

MESSAGE

監督:佐々木友輔

秋葉原で事件が起こった時、「自分も同じことをしていたかもしれない」という不安を感じた人は少なくないのではないでしょうか。「同じこと」と言っても表出の仕方は様々です。その感情を吐き出すことが出来ないまま心の内に抱え続ける人も居るでしょうし、自分自身への暴力に向かう人も居るでしょう。
私は、そういう不安を抱えた人たちと「共に悩み、共に考える」ことが出来ないかと考えました。秋葉原の事件に対して、今でも無視出来ない「何か」を抱えている方に、ぜひ観て頂きたい映画です。

佐々木友輔(ささきゆうすけ)/プロフィール
1985年神戸生まれの映像作家。高校時代に、携帯電話のメール送受信を撮り続けた映画「手紙」でイメージフォーラムフェスティバル2003の一般公募部門大賞を受賞。その後は映像表現を中心に、アートプロジェクトや舞台芸術など様々な領域を横断して活動している。主な上映・展示に、バンクーバー国際映画祭、ロッテルダム国際映画祭、ロンドン映画祭、平山郁夫賞 受賞顕彰展 「デジャメーヴユ 既/未視感」など。現在、東京芸術大学大学院 博士後期課程(先端芸術表現専攻)に在籍中。 公式

Production Note

秋葉原無差別連続殺傷事件

2008年の6月8日、東京・秋葉原で起きた無差別連続殺傷事件。ネット上では容疑者Kを神と賞賛する書き込みや悪戯の犯行予告が掲示板に書き込まれ、逮捕者が出たことも大きな問題となりました。この映画では、容疑者Kにある種の共感をしてしまった女性の不安や葛藤を軸に、事件についての識者の言説や、文学作品からの引用、酒鬼薔薇事件など過去の凶悪犯罪への言及も盛り込みながら、現代の私たちに潜む「心の闇」や、「生」の在り方を描いていきます。

郊外への眼差し(現代日本の風景)

映画の舞台となるのは、東京・秋葉原近辺から、つくばエクスプレスや常磐線で結ばれた千葉・茨城などの、いわゆる「郊外」の風景です。「郊外化は場所の固有性を失わせる」「犯罪の温床になっている」など様々な問題を指摘されつつも、もはや現代に生きる私たちにとっての原風景となりつつある「郊外」。この映画では、私たちが生きるその場所の現実を真正面から捉え、ただ肯定するのでも否定するのでもない、新たな「郊外」との関わり方を模索しています。

カメラワーク(揺れるリアリティ)

監督の佐々木友輔は、5年前からライフワークとして郊外の撮影を開始し、膨大な映像記録を撮りためてきました。そこで培われたカメラワークは、普段は見過ごしてしまっている当たり前の風景にもう一度目を向ける契機となり、また、その場所に生きる私たちの心象風景をも映し出します。SF・文芸評論家の藤田直哉氏に「この空虚で荒廃した世界で幽霊のように彷徨っている自分の孤独と恐怖を徹底して体験させる」と評されたこのカメラワークも、本作の見所のひとつです。

6月14日(月)、UPLINK FACTORYにて一夜限定上映!

http://yumenemuri.web.fc2.com/

関連情報

「夢ばかり、眠りはない」上映+トークイベント in つくば

  • 開催日:2010年6月30日(水)
  • 時間:上映18:00、トーク20:00
  • 料金:入場無料
  • 場所:筑波大学芸術専門学群棟A棟2階メディアルーム
  • 企画:小田原のどか(美術家・筑波大学人間総合科学研究科博士課程在籍)
  • お問い合わせ:qspds996@gmail.com
    アクセス
  • 高速バス
東京駅八重洲南口より「高速バスつくばセンター」乗車(約65分)
つくばセンターバスターミナル1番乗り場から
筑波大学中央行きまたは筑波大学循環(右回り)バスで「筑波大学西」下車(約10分)
バス停より徒歩5分
  • 2)つくばエクスプレス 
つくば駅A4出口より、つくばセンターバスターミナル1番乗り場から
筑波大学中央行きまたは筑波大学循環(右回り)バスで「筑波大学西」下車(約10分)
バス停より徒歩5分
  • 3)JR常磐線 
荒川沖駅西口より筑波大学中央行きバス「筑波大学西」下車(約30-40分)
バス停より徒歩5分
    土浦駅西口より筑波大学中央行きバス「筑波大学西」下車(約25-30分)
バス停より徒歩5分
  • 4)自動車 
常磐自動車道桜土浦I.C.下車,筑波方面へ左折
大角豆(ささぎ)交差点右折
県道55号線〈東大通り/ひがしおおどおり〉を北に直進
筑波大学中央入り口左折〈本部棟前〉(ここまで約8km)
information(案内口)で駐車券を発行してもらい、野球場前の駐車場に駐車してください
駐車場より徒歩10分

■同時開催:金川晋吾「father」スライドショー+上映会(17:00~)

蒸発を繰り返す作者自身の父を追った作品「father」。
「蒸発を繰り返すことで私の父は何もない人間になった。それはおそらく父自身が望んだことだ。自分のことも、他人のことも、何も考えないですませるために」
金川晋吾:1981年京都府生まれ。写真家。現在、東京藝術大学大学院博士後期課程在籍(先端芸術表現専攻)

「夢ばかり、眠りはない」上映+トークイベント in 京都

  • 開催日:2010年7月3日(土)
  • 時間:開場 13:30、上映 14:00 トークイベント 16:30~18:30(予定)
  • 料金:予約・当日ともに800円、※twitter割は500円
  • 定員:40名
  • 場所:京都市伏見青少年活動センター ( http://www.ys-kyoto.org/fushimi/ )
  • 主催:京都市伏見青少年活動センター、(財)京都市ユースサービス協会
  • お問い合わせ:TEL:075-611-4910(メディアパブ担当:乾)
    予約
  • 通常予約 お電話(TEL:075-611-4910)あるいは伏見青少年活動センターHPの専用申込フォームにてお申し込みください。
  • twitter割 (1)twitterアカウント[ @fushimin10 ]をフォロー
    (2)HP上の専用申込フォームにて、自身のtwitterアカウント名(@***)を記入
    (3)当日受付にて、ご自分のtwitterアカウント名をお申し出ください。
    ※事前通知のうえ、当日受付にフォロー状態であることが、割引の条件となります。

■アクセス
京都市伏見青少年活動センター :
京都市伏見区鷹匠町39-2 伏見区総合庁舎4F(近鉄・京阪「丹波橋」駅西口より徒歩7分)

■トークイベント「秋葉原通り魔事件がわたしたちに遺したもの」(16:30~18:30(予定)

ゲスト:小池照男(映像作家)×佐々木友輔(「夢ばかり、眠りはない」監督)×来場者
“もう2年”でしょうか、“まだ2年”でしょうか。この間、私たちを取り巻く環境は大きく変わりました。多くの人が“生きにくさ”を感じると同時に、“人とやさしく繋がりたい”欲求は増しているように感じます。トークイベントでは、映像作家の小池照男さんをお招きし、場のみなさんとともに深めていきます。

希望学1 希望を語る (単行本) 希望学1 希望を語る
2010/06/06/18:40 | BBS | トラックバック (0)
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