あなたとなら、時代を変えられると信じていた。
初 恋
2006年6月10日全国ロードショー
日本犯罪史上最大のミステリー「府中三億円強奪事件」。
大胆かつ巧妙な手口による犯行、
大量の遺留品と延べ16万人の捜査員の投入にも関わらず難航する捜査、そして数多くの犯人推理説…。
その犯行の鮮やかさから、世の中に一大旋風を巻き起こし、犯人がヒーロー視されるにまで至った大事件。
1975年に未解決のまま時効を迎えるが、その後も数多くの映画やドラマ、小説で取り上げられ、
今なお語り継がれている完全犯罪である。しかし、こんな物語は耳にしたことがあるだろうか。この実行犯が実は女性だったと。
しかも、18歳の女子高生だと…。
本作の原作となる小説「初恋」。
2002年に中原みすずによって書かれたこの物語の中で、著者と同名のみすずという女子高生の主人公はこう語り始める。
「私は『府中三億円強奪事件』の実行犯だと思う」と。
18歳の少女は本当に犯行に及んだのか。何が彼女を突き動かしたのか。主人公が明かす三億円強奪事件の知られざる真実と、
そこに交差していく、どこまでも純粋で、どこまでも切ない初恋の思い出。暗い瞳をした少女が一人の青年に出会い、
その青年を想う気持ちが、結果として永遠の別れへと繋がっていく物語。ここに描き出される事件の真相は、
我々の知っている三億円事件と比べるには、あまりに等身大で、あまりに痛い。
本作で主演を務めるのは、『EUREKA〈ユリイカ〉』
で15歳にしてその存在感を絶賛され、昨年の『NANA』以降勢いの衰えることのない宮﨑あおい。
原作「初恋」に惚れ込み、10代最後に出演を切望したというだけあり、
みすずの常に闇と隣り合わせの危うさを独特の感性で演じ上げている。1960年代新宿のジャズ喫茶。
気持ちのやり場を見失い、やみくもに体制に反発した若者たち。そして、好きだから時を共にし、
好きだからもう二度と会うことのない、一人の少女の恋・・・。
三億円強奪事件の秘密の扉が、今、開かれる。
宮﨑あおい/
みすず
1985年11月30日 東京都生まれ。
2000年、第53回カンヌ国際映画祭国際批評家連盟賞・
エキュメニック賞を受賞した青山真治監督作『EUREKA〈ユリイカ〉』のヒロイン役で一躍脚光を浴びる。
さらに塩田明彦監督の『害虫』(02)ではフランスの第23回ナント3大陸映画祭コンペティション部門審査員特別賞・
主演女優賞を受賞。その他の出演作に『パコダテ人』(01)、『富江最終章/禁断の果実』(02)、『ラヴァーズ・キス』
(02)、『ラブドガン』(04)、『青い車』(04)、『いぬのえいが』(04)、そして大ヒットした『NANA』
(05)などがある。
06年には声優を務めた『銀色の髪のアギト』を皮切りに、『ギミー・ヘブン』、『エリ・エリ・レマ・サバクタニ』、
『好きだ、』が立て続けに公開。待機作には玉木宏共演の『ただ、君を愛してる』がある。
また音楽劇「星の王子さま」で第41回ゴールデンアロー賞演劇新人賞を受賞、今年の4月からはNHK連続テレビ小説
「純情きらり」の主演を務めるなど、活躍の場は多岐にわたっており、彼女の勢いは止まることを知らない。
Short Interview
――原作との出会いを教えて下さい。
本が出てすぐ、(出版元の)リトル・モアの方にいただいて読みました。すごく読みやすかったのと、
三億円事件の犯人が女子高生だったことが新鮮で。
読み終わった後、本の後ろに書いてあるリトル・モアの電話番号に電話をかけて、「これは本当にあった話ですか!?」
って聞いたんです。
そしたら「ご想像にお任せします」って言われましたけど(笑)。
もちろんいろいろな犯人説がある事件なのは分かってますが、今の私は「初恋」のストーリーを信じています。
――最初からみすずを演じたいと思っていたのでしょうか?
具体的には考えてなかったのですが、気付いたらみすずっていう女の子のことが大好きになっていました。
どの役を演じる時でもそうですが、演じる役を自分が好きになれるかというのが、私の場合すごく大事で。
たとえ嫌な女の子でも、私が好きになれればやりたいなって思います。
みすずは、相手がどんな人だろうと絶対に自分を変えない強い子だと思うから、そんなところに憧れます。
――岸に惹かれていくみすずの気持ちは、どのように理解を?
岸とは最初から、共通の寂しさとか、誰かに必要とされたい感覚とか、どこか似た空気があったのだと思います。
みんなそうだと思うんですけど、誰かに「お前が必要だ」って言われるのってすごく嬉しいですよね?
たぶん岸は、みすずにそれを初めて正面から言った人だったと思うんです。
“好きな人に必要とされている”。
その一点だけで、みすずはあの事件を起こしたんじゃないかな。
私自身とみすずが似ているところがあるとすれば、その“誰かに必要とされること”が、とても重要なところです。
映画の現場にいるとすごく安心するし、私でも必要なのかなって思える瞬間があって…。
私は、本当に映画の現場に支えられているので。だから形は違いますけど、みすずの気持ちはよく分かります。
――ラブホテルで、岸からまさに「お前が必要だ」ということを言われますよね。
あそこは私はほとんど喋らないんですが、本気で泣きそうになっている自分がいて…。何度テストをしても、
毎回すごくドキドキしました。
こんなことを好きな人に言われたら嬉しいだろうなって。本当にみすずの気持ちになれたと思える瞬間でしたね。
小出恵介/
岸
1984年2月20日 東京都生まれ。
映画、舞台、ドラマにと活躍。主な映画出演作は、井筒和幸監督作『パッチギ!』(04)、
『リンダ リンダ リンダ』(05)など。
ドラマ「ごくせん」(05)、「ウォーターボーイズ 2005夏」(05)、「白夜行」(06)
など人気ドラマにも立て続けに出演し、今年の4月からは「おいしいプロポーズ」で長谷川京子との共演を果たす。
最近は「マクドナルド」CMでのとぼけたキャラでもお馴染み。待機作に、宮﨑あおいと共演の『ただ、君を愛してる』
などがある。
今後の活躍がますます楽しみな若手俳優。
Short Interview
――撮影前に、新宿ゴールデン街を歩かれたとか?
はい。もちろん60年代当時とはかなり変わってるんですけど、新宿の街を歩いてみて空気をつかもうと。
自分でもこの時代についていろいろ調べようとは思っていたんですが、撮影前にスタッフの方から“初恋の処方箋”
というものを渡されて。
なんだ?と思ったら、60年代についての資料集で、すごく助かりました。
――外見もかなり絞られて、これまでの役とは雰囲気が違うように見えますが…。
この撮影の前にやっていたドラマ「ウォーターボーイズ2005夏」で、肌は真っ黒だし筋肉もかなり付けていたので、
まずは筋肉を落とそうと。5~6キロ落ちたんですけど、今度は落ちすぎて少し戻しました。煙草ばっかり吸って、
一時はかなり不健康な生活になっていましたね。
肌は、鋭意美白中…(笑)。めちゃめちゃ高いパックをしたり、エステにまで行きましたけど、こればっかりは…。
――そこまで岸役に惚れ込んだ理由とは何でしょうか。
原作や台本を何回読んでも、毎回発見があるんです。一度読んだだけでつかめるようなキャラクターとは程遠い。
一見何を考えているか分からないような男だし、常に余裕があるように見えるけど、
根本の部分ではみんなと同じように権力に対して反発をする熱い部分もある。
そんな岸が、自分と同じように戦って生きているみすずに惹かれたのはよく分かりますよね。
自分と似た匂いがしたんだと思います。でも、岸はあまり喋らない男なので発散はできませんでした。
一度撮影期間中、友達と飲んでバ?ッと喋って現場に入ったことがあったんです。そしたら、
妙に自分がすっきりした顔をしていて・・・。これではいかんと思ってそれ以降(飲みに行くような事は)控えました。
――みすず役の宮﨑あおいさんとの共演はいかがでしたか?
見つめあう芝居が多かったんですが、目を合わせるだけですごいエネルギーを感じるんです。それに流されそうになるのを、
踏みとどまるのが楽しかった。
宮﨑さんとの芝居は、引き出されることがあまりに多くて…。直前まで普通に関係ないことを喋っていたのに、
ふと横を見るともう「みすず」になってる。あの感じは凄いです。いい意味で、
演じていて絶対的な緊張感を保つことができました。
宮﨑将/亮
1983年6月9日 東京都生まれ。
ドラマ出演などを経て、妹宮崎あおいと共演した『EUREKA〈ユリイカ〉』(00)で、
一躍注目を集める。主な映画出演作は『チェーン』(03)、『世界の中心で、愛をさけぶ』(04)、『理由』(04)、
浅野忠信監督のアート作品『トーリ』(04)、『天使が降りた日』(05)など。ドラマ出演も多く「ヤンキー母校に帰る」
(03)、「こちら池上署4」(04)など多数。
アーティストのPVに出演するなど、その活躍の場を広げている。
Short Interview
――カリスマ性あふれる亮ですが、どのように捉えて演じられましたか?
カリスマ性っていうものは、今更何かをしても身につかないものだと思うので(笑)、
とにかくどっしりと構えていようと思って演じました。こんなに一気に声を出して喋ることが普段はないので、
結構辛い部分もありましたけど…。
亮は仲間の前、みすずの前、岸の前、ユカの前、そして母親の前と見せる顔がそれぞれ違う男。でも、
それぞれの気持ちが割とすんなり理解できたので、演じていて苦労は特になかったです。
あまり感情を表に出さない役だったので、それは逆にやりやすかった。だけど、
決して身近にいるようなタイプの男ではないですよね。
イメージはできるけど、僕の日常生活とはかけ離れた存在かもしれないです。実際いたら?どっちかと言うと苦手かも(笑)。
怖そうですよね。
――久々の兄妹共演はいかがでしたか。
今回、役でも兄妹で、実際も本当に妹なので、そこは自信を持ってやりました。
でも妹と家で役について話すってことはないですよ。現場では単純に妹だからやりやすいことの方が多いです。
今更、特に妹だから…と意識することはないです。
――共演者の皆さんは仲が良さそうでしたね。
タケシ役の佑くんとは、前から仲が良かったので、今回久々に一緒に仕事ができて嬉しかったですね。年も割とみんな近いし、
和気あいあいとやってました。
――原作とはまた違った「初恋」になりましたが…。
そうですね。僕は原作も好きでしたが、また違った素敵な「初恋」が見れたような気がします。
JAZZが実際聞けたのは、当然ですが映画ならではですよね。
塙幸成/監督・
脚本
1965年 神奈川県生まれ。
フリーの助監督として、にっかつロマンポルノ末期から現場製作に携わり、曽根中生、
田中登、小沼勝、中原俊、林海象らの下につく。助監督としての参加作品には、『猫のように』(中原俊監督・88)、
『二十世紀少年読本』(林海象監督・89)、『フィガロ・ストーリー』(林海象監督・91)、『(私立探偵濱マイク)
遥かな時代の階段を』(林海象監督・95)等がある。
92年テレビ「熱闘甲子園」のミニドキュメンタリー「ネクストバッターズサークル」を企画・監督、
同作品にて関西報道写真テレビ部門の1位を獲得。また95年には、福岡アジア映画祭審査員特別賞を受賞し、
ロッテルダム映画祭他多数の国際映画祭にも出品された『tokyo skin』にて映画監督デビュー。チェン・
カイコーらからも大絶賛の評を受ける。
99年、文化庁芸術文化在外研修制度によりオーストラリアへ一年間留学した後、本作『初恋』を手がけることになる。
Short Interview
――今回、ロケが日本各地に及んでいますね。
かなり散らばりました。僕もあちこち歩いてみましたけれど、当時の新宿の匂いが出る町がなかなかなかった。
南側を徹底的にロケハンして、結局九州になりました。
とはいっても今回60年代というのはあくまでバックグラウンドであってメインは2人の恋にありますから。
リアルに当時を再現することだけにこだわるのは、やめようと思っていました。
――撮影中はかなり天気に振り回されたようですが・・・。
本当に天気には泣かされました。今回雨ふらしが多くて、雲狙いが多かったのですが、
そういう時に限って連日ピーカンだったりね。でも僕自身のことで言うと、
これだけのキャパの作品を撮るのは初めてだったのですが、すごく楽しめました。
大所帯だと器用には動けないけど、ある程度の時間も予算もあるっていうのはやっぱりすごく嬉しい。
――宮﨑あおいさんとの初タッグは、いかがだったでしょうか?
助監督時代からたくさんの女優さんを見ていますが、あれだけ頭が良くて動ける人はあんまりいないですね。
カンもすごく良くて、ちょっと修正するとすぐに直してくる。現場で台本を読んでいるとこを見たことがないけれど、
あれだけ忙しいのにどこで台本読んでいるんだろう?
彼女は原作のみすずよりもソフトなイメージで優しい目をしているんですが、
映画では逆にそれが活きる感じにしたかったんです。ことさら「泣ける映画です!」って言う気はないけど、
みすずの心情を追って映画を観てくれれば僕は自然と泣けるような気がする。
みすずの恋は、純愛ですよね。肉体関係のない。でもだからこそ、忘れられない。それを、
若い世代に分かってもらえるといいなぁと思います。
市川はるみ/
脚本
1964年 4月生まれ。
同志社女子大学卒業後、90年に映画雑誌FLIXの創刊から編集に参加。
編集を担当した日本オリジナルのノベライズ作品に、『レオン』、『キッド』、『アザーズ』、『シルミド』、『4人の食卓』、
『ラブストーリー』、『僕の彼女を紹介します』など。また単行本「映画界に進路を取れ」、別冊太陽
「香港映画スター,40s?,90s」、別冊太陽「名女優」、別冊太陽「日本恐怖映画への招待」、オフィシャル本
「HERO」、「僕の彼女を紹介します」などの編集にも携わっている。
05年、劇場映画『初恋』にて脚本デビュー。現在フリー。
鴨川哲郎/脚本
1963年11月 神奈川県生まれ。
98年より、『プールの時間 憧れのスクール水着』(98)、『ストーキング・
ラヴ ~迫る影~』(05)他、多くのオリジナルビデオの監督・脚本を発表。本作『初恋』が劇場映画初の脚本作品となる。
藤澤順一/撮影
1950年3月20日 千葉県生まれ。
72年、千代田写真専門学校の映画TV放送科卒業。フリーの撮影助手として活動した後、
74年から76年まで三船プロダクションに所属。その後85年の鈴木清順監督作『カポネ大いに泣く』でカメラマンデビュー。
代表作に、藤田敏八監督作『リボルバー』(88)、鈴木清順監督作『夢二』(91)、篠原哲雄監督作『はつ恋』(00)、
深作欣二・深作健太監督作『バトル・ロワイアルⅡ~鎮魂歌(レクイエム)?』(03)などがある。また、崔洋一監督の
『月はどっちに出ている』(93)でよこはま映画祭の撮影賞、手塚眞監督作『白痴』(99)でシネマカメリマージュ
(ポーランド)シルバーフロッグ賞、平山秀幸監督作『ターン』(01)
他では毎日映画コンクール撮影賞をそれぞれ受賞している。
高校生のみすず(宮﨑あおい)は、小さい頃から孤独だ。学校では友達も作らず、
ひたすら本を読む日々。家に帰っても引き取られた叔母家族とは口も聞かず、ただただ暗い瞳を持つみすずを、
叔母は「あの女の娘ですからね。」とはき捨てる。みすずの母親は小さい頃、兄を連れていなくなったきりだった。
そんなある放課後、みすずはとある場所に足を運んでいた。新宿の繁華街の片隅にあるジャズ喫茶B――
母が家を出て以来会うことのなかった兄が突然現れた際、みすずに示した場所だった……。
そこでみすずは、女にもてるうえ人望も厚い兄の亮(宮﨑将)とその取り巻き達に出会う。
そして他とは違う雰囲気で1人ランボーの 詩集に目を落としている東大生の岸(小出恵介)にも。
こうして亮の仲間に加わったみすずの生活は、少しずつ変化していった。学校にいるよりも、
家にいるよりもBで過ごす時間が増え、笑顔も増えた。生まれて初めて味わう“仲間”という温かい感覚。
そして岸に対して生まれた、切ない感情…。いつの間にかみすずにとってBはかけがえのない場所になりつつあった。
そんなある日、岸がみすずに驚くべき相談を持ちかける。「現金輸送車から三億円を強奪しないか?」。というのだ。みすずは、
突拍子もない計画に言葉を失うが、真剣な表情の岸の一言でみすずの気持ちは固まった。「おまえが必要なんだ」。
その言葉に突き動かされるようにして、みすずはこの壮大な計画に徐々にのめり込んでいくが――。
出 演
宮﨑あおい
小出恵介
宮﨑将
小嶺麗奈
柄本佑
青木崇高
松浦祐也
藤村俊二
監督・脚本:塙幸成
脚本:市川はるみ 鴨川哲郎
原作:「初恋」中原みすず著 (リトルモア刊)
主題歌:「青のレクイエム」元 ちとせ (エピックレコードジャパン)
制作:ミコット・エンド・バサラ
制作プロダクション:アン・エンタテインメント
製作:ギャガ・コミュニケーションズ
配給:ギャガ・コミュニケーションズ powered by ヒューマックスシネマ
支援:文化庁
2006/日本映画/カラー/ビスタサイズ/DTS-SR/114分
(C)2006ギャガ・コミュニケーションズ
2006年6月10日 全国ロードショー
TRACKBACK URL:
【劇場鑑賞62】初恋 E ダディャーナザン!ナズェミデルンディス!!
私はあの三億円事件の犯人かもしれない。 あれから40年もの月日が流れているのに、 私の喪失感は今も消えない。 それは心の傷に時効がないから・・...
Tracked on 2006/06/14(水)23:16:00
【劇場鑑賞62】初恋 E ダディャーナザン!ナズェミデルンディス!!
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両家顔合わせ(結納って何?) E 30才の結婚準備室
彼女の家族との食事会が今週になりました。結納代わりに食事会なのですが、そもそも結納の意味を知らなかったのですよね(W)これから結婚される方はご参考までに・・・
Tracked on 2006/06/21(水)00:24:51
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60年代後半という政治の季節のまっただ中に放り込まれた若者たちの焦燥感、葛藤、そして挫折を描いたものですが、68年に発生した三億円事件をそ
Tracked on 2006/06/28(水)06:03:22