新作情報
ただひたむきに、力いっぱい守る。ほんとうに大切なものだから。

コドモのコドモ

9月27日(土)渋谷シネ・アミューズ 新宿武蔵野館
ほか全国順次ロードショー

INTRODUCTION

小学5年生の女の子が妊娠!?

コドモのコドモ1菜は負けん気の強いイマドキの小学5年生。ある日、いじめられっこで幼なじみのヒロユキと興味本位でしたのは"くっつけっこ"という遊び。そして学校で性教育の授業を受け「私、妊娠したかも!?」と思い始めます。大人たちに知られないままに、どんどん大きくなっていくお腹を抱え、春菜と友人たちはコドモだけの力で赤ちゃんを守ることを決意しますが……。 同級生の妊娠、出産という出来事に、コドモたちは団結し柔軟に立ち向かってゆきます。コドモたちのあなどれない力強さ、逞しさ、しなやかさ、そして、したたかな反応や無邪気なズルさまで、瑞々しいコドモたちの真の姿を大きな愛をもって見事に描ききっています。かつてコドモだったオトナたちに捧げる傑作がここに誕生しました。

さそうあきら×萩生田宏治+トクマルシューゴ×奥田民生!

作は連載当時から熱狂的なファンを持つさそうあきらの同名マンガ。衝撃的な題材に挑み映画化したのは、子どもへのきめ細やかな演出に定評がある『神童』の萩生田宏治監督。おもちゃ箱をひっくり返したような劇中音楽は、世界的に注目を集めるトクマルシューゴ。主題歌は絶大で揺るぎない人気を誇る奥田民生の書き下ろし。劇映画への主題歌提供はこれが初めてのこととなります。この意表をついたコラボレーションにより、リアルな感触と、どこか寓話的なタッチがせめぎあう、本作の独自の世界観が出来上がりました。

奇跡の新人女優と実力派キャストとのアンサンブル

コドモのコドモ2菜役には400人のなかから選ばれた奇跡の新人、甘利はるな。初演技ながらのびのびと難役を演じきりました。役柄と同様に成長を遂げてゆく、個性豊かな春菜のクラスメートたちにも大注目です。また先生役に昨年多くの賞を受賞した麻生久美子、母親役にはベテラン女優・宮崎美子。他に谷村美月、草村礼子、塩見三省ら演技派俳優たちが、子どもたちをバックアップすべく顔を揃え、見事なアンサンブルを奏でています。またスナックのママという役どころで上野樹里も出演しています。

『帰郷』公開時の萩生田監督インタビューはこちら

Story

コドモのコドモ3春。
5年2組の教室。ファッション誌をめくりながらスニーカーの話題に花を咲かせている春菜と珠と真由は仲良し3人組。春菜は、幼なじみのヒロユキが体格のいい万作(通称ブタマン)にプロレス技をかけられているのを黙って見てはいられず、ブタマンの背中に飛び蹴りを食らわすような活発な女の子だ。廊下で騒ぐみんなを注意するのは、優等生の美香の役目。「うざい」という言葉遣いを担任教師の八木先生から注意されると「みんな死ねだし」と春菜はつぶやく。教室にはそんな風景が広がっていた。

その日の放課後。
学年集会では保護者たちが受験を控える5年生を若い女性である八木が担当することに不満を投げかけている。その頃、春菜たち女の子3人組は元気にダッシュで下校中。帰り道の話題は東京からやってきた新しい担任のこと、荒れそうなクラスのこと、そして始まったばかりの生理のこと。家に戻って退屈になった春菜はヒロユキを誘い、自転車で遊びに出かける。やってきたのは大きな樹木の緑が揺れる公園。立ちションをするヒロユキを見た春菜は“くっつけっこ”を提案する。

ある日の授業。
「将来の夢」についての作文をみんなが発表する。父親が産婦人科医であるミツオの作文を八木先生が読み上げる。「赤ちゃんが生まれるって素晴らしい。赤ちゃんを作るところはもっと素晴らしい……」。クラス中が「エロ!」と盛り上がり、ミツオが「僕が書いたんじゃないです。人間が人間を取り出すなんて超グロいし」と発言。それを聞いた八木先生は積極的な性教育を教頭に提案するが、周囲の教師たちはいい顔をしない。

コドモのコドモ4晴れた日の午後。
春菜は姉・秋美が、親友の朋子にお金が入った封筒を渡す姿を目撃する。秋美が家のタンスのなかから盗み出して渡したお金は、朋子が中絶をするための費用だった……。

それから数日後。
八木先生の性教育の授業がはじまっていた。けれど真剣に教えれば教えるほどコドモたちは茶化し、はやしたてる声は大きくなっていく。そんな中で春菜とヒロユキだけは「これって“くっつけっこ”!?」と驚く。春菜は「お腹のなかに何かいるみたい。命のもとがあるかも」と相談するも、保護者会で性教育を非難された八木先生は「そうゆう事はふざけて言っちゃダメ!」ときつく怒る。

夏。
お腹は次第に大きくなるが、誰も春菜が妊娠したとは思いもよらぬまま、時が過ぎていく。祭りの日、春菜は美香を真由と勘違いして妊娠を告白。美香は中絶をすすめるが、お腹のなかには確かに心臓の音が響いていた。春菜は美香に「私、産むって決めたから。」と宣言するが……。

記者会見

8月23日(土)に、能代市文化会館で行われた
試写会の舞台挨拶と記者会見でのコメントより一部抜粋。

試写会舞台挨拶
右から、萩生田宏治監督、主演の甘利はるな
◆上映前舞台挨拶:
能代フィルムコミッション会長兼能代市長 齋藤滋宣さん×監督 萩生田宏治さん

齋藤市長:皆様にご協力いただきました『コドモのコドモ』完成を皆様と共に楽しみにしておりました。真夏の暑い日、雪の降る寒い日、多くのエキストラの皆さん、地域の皆さん、ボランティアスタッフのみなさんのご協力、私からも厚く御礼申し上げます。
おそらく、これから映し出される1コマ1コマに今日お集まりの皆様は考え深いもがあると思います。いまインターネットなどで、いろいろとこの映画が話題になっております。
どうか皆様、ご自分の目でしっかり観て、ご自分の頭でしっかり考えて下さい。
監督の人柄も皆様よくご存知のはずです。どうかこの映画を自分なりに、しっかりと解釈して頂きたいと思います。

萩生田監督:今日はお忙しい中、試写会に足を運んで頂き、誠にありがとうございます。
難しい題材の映画ではございますが、同時にとてもやりがいのある映画でもあり、全力を尽くして完成させ、この能代に戻ってまいりました。
この映画のコドモたちの表情の一つ一つの中にも、この町の力が映っていると思います。今日はほんとうにありがとうございました。

◆上映終了後舞台挨拶:監督 萩生田宏治さん×主演 甘利はるなさん

司会:初めに一言お願いいたします。

萩生田監督:今日はありがとうございます。映画は僕たちスタッフの手の中だけで出来上がるのではなく、映画は観て頂いて初めて完成すると思っています。
今日、ここにいらしゃって下さった、ひとりひとりの映画が皆様の中でそれぞれに出来上がったのではないかと思いますし、またそうあってほしいと思います。

司会:ロケ地・能代の印象に残った場所やエピソードなどはありますか?

甘利はるなさん:冬はすごく寒くてビックリしました。ご飯がとても美味しいし、町の人たちは皆さん優しかったです。

8月23日(土)、能代市文化会館会議室での記者会見より
記者会見
右から、 大友英治幹事長、齋藤滋宣市長、甘利はるな、
萩生田宏治監督、根岸洋之プロデューサー
登壇者:能代フィルムコミッション会長兼能代市長 齋藤滋宣さん
能代フィルムコミッション幹事長 大友英治さん
監督 萩生田宏治さん 主演 甘利はるなさん プロデューサー 根岸洋之さん

:初めに一言お願いします。

齋藤市長:みなさまご存知の通り、話題作でございますので、今回の試写会はいろんな 意味で待っていたと思います。本日、多くの方に観て頂けてありがたいです。

甘利はるなさん:さっき市長さんから「お帰りなさい」という言葉を頂いて、うれしかったです。第二の故郷に帰ってきたみたいです。

:根岸プロデューサーにお聞きしますが、本作を製作しようとなぜ思ったのか?

根岸プロデューサー:さそうあきらさんの原作を読んで、設定は現実的には、ありえないお話だと 思ったのですが、映画は現実的なフィクションで、むしろありえない事を積極的に 映画にするべきだと思いました。映画の中でコドモがコドモを産むというのは一種 の奇跡だと思うのですが、奇跡を描きたいと思いました。

:監督の作品に込めた想いは?

萩生田監督:コドモがコドモを産むという奇跡と、それを取り巻くコドモたちの力強さを 積極的に描いていきたいなと。普段の生活の中では、目に見えない力強さなのかも しれませんが、このような場面になったときに、コドモたちは自分の中にある力を 思い切って出すのではないかと、またそう信じたいという気持ちもあって、この映 画に取り組みました。

:小学生の妊娠、出産という題材を聞いたときは、どう思われましたか?

大友幹事長:初めに内容を聞いた時は、たいへん迷いました。ただフィルムコミッショ ンはどのような映画にも協力するべきであり、また映画の題材だけで否定するので あれば、それは文化そのものを否定することになると。 ありえないという題材のものを作る、実際にはないものを膨らませ、ある意味では 嘘を描くのが映画。そして、本作がそうであるように、そこに置かれたコドモたち がどのように向かっていくのか、コドモたちの演技を通して、素晴らしい事柄を描 くのが映画。来て頂いて、撮影して頂いて、そしてこの出来上がった作品に感謝し ている。

C R E D I T

監督・脚本:萩生田宏治『神童』 原作:さそうあきら『コドモのコドモ』(双葉社刊)
脚本:宮下和雅子 撮影:池内義浩 照明:舟橋正生 録音:湯脇房雄
美術:松尾文子 編集:大重裕二 音楽:トクマルシューゴ
主題歌:奥田民生「SUNのSON」(キューンレコード) 音楽プロデューサー:北原京子
プロデューサー:根岸洋之,定井勇二
出演:甘利はるな,麻生久美子,宮崎美子,谷村美月,草村礼子,塩見三省 (amazon検索)

配給:ビターズ・エンド
http://kodomonokodomo.jp/

9月27日(土)渋谷シネ・アミューズ 新宿武蔵野館
ほか全国順次ロードショー

コドモのコドモ (1) (ACTION COMICS) (コミック)
コドモのコドモ (1)
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神童
神童
出演: 成海璃子,松山ケンイチ
監督:萩生田宏治
おすすめ度:おすすめ度3.5
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帰郷 特別篇
帰郷 特別篇
出演: 西島秀俊,片岡礼子,吉行和子
監督:萩生田宏治
おすすめ度:おすすめ度4.0
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『帰郷』公開時の萩生田監督インタビューはこちら

2008/09/02/12:35 | トラックバック (0)
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