超バンカラ男気グラフィティー
喧嘩高校軍団
特攻!國士義塾VS.朝高
4月18日(土)~5月8日(金)、
シネマート六本木にてレイトショー公開!!
“抜き身の刃”波岡一喜 VS.“天衣無縫”KOJI &“虎視のカリスマ”虎牙光揮!
伝説の朝高VS.國士の70年代バトルが超バンカラ男気ムービーとして今蘇る!
「拳」が学ラン小僧の“標準語”だった……。時は1970年代後半、高度経済成長時代を経て日本が大量社会に突入し始めた時代。世の中の二極化の進む中、「バンカラの砦」を頑なに守る奴らがいた――國士義塾高校應援団!片や歴史の中に埋没しそうな戦争の事実を「痛み」としてのみ産物で引きずる連中がいた――朝川高等学校!相容れぬ者同士が敢えて正面から相まみえる!主役三人に扮するは、『パッチギ!』の波岡一喜、『ハブと拳骨』の虎牙光揮とKOJI。学ラン小僧たちの青春凱歌がエネルギッシュに展開する。
ヤンチャくれ硬派アクション炸裂!押忍ッ!!
脇を固めるのも、ご存知・元WBC世界ライト級チャンピオンのガッツ石松から岸本祐二(『ビー・バップ・ハイスクール』)、倉見誠(『ブラックエンペラー5代目』)、永倉大輔ら無骨なコワモテ俳優陣ばかり。
極めつけは、プロレスラー鈴木みのる、DJにして元物まねチャンピオンしかし実は柔道・元全国中学校チャンピオン三四六らのガチンコ喧嘩アクション。その他、極真空手・ストリートファイター・応援団出身者らも参戦。全編を通し、懐かしきメリケンサック・ヌンチャク・木刀が唸りを上げて交錯す。紅一点は女優本格的初挑戦のグラビアアイドル南まりか。
監督の任に当たるのは、総合格闘映画屋・金丸雄一(『V6それぞれの空』『哀憑歌』『東京NEO魔悲夜』)。タッグを組むカメラマンには『ジーナK』『雨の町』の松本ヨシユキ。アクション監督の諸鍛冶祐太(『あずみ』『亡国のイージス』)の冴えわたる手腕も見逃すな、押忍ッ!
4月18日(土)~5月8日(金)、シネマート六本木にてレイトショー公開!!
脚本 水上竜士
喧嘩高校軍団の物語を作ると聞いて、正直何で今さらと考えた。しかも日本では右翼系の学校とされる高校ともう一方は制度差別を訴える高校との確執、敵対の話だという。
けど、考えれば、今だからこんな話が映画として通用するのだと思い直した。
これは、戦後から高度経済成長期であった1900年代後半には決して映画にならない題材で、製作側も触れたがらない話であったに違いなかった。
ならば、とことんやるべきだ。私の若い頃は田舎だったせいか時代のせいか、よく『決闘』という言葉を使って喧嘩をした。兄弟喧嘩も『決闘』だった。「決闘だ、表に出ろ!」そんなセリフを兄に吐いたかどうか忘れたが、雪の上で兄弟喧嘩をしたこともあれば、隣町まで背中に木刀を差して団体戦へと向かったこともあった。
ただ、必ずあの頃の喧嘩には理由があった。
戦うための気合も臆病さもすべて混ぜこぜにしながら自らを奮い立たせ、まるで侍のように義を求めて喧嘩に向かった。
と、書けばまるで私がすごい喧嘩の達人だったかのように思うだろうが、全くそうじゃない。どちらかと言えば、争いごとは嫌いな方で、できれば図書館で皆と一緒にオセロをしていたい方だった。
だがしかし、何の因果かそんな私が監督からこの脚本を書いてくれと振られ、重い腰を上げてしまった。私の田舎には制度差別化されるような高校は無かったから、内容の殆んどは監修の先生や監督らから提案されたりヒントを得たものばかりである。
私の役目はその内容の中にどう登場人物を生んでいくかである。
喧嘩の理由を考え、義を求め、少しだけ我が身を案ずる。主人公たちがホントにあった喧嘩高校軍団の生き写しとなってスクリーンの中で大暴れすることを期待ながら……。
この映画はそんな多くの関係者らの武勇伝をちりばめたノスタルジックな作品だ。
そしてかつての古傷が少々くすぐったくなるような不出来なものである筈だ……。
花と謂わば櫻樹よ、男と謂わば國士じゃろ~!血気を彩る華であれ!
一年“奴隷”、二年“人間”、三年“神様”の完全な縦社会の國士義塾高校應援団に入団した山下良晴(KOJI)と星山晃一(虎牙光揮)。待ち受けていたのは、負けを許さぬ國士の恒例イベント「新入生肝試し」なる代物であった。団の幹部付きを決めるための、他校からの「徽章(バッジ)狩り」で命じられた遠征先は、何と!-泣く子も黙る猛者の集いし十条の民族派学校・朝川高校(通称アサ高)であったのだ。
メリケンサックとヌンチャク片手に意気揚々と乗り込んだものの返り討ちにあう二人。多勢に無勢でボコられた山下が助けられたのは、ボクシングトレーナーの段田(ガッツ石松)であった。そこで全国のアサ高の次期総番の呼び声も高いキム・ジャンク(波岡一喜)と運命の出会いをしてしまう。段田はボクシングの師匠であるとともに保護観察中のジャンクの保護司として一緒に暮らしていたのだった。おまけに病人扱いで家まで送られるという始末。不覚!-いつしかアサ高への復讐を誓い、他校との喧嘩に明け暮れる山下と星山。あらゆる猛者と拳を交えるも破竹の勢いで連勝街道を突き進み、蛇腹の学ランも板について行く。
一方、ジャンクたちアサ高軍団は徹底した集団抗争を展開。十条の街から都内のあらゆる武闘派校狩りを決行し勢力を拡大していた。対抗措置として國士義塾に同盟締結を申し出る拓式大付属の柔道番長・田村(鈴木みのる)や関東実業、足立工業高の面々たち。果たして山下と星山はどうする!?
意地とプライドの不可避な激突!バンカラ戦国時代の雌雄を決せ!
待ち受けるのは、歴史の流れに翻弄された運命を背負い、自分の信じる物だけを胸に抱く、“孤高の拳”キム・ジャンク。拳でしか語り合えない両雄は何故引き寄せられる?そして、ジャンクは、山下は、星山は…、アサ高と國士の面々はどう出るのか? 男気1000%の女子禁制ぶっちぎり体育会系青春グラフィティーの結末や如何に!?
出演:キム・ジャンク:波岡一喜 山下良晴:KOJI 星山晃一:虎牙光揮
三四六,鈴木みのる,南まりか,倉見誠,永倉大輔,岸本祐二,ガッツ石松
風祭貢,山本修,猪瀬孔明,CHOP,しまぞう(キャベツ確認中),服部整治
金時むすこ,前田万吉,西村孝市郎,大倉弘也,町田政則
製作:山田浩貴(GPミュージアムソフト) 企画制作:山本ほうゆう(メディア・ワークス)
制作プロダクション:ダックウィード/ブルー・カウボーイ
プロデューサー:蛯澤賢治/林田昌爵/長山哲也 キャスティング・プロデューサー:辰巳佳太(ケイズファクトリー)
監督・編集:金丸雄一 原案・脚本:水上竜士/金丸雄一 音楽:MOKU 撮影:松本ヨシユキ 照明:魚住俊哉
録音:山田幸治 美術装飾:岸塚祐季/山岸譲 整音・音響効果:伊藤克己(スワラ・プロ) 演出協力:甲斐聖太郎
アクション監督:諸鍛治裕太(JAE) 配給宣伝:竹葉リサ
特別協力:早稲田大学応援部OB有志/東京六大学応援団連盟OB有志/
士道館士魂竜進塾/極真会館神尾道場
協賛:都築政道/株式会社B.S.J.(百歳酒ジャパン)キム・チョル/クロースタジオ/スリーエス・スタジオ
配給:ブルー・カウボーイ 劇場:シネマート六本木
http://blue-cowboys.jp/kenkakoukougundan/ [ ▶トレイラー ▶Youtube(ゆうばり映画祭用) ]
4月18日(土)~5月8日(金)、シネマート六本木にてレイトショー公開!!
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