ドラマの大定番として根強い人気を誇る「刑事もの」。最近ではTVドラマ「相棒」の劇場版が大ヒットしたのも記憶に新しいが、ラピュタ阿佐ヶ谷では5月31日(日)から『昭和警察物語 銀幕に吠えろ』と銘打った特集上映が開催される。
そのタイトル通り、今回の特集では「昭和」を彩った警察映画の中から厳選した33作品をピックアップ。日本の刑事ドラマの原点とも呼ばれる『警視庁物語』や、人情刑事モノのはしりと言える小杉勇監督の『刑事物語』シリーズ、そして推理映画の金字塔『点と線』など、大興奮必至のプログラムとなっている。
本特集上映のパンフレット&チケットセットを5組10名様にプレゼントします。
ご希望の方は、「『昭和警察物語・チケット希望(メールご利用の場合は件名)』・お名前・ご住所・電話番号 ・年齢」 を明記の上、こちらのこちらのアドレスか、メールフォームからご応募下さい。
◆応募締め切り:2009年5月29日(金)応募受付分
◆公式サイト:http://www.laputa-jp.com/laputa/program/showa_police_story/
※住所未記入で応募される方が増えています。住所がないものは無効にすることもありますのでご注意ください。※応募者多数の場合は抽選となります。
註)ご提供いただいた個人情報は、本プレゼント以外の目的では一切使用いたしません。また、個人情報そのものも招待状発送後一週間で破棄します。当選者の発表は、招待状の発送をもってかえさせていただきます。
なお、当選に関するお問合せへの回答はいたしかねます。予めご了承下さい。
2009年5月31日(日)~7月18日(土)まで、
ラピュタ阿佐ケ谷にて開催!
ニュープリントでの上映を予定していた『警視庁物語 逃亡五分前』 は、原版の状態不良が判明したため『警視庁物語 遺留品なし』(1959年/村山新治監督作品)※ニュープリントに変更となりました。
5月31日(日)~6月2日(火)
13:00/19:00 『一万三千人の容疑者』(66年/関川秀雄)
15:00 『手錠をかけろ』(59年/日高繁明)
17:00 『警察官』(57年/並木鏡太郎)※16mm
6月3日(水)~6日(土)
13:00 『手錠をかけろ』 15:00 『警察官』 17:00 『人間狩り』(62年/松尾昭典)
19:00 『闇を裂く一発』(68年/村野鐵太郎)
6月7日(日)~9日(火)
12:50 『人間狩り』 14:50 『闇を裂く一発』
16:40 『刑事物語 東京の迷路』/『刑事物語 殺人者を挙げろ』(60年/小杉勇)
19:00 『モーガン警部と謎の男』(61年/関川秀雄)
6月10日(水)~13日(土)
12:50 『刑事物語 東京の迷路』/『刑事物語 殺人者を挙げろ』
15:10 『モーガン警部と謎の男』 17:00 『張込み』(58年/野村芳太郎)
19:30 『特別機動捜査隊』(63年/太田浩児)
6月14日(日)~16日(火)
12:50 『張込み』 15:20 『特別機動捜査隊』 16:50 『殺人容疑者』(52年/鈴木英夫)※16mm
18:40 『刑事物語 灰色の暴走』/『刑事物語 銃声に浮かぶ顔』(60年/小杉勇)
6月17日(水)~20日(土)
12:40 『殺人容疑者』 14:30 『刑事物語 灰色の暴走』/『刑事物語 銃声に浮かぶ顔』
16:40 『いろはにほへと』(60年/中村登) 19:00 『33号車応答なし』(55年/谷口千吉)
6月21日(日)~23日(火)
12:50 『いろはにほへと』 15:10 『33号車応答なし』
17:10 『特別機動捜査隊 東京駅に張り込め』(63年/太田浩児)
18:50 『刑事物語 前科なき拳銃』/『刑事物語 小さな目撃者』(60年/小杉勇)
6月24日(水)~27日(土)
13:00 『特別機動捜査隊 東京駅に張り込め』
14:40 『刑事物語 前科なき拳銃』/『刑事物語 小さな目撃者』
17:00 『俺にまかせろ』(58年/日高繁明) 19:00 『七人の刑事』(63年/大槻義一)
6月28日(日)~30日(火)
13:00 『俺にまかせろ』 14:40 『七人の刑事』
16:40 『刑事物語 知り過ぎた奴は殺す』/『刑事物語 犯行七分前』(60年/小杉勇)
19:00 『東海道非常警戒』(60年/山田達雄)※16mm
7月1日(水)~4日(土)
13:00 『刑事物語 知り過ぎた奴は殺す』/『刑事物語 犯行七分前』
15:30 『東海道非常警戒』 17:20 『警視庁物語 逃亡五分前』→『警視庁物語 遺留品なし』(59年/村山新治) 19:00 『東京アンタッチャブル 脱走』(63年/関川秀雄)
7月5日(日)~7日(火)
13:00 『警視庁物語 逃亡五分前』→『警視庁物語 遺留品なし』(59年/村山新治)
14:30 『東京アンタッチャブル 脱走』 16:30 『大捜査網』(65年/村山三男)
18:40 『刑事物語 ジャズは狂っちゃいねえ』/『刑事物語 部長刑事を追え』(61年/小杉勇)
7月8日(水)~11日(土)
12:50 『大捜査網』 14:50 『刑事物語 ジャズは狂っちゃいねえ』/『刑事物語 部長刑事を追え』
17:10 『追跡』(61年/西河克己)※16mm 19:10 『七人の刑事 女を探がせ』(63年/高橋治)
7月12日(日)~14日(火)
13:00 『追跡』 15:00 『七人の刑事 女を探がせ』 17:00 『殺人者を追え』(62年/前田満州夫)
19:00 『脱獄者』(67年/池広一夫)
7月15日(水)~18日(土)
13:00/19:00 『点と線』(58年/小林恒夫) 15:00 『殺人者を追え』 17:00 『脱獄者』
一万三千人の容疑者 ( 1966年 [S41]/東映東京/白黒/88分 )
■監督:関川秀雄/脚本:長谷川公之/原作:堀隆次■出演:芦田伸介、小山明子、田畑隆、稲葉義彦、井川比佐志
戦後最大の誘拐事件といわれた“吉展ちゃん事件”。この事件を担当した主任刑事の手記に基づくドキュメント・ドラマで、二年三ヶ月もの長きにわたって捜査にあたった刑事たちの苦闘が描かれる。
手錠をかけろ ( 1959年 [S34]/東宝/白黒/93分 )
■監督・脚本:日高繁明/脚本:若尾徳平/原作:樫原一郎■出演:佐藤允、池部良、山茶花究、野口ふみえ、中田康子
樫原一郎の小説『トランペット刑事』の映画化。東京港の沖合で発見された溺死体をめぐって、警視庁音楽隊のトランペット吹き三郎が、調査のためキャバレーに潜り込む……。
警察官 ( 1957年 [S32]/新東宝/白黒/77分 ※16mm )
■監督:並木鏡太郎/脚本:関沢新一/撮影:西本正■出演:宇津井健、池内淳子、竜崎一郎、中山昭二、丹波哲郎
都心を離れた某所でパトロール警官の射殺事件が発生。警視庁は凶器の拳銃と犯行に使われた自動車を確認、やがて、ある巨悪組織の存在をつきとめる――。宇津井健主演の犯罪活劇。
人間狩り ( 1962年 [S37]/日活/白黒/89分 )
■監督:松尾昭典/脚本:星川清司/撮影:岩佐一泉■出演:長門裕之、渡辺美佐子、大坂志郎、中原早苗、北林谷栄
時効寸前の殺人犯を捕えるべく、異常な執念を燃やす敏腕刑事・小田切。彼の心の傷、恋人との軋轢、そして犯人家族の葛藤――。松尾昭典監督による刑事物の秀作で、長門裕之の好演が光る。
闇を裂く一発 ( 1968年 [S43]/大映東京/カラー/82分 )
■監督:村野鐵太郎/脚本:菊島隆三/撮影:上原明■出演:峰岸隆之介、佐藤允、露口茂、加藤武、北村和夫、平泉征
最悪の場合はただ一発で射殺せよ!若き警察官に非常指令――。射撃の五輪候補選手でもある若手警官たちが、殺人・誘拐の凶悪なライフル魔を追う真夏の三日間を描いたサスペンス・ドラマ。
刑事物語 東京の迷路 ( 1960年 [S35]/日活/白黒/49分 )
■監督・脚本:小杉勇/脚本:野々晃/撮影:中尾利太郎■出演:益田喜頓、待田京介、香月美奈子、青山恭二、浜村純
ドヤ街近くで起った刑事殺害事件を、人情老刑事とその息子の敏腕青年刑事が追う。益田喜頓扮する老刑事がほのぼのとしたユーモアを漂わせつつ犯罪捜査に鋭いカンを示す異色シリーズの第一作。
刑事物語 殺人者を挙げろ ( 1960年 [S35]/日活/白黒/53分 )
■監督:小杉勇/脚本:松村基生/撮影:間宮義雄■出演:益田喜頓、青山恭二、筑波久子、若水ヤエ子、稲垣美穂子
トラック強奪、拳銃乱射の凶悪犯に挑む熱血の親子刑事――。「東京の迷路」につづく刑事物語シリーズの第二話で、本作より息子役は青山恭二にバトンタッチ。
モーガン警部と謎の男 ( 1961年 [S36]/東映東京/カラー/86分 )
■監督:関川秀雄/脚本:高岩肇、若井基成/撮影:藤井静■出演:ジョン・ブロンフィルド、鶴田浩二、久保菜穂子、中山昭二
当時、絶大な人気を博していた海外ドラマ『モーガン警部』。そのモーガン警部が突如来日、日本警視庁と手を結び、国際麻薬ルートの壊滅をはかる――。日米スタアの顔合わせで描く娯楽活劇。
張込み ( 1958年 [S33]/松竹大船/白黒/116分 )
■監督:野村芳太郎/脚本:橋本忍/原作:松本清張■出演:大木実、田村高廣、宮口精二、高峰秀子、高千穂ひづる
松本清張の同名小説を映画化した傑作サスペンス。逃亡した殺人犯を逮捕すべく九州へと赴いた二人の刑事。犯人の元恋人が暮らす佐賀の町で、瞬時も目の離せぬ張込みが続く――。
特別機動捜査隊 ( 1963年 [S38]/東映東京/白黒/60分 )
■監督:太田浩児/脚本:大和久守正/撮影:星島一郎■出演:千葉真一、南廣、安部徹、亀石征一郎、中原ひとみ
迅速(スピード)、科学(サイエンス)、秘密(シークレット)の3Sで犯罪捜査に挑む初動班グループ、特別機動捜査隊。日夜犯罪を追って活躍する彼らが、新進俳優の殺人事件を追求する――。
殺人容疑者 ( 1952年 [S27]/電通DFプロ/白黒/80分 ※16mm )
■監督:鈴木英夫/監督・脚本:船橋比呂志/撮影:植松永吉■出演:丹波哲郎、土屋嘉男、小林昭二、石島房太郎、沢晃二
深夜の新宿で殺人事件が発生。その後、事件の重要な証人もまた殺害されてしまう――。連続殺人事件を追う警視庁の捜査をドキュメンタリー・タッチで描いた野心作。警視庁、国警本部、科捜研が後援。
刑事物語 灰色の暴走 ( 1960年 [S35]/日活/白黒/52分 )
■監督:小杉勇/脚本:渡辺桂司/撮影:中尾利太郎■出演:益田喜頓、青山恭二、沢本忠雄、中川姿子、清川虹子
おなじみ益田喜頓人情刑事の活躍を描く刑事物語シリーズの第三話。今度のヤマは銀行強盗。二年前に起った金庫破りと手口が似ていることから、その一味の少年に容疑がかけられる――。
刑事物語 銃声に浮かぶ顔 ( 1960年 [S35]/日活/白黒/53分 )
■監督:小杉勇/脚本:高橋二三/撮影:間宮義雄/美術:西亥一郎■出演:益田喜頓、青山恭二、南風夕子、刈屋ヒデ子、丘野美子
人気シリーズ刑事物語の第四話。永年無事故勤続の誇りに生きる益田喜頓人情刑事。ふとしたスキに拳銃を盗まれ、その行方を追っていくうちに、次々と凶悪事件が発生する――。
いろはにほへと ( 1960年 [S35]/松竹大船/白黒/109分 )
■監督:中村登/原作・脚本:橋本忍/脚本:国弘威雄■出演:佐田啓二、伊藤雄之助、三井弘次、城山順子、宮口精二
高額配当を謳い急成長を遂げた投資会社と、その存在を疑問に感じて内偵に乗りだした一人の刑事――。金に憑かれた男と、罪の影を追う男の虚々実々の攻防を描いた社会派サスペンス。
33号車応答なし ( 1955年 [S30]/東宝/白黒/92分 )
■監督・脚本:谷口千吉/脚本:池田一朗/撮影:山田一夫■出演:池部良、司葉子、志村喬、平田昭彦、根岸明美、河内桃子
クリスマス・イヴの夜。パトロールカーの乗務警官、池部良と志村喬が夜間巡察中に凶悪事件に巻き込まれるサスペンス。雪が舞い降りるなか、泥まみれで繰り広げられる犯人との死闘はみもの。
特別機動捜査隊 東京駅に張り込め ( 1963年 [S38]/東映東京/白黒/67分 )
■監督:太田浩児/脚本:佐治乾、永田俊夫/撮影:星島一郎■出演:千葉真一、南廣、亀石征一郎、織本順吉、安部徹
ファッションショーの舞台で美貌の新進デザイナーが毒殺された……。華やかなモード界の裏に渦巻くドス黒い人間関係。人気刑事ドラマの映画版第二作で、特別機動捜査隊の活躍をダイナミックに描く。
刑事物語 前科なき拳銃 ( 1960年 [S35]/日活/白黒/51分 )
■監督:小杉勇/原作・脚本:長谷川公之/脚本:宮田達男■出演:益田喜頓、青山恭二、中川姿子、南風夕子、佐野浅夫
ある初夏の夕方。場外馬券売場で大胆不敵な強盗殺人事件が勃発。おなじみの親子刑事、益田喜頓と青山恭二が決死の捜査を繰りひろげる――。刑事物語シリーズの第五話。
刑事物語 小さな目撃者 ( 1960年 [S35]/日活/白黒/53分 )
■監督:小杉勇/脚本:高橋二三/原作:大村宏/撮影:間宮義雄■出演:益田喜頓、青山恭二、松岡高史、弘松三郎、佐野浅夫
向島の製薬工場で守衛夫婦の惨殺事件が発生。益田喜頓人情刑事は、両親の殺害現場を目撃した幼児をひきとるが……。おなじみ刑事物語シリーズの第六話。益田と幼児のやりとりもほのぼのと楽しい。
俺にまかせろ ( 1958年 [S33]/東宝/白黒/64分 )
■監督:日高繁明/脚本:須崎勝弥/原作:樫原一郎■出演:佐藤允、姿圭子、有島一郎、宮口精二、中丸忠雄
銀座の雑居ビルで起った殺人事件。逮捕された商事会社社員は正当防衛で釈放されるが……。巧妙に仕組まれた殺人事件と、巨悪組織に立ち向かう親子刑事の活躍を描いたスリラー・アクション。
七人の刑事 ( 1963年 [S38]/松竹大船/白黒/90分 )
■監督:大槻義一/脚本:長谷川公之/撮影:小原治夫■出演:堀雄二、芦田伸介、菅原謙二、倍賞千恵子、早川保
コールガール殺害容疑で自動車修理工の青年が逮捕された。彼は無罪を主張するが……。人気刑事ドラマ迫真の映画化で、容疑の青年とその恋人の苦しみ、事件を追う刑事達の活躍をいきいきと描く。
刑事物語 知り過ぎた奴は殺す ( 1960年 [S35]/日活/白黒/55分 )
■監督:小杉勇/脚本:宮田達男/撮影:間宮義雄■出演:益田喜頓、青山恭二、香月美奈子、南風夕子、森塚敏
刑事物語シリーズの第七話。消えた六百万円と血に狂った殺人鬼を追って、熱血の親子刑事が激しいファイトと鋭い推理で挑む異色活劇。益田喜頓、青山恭二が息のあったコンビぶりをみせる。
刑事物語 犯行七分前 ( 1960年 [S35]/日活/白黒/55分 )
■監督:小杉勇/脚本:高橋二三/撮影:間宮義雄■出演:益田喜頓、青山恭二、香月美奈子、南風夕子、深江章喜
日活の名物シリーズ「刑事物語」の第八話。今回の舞台は山に囲まれた温泉郷・草津。謎の郵便車強盗事件に絡む、おなじみ親子刑事の大活躍をローカル色豊かに描く。
東海道非常警戒 ( 1960年 [S35]/新東宝/白黒/82分 ※16mm )
■監督:山田達雄/脚本:宮川一郎、藤島次郎/撮影:河崎喜久三■出演:宇津井健、小畑絹子、伊達正三郎、高宮敬二、御木本伸介
私用で神戸から帰京中の部長刑事が、列車に乗りあわせた社長令嬢の誘拐事件に巻き込まれる。特急列車から消えた女。犯人を追って全線緊急手配!宇津井健主演のサスペンス・アクション。
警視庁物語 逃亡五分前( 1956年 [S31]/東映東京/白黒/61分 )
→『警視庁物語 遺留品なし』 (※ニュープリント)に変更
1959年[S34]/東映東京/白黒/67分■監督:村山新治/脚本:長谷川公之/撮影:佐藤三郎
■出演:堀雄二、南廣、松本克平、神田隆、花沢徳衛、山本麟一、木村巧
アパートの一室で起こった電話交換嬢の殺害事件。警視庁捜査一課の面々は、被害者 の背景を調べあげながら、着実に犯人像を絞っていく――。日本の刑事ドラマの原点、 警視庁物語シリーズの第十一作。
東京アンタッチャブル 脱走 ( 1963年 [S38]/東映東京/白黒/89分 )
■監督:関川秀雄/原作・脚本:長谷川公之/撮影:高梨昇■出演:三國連太郎、高倉健、三田佳子、丹波哲郎、大村文武
北多魔署の留置所から五人の男が脱走した。首謀者は強盗ならびにひき逃げ容疑の凶悪犯――。脱走犯を追う執念の二刑事、三國連太郎と高倉健の姿を迫真のカメラで描きだしたアクションドラマ。
大捜査網 ( 1965年 [S40]/大映東京/白黒/94分 )
■監督:村山三男/脚本:長谷川公之、石松愛弘/撮影:石田博■出演:本郷功次郎、藤巻潤、宇津井健、姿美千子、藤村志保
成績抜群の本田、野心家の江藤、転職の機会を伺う辻。厳しい訓練を終えた三人は、ともに城南署警ら課勤務を命じられた。警視庁の活躍と、使命感に生きる若手警官の姿を描いた痛快の集団活劇。
刑事物語 ジャズは狂っちゃいねえ( 1961年 [S36]/日活/白黒/54分 )
■監督:小杉勇/脚本:宮田達男/撮影:松橋梅夫■出演:益田喜頓、青山恭二、伊藤孝雄、上野山功一、佐野浅夫
ジャズ喫茶ファンキーで起った殺人事件を発端に、専属楽団のメンバーが刺殺され、彼らの多くが麻薬常習者であることが判明する――。おなじみ刑事物語シリーズの第九話。
刑事物語 部長刑事を追え ( 1961年 [S36]/日活/白黒/55分 )
■監督:小杉勇/脚本:高橋二三/撮影:松橋梅夫■出演:益田喜頓、青山恭二、伊藤孝雄、深江章喜、楠侑子
ご存知親子刑事が活躍する “刑事物語”シリーズの第十話。今回は闇ドル密輸団の実態をあばくため、父親刑事をもあざむいて、単身組織に潜入する青年刑事の奮闘を描く。
追跡 ( 1961年 [S36]/日活/カラー/92分 ※16mm )
■監督:西河克己/脚本:熊井啓/撮影:岩佐一泉■出演:二谷英明、小高雄二、内田良平、浜田寅彦、岩崎加根子
山口県警の敏腕刑事・岩佐が突然の辞職。殺人事件の重要な目撃者となった妹夫婦を守るためであった――。山口県下で大々的なロケが行われたシリアス・アクション。
七人の刑事 女を探がせ ( 1963年 [S38]/松竹大船/白黒/86分 )
■監督・脚本:高橋治/脚本:成田孝雄/撮影:加藤正幸■出演:堀雄二、芦田伸介、菅原謙二、高千穂ひづる、田村高廣
人気刑事ドラマの映画版第二弾。二つの殺人事件と、その背後にある複雑な絡みあいをめぐって、刑事達が鋭い追求を展開。非行少女たちが七刑事を翻弄しながら事件の起伏を盛りあげる。
殺人者を追え ( 1962年 [S37]/日活/白黒/71分 )
■監督:前田満州夫/脚本:古川卓巳、若井基成/撮影:萩原泉■出演:小高雄二、香月美奈子、織田政雄、上月佐知子、天坊準
強盗殺人犯の情婦が住むマンモス団地で張込みを続ける二人の刑事。彼らと同様、犯人の仲間も一室を占拠して、平和な団地に緊迫した状況が訪れる――。アクション場面も大迫力の一篇。
脱獄者 ( 1967年 [S42]/大映東京/白黒/88分 )
■監督:池広一夫/脚本:高岩肇/撮影:上原明/音楽:渡辺岳夫■出演:丹波哲郎、藤巻潤、待田京介、金子信雄、加藤嘉
無実の罪で投獄された敏腕刑事が、悪に落ち込んでいく実弟を止めるため決死の脱獄を試みる――。鬼警部の兄、やくざの弟。七年ぶりの再会を果たしたときから、宿命の対決が開始される。
点と線 ( 1958年 [S33]/東映東京/カラー/85分 )
■監督:小林恒夫/脚本:井手雅人/原作:松本清張■出演:南廣、加藤嘉、高峰三枝子、山形勲、志村喬、堀雄二
九州で発見された男女の心中死体。違和感を抱いた老刑事は本庁の若き刑事とともに事件の謎を追う。精緻なトリックと息をのむアリバイ崩し。松本清張のベストセラーを映画化した刑事ドラマの傑作。
料金
一般/1,200円 シニア・学生/1,000円 会員/800円/3回券:2,700円
水曜日サービスデー/1,000円均一
●各回定員入れ替え制 ●上映開始後10分を過ぎての入場は不可。
●午前10時15分より当日の全回分の整理番号付き入場券を発売。定員48名になり次第、締め切り。
●作品により画像、音声が必ずしも良好でない場合があります。
http://www.laputa-jp.com/laputa/program/showa_police_story/
2009年5月31日(日)~7月18日(土)まで、
ラピュタ阿佐ケ谷にて開催!
- 監督:石橋冠
- 出演:ビートたけし, 高橋克典, 内山理名,
夏川結衣, 柳葉敏郎 - ジェネオン エンタテインメント
- 発売日: 2008-03-21
- おすすめ度:
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