映画祭情報&レポート

SKIPシティ国際Dシネマ映画祭2011

http://www.skipcity-dcf.jp/

進化しつづけるデジタルによる表現の可能性とエンターテインメント性
次代を担う新しい才能に出会える映画祭

SKIPシティ国際Dシネマ映画祭2011SKIPシティ国際Dシネマ映画祭は、フィルムを使用せず、デジタルで撮影・制作された作品のみにいちはやくフォーカスした世界でもユニークな国際コンペティション映画祭だ。
世界中からデジタルの新しい表現の可能性とエンターテインメント性を兼ね備えた作品を公募し、次代を担うクリエイターを発掘することにより、新しい映像産業の発展に寄与することを目的に、2004年から毎年開催している本映画祭は、米国の映像業界紙「VARIETY」では日本で唯一“世界の見逃せない50の映画祭”に選ばれるなど、世界各国から注目を集めている。
また、全上映作品が、4Kデジタルシネマプロジェクターを使用するとともに、映像・音響面でも最高クラスの環境で上映されるのも魅力の一つ。期間中には、審査員や監督をはじめとする作品関係者など、世界各国からのゲストが参加する上映後のQ&Aなどを通じた観客との交流も用意されるなど、身近でありながら、クオリティの高い国際映画祭となっている。

2011年10月8日(土)~16日(日)まで、
SKIPシティ彩の国ビジュアルプラザ 映像ホールほかにて開催

上映タイトル一覧

コンペティション部門 長編部門(国際コンペティション)ノミネート作品

    26歳、幸せの道
    『26歳、幸せの道』
    タッカーとデールと不吉なヤツら
    『タッカーとデールと不吉なヤツら』©Dan Power
    海外作品(9作品)
  • ある母の復讐』(台湾/監督:ギャビン・リン)
    同じ男を愛してしまう… 。 絡まる愛が悲しくも心打たれる愛憎劇。
  • カラーズ・オブ・マウンテン』 (コロンビア、パナマ/監督:カルロス・セサル・アルベラエス)
    夢はゴールキーパー! 大人の争いを他所に、夢を追う少年の物語。
  • キニアルワンダ』 (ルワンダ、アメリカ/監督:アルリック・ブラウン)
    憎悪を乗り越え、 生き続けた人たちを描く感動の実話。
  • クロッシング』 (トルコ/監督:セリム・デミルデレン)
    人生はどこかで交差している。 偽りの父親と、同僚もまた… 。
  • 荒野の彼方へ』 (ベルギー、ポーランド/監督:ヴァンニャ・ダルカンタラ)
    過酷な運命と闘う母…。 史実に基づき創作された感動の物語。
  • シンプル・シモン』 (スウェーデン/監督:アンドレアス・エーマン) アスペルガー症候群のシモンをめぐる、北欧らしいポップでキュートな心温まるストーリー。
  • タッカーとデールと不吉なヤツら』 (カナダ/監督:イーライ・クレイグ) 気のいいヤツらが、殺人鬼? スプラッター・おバカコメディー。
  • チャンス』 (コロンビア、パナマ/監督:アブネル・ベナイム) 主人一家をメイドが誘拐? 陽気で小粋なラテン・コメディー。
  • 26歳、幸せの道』 (中国・香港/監督:ビル・チウ) 都会で暮らす娘と田舎の父親…。 すれ違う親子の愛を描いた作品。
    国内作品(3作品)
  • SPINNING KITE』(監督:加瀬聡) まだアクアラインがなかった頃。 東京へのアンビバレンスを描く青春群像劇。
  • チルドレン』(監督:武田真悟) ふたつの家族、二人の子ども。 見失った愛を求める、心の旅。
  • DON‘T STOP !』(監督:小橋賢児) 「ルート66を駆け抜けたい」 車椅子の不良オヤジの感動ドキュメンタリー

コンペティション部門 短編部門(国内コンペティション)ノミネート作品

    ケンとカズ
    『ケンとカズ』監督:小路紘史
  • 8月8日午後4時』 (監督:ソエジマシンゴ) 幻のように現れた過去は、亡き妻との久方ぶりの邂逅だった。
  • 短編映像作品「死神」』 (監督:山口直哉) 死神が「助けに来た」と現れる…。古典落語が原作の異色作。
  • こぼれる』 (監督:手塚悟) 再会のディナー。 こぼれる、あなたへのひみつ。
  • Lieland』 (監督:片岡翔) クリスマスの夜、 人形劇団に紛れ込んだ少女には…。
  • マドンナ』 (監督:関俊太) 突如両親を亡くした姉妹。思いとは裏腹に…。 本当の絆とは?
  • 記憶のひとしずく』 (監督:畑中大輔) 母親に存在を忘れられた娘。だが…。 心にしみる一篇。
  • TSUYAKO』 (監督:宮崎光代) 生活も子どもも捨て、愛と自由を選ぶのか… 。 苦悩の決断。
  • 墨田区京島3丁目』 (監督:吉田浩太) 寝ぼけ眼の店主は… 。 下町人情と女子高生の小さな素直さの物語。
  • 此の岸のこと』 (監督:外山文治) これは遠い未来の対岸の出来事ではありません。 すべては此の岸のことです。
  • リスト』 (監督:田中智章) 死んでいるのか、それとも…。 姉妹の悲しくもおかしな奮闘物語。
  • ケンとカズ』 (監督:小路紘史) 闇社会で蠢く若者のリアルな姿を Close-upで描く、迫真の野心作。
  • forgive』 (監督:川村清人) いじめを題材に、 多感な少女の揺れる心を痛烈に描いた問題作。

その他の上映作品

Dシネマの潮流2011 オープニング作品10.8(土)14:00~

『昔々、アナトリアで』 Once Upon a Time in Anatolia (2011年/トルコ、ボスニア・ヘルツェゴビナ/157分)
監督:ヌーリ・ビルゲ・ジェイラン 出演:ムハンメト・ウズンエル、ユルマズ・エルドアン、タネル・ビルセル

『ロミオ』
Ⓒzeynofilm-nbcfilm
映像と描写が秀逸を極める、第64回カンヌ国際映画祭グランプリ受賞作品
山々に囲まれた草原地帯で殺人事件の捜査が行われる夜。捜査官や容疑者らは風が吹きすさぶ闇を越え、死体遺棄現場を探す…。 2007年『うつろいの季節(とき)』で当映画祭グランプリを受賞した、トルコの巨匠・ジェイラン監督による最新作を日本初上映。
招待作品 10.12(水)14:00~

『カルテット!』 (英語字幕付き) Quartet! (2011年/118分 ※2011年12月17日シネマイクスピアリ先行公開)
監督:三村順一 出演:高杉真宙、剛力彩芽、鶴田真由、細川茂樹 ほか 配給:松竹

音楽を通して家族が絆を取り戻す-2012年劇場公開の最新作!
“音楽一家”の永江家は、父の失業をきっかけに家族4人の心が離れ、崩壊の危機。長男・開は、なんとかしたいと「家族カルテット(四重奏)」を提案する…。 同名小説を原作とした感動作を一足早く上映!
シネマ歌舞伎 10.13(木)14:00~ 『法界坊』 (英語字幕付き)Hokaibo
2008年11月上演の収録版/150分(第一幕:120分/第二幕:30分)※二幕構成のため、途中10分の休憩あり
演出:串田和美 出演:中村勘三郎、中村扇雀、中村橋之助 ほか 配給:松竹
Livespire 10.11(火)17:00~ 『3大テノール 世紀の競演~特別上映版』
2011年/86分 出演:ルチアーノ・パヴァロッティ、プラシド・ドミンゴ、 ホセ・カレーラス、ローマ国立歌劇場管弦楽団、フィレンツェ五月音楽祭管弦楽団 指揮:ズービン・メータ 配給:ソニーPCL株式会社
SKIPシティ・セレクション 10.11(火)13:30 ~

『神々と男たち』 Of Gods and Men 第63回カンヌ国際映画祭 グランプリ受賞 『神々と男たち』
©2010 ARMADA FILMS - WHY NOT PRODUCTIONS - FRANCE 3 CINEMA

2010年/フランス/123分 監督:グザヴィエ・ボーヴォワ 出演:ランベール・ウィルソン、マイケル・ロンズデール、オリヴィエ・ラブルダン   配給:マジックアワー=C&Iエンタテインメント 上映協賛:しまむら

「信念の強さ」と「人間の尊厳」が、観る者の胸を打つ傑作。
1990年代。アルジェリアの小さな村に暮らす修道士たちのもとへ、内戦にともなう暴力行為やテロの波が押し寄せてくる。武装イスラム集団によるフランス人修道士誘拐事件の秘められた真実が今、明かされる。
SKIPシティ・セレクション 10.14(金)13:30~

『蜂蜜』 Honey 第60回ベルリン国際映画祭金熊賞受賞『蜂蜜』
©2010 Kaplan Film Production & Heimatfilm GmbH + Co K

2010年トルコ、ドイツ/103分 監督:セミフ・カプランオール 出演:ボラ・アルタシュ、エルダル・ベシクチオール、トゥリン・オゼン 配給:アルシネテラン 上映協賛:セントラルモータース

全世界を魅了した、切なく香り高い一編の物語。
6歳のユスフは森林に囲まれた山岳で養蜂家の父と母とともに暮らしている。しかしある日、森の蜂たちが忽然と姿を消し、父は蜂を探しに森深くに入って行く。その日を境にユスフの口から言葉が失われてしまう。
SKIPシティ・セレクション 10.12(水)17:00 ~

『月あかりの下で~ある定時制高校の記憶~バリアフリー版』
A School That Was ̶Learning in the Moonlight平成22年度文化庁映画賞<文化記録映画優秀賞>受賞
2010年/日本/115分 演出:太田直子 出演:平野和弘、埼玉県立浦和商業高校定時制課程卒業生/先生/保護者・関係者のみなさま 配給:グループ現代 上映協賛:川口ロータリークラブ

いまを悩み、懸命に生きる生徒たちの成長を見つめて。
働きながら学ぶ青年や復学を望んだ若者が通う、ある定時制クラス。月あかりの下、小さな学び舎でそれぞれ事情を抱えつつも、ぶつかり、支え、寄り添いながら過ごした入学から卒業までを追ったドキュメンタリー。
※バリアフリー版:字幕・音声ガイド付き上映
特別上映 10.11(火)11:00~

文化庁メディア芸術祭ネットワークス
『フミコの告白』
『フミコの告白』©石田祐康
協力:平成23年度文化庁メディア芸術祭国内巡回事業
上映時間:60分/入場料:無料(事前登録制

芸術の秋。創造性あふれる新しい芸術に、あなたも触れてみませんか? 今年で15回目を迎える「文化庁メディア芸術祭」はアート、エンターテインメント、アニメーション、マンガなどを対象にした祭典。昨年度の受賞作品や推薦作品から新しい視覚体験や表現の広がりを感じる10作品を上映!

2011年10月8日(土)~16日(日)まで、
SKIPシティ彩の国ビジュアルプラザ 映像ホールほかにて開催

http://www.skipcity-dcf.jp/

神々と男たち [DVD] 神々と男たち [DVD]
  • 監督:グザヴィエ・ボーヴォワ
  • 出演:ランベール・ウィルソン, マイケル・ロンズデール,
    オリヴィエ・ラブルダン, フィリップ・ローダンバック, ジャック・エルラン
  • ソニー・ピクチャーズエンタテインメント
  • 発売日: 2011-10-29
  • Amazon で詳細を見る
2011/10/04/15:37 | トラックバック (0)
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