プレゼント

1960年代末のフロリダを舞台に、ある殺人事件の真相調査に関わることになった孤独な青年が体験する、生涯忘れえぬひと夏の出来事を描いた衝撃作。同名ベストセラー小説を映画化したのは『プレシャス』で脚光を浴びたリー・ダニエルズ監督。ザック・エフロン、ニコール・キッドマン、マシュー・マコノヒー、ジョン・キューザックら出演者の鬼気迫る演技も話題となっている本作『ペーパーボーイ 真夏の引力』の一般試写会に5組10名様をご招待します。

『ペーパーボーイ 真夏の引力』
◆日時:7月18日(木) 18:00開場、18:30開映
◆会場:一ツ橋ホール (千代田区一ツ橋2-6-2-3F)
◆『ペーパーボーイ試写』(メールでご応募の場合は件名)と、「お名前・ご住所・電話番号 ・年齢」を明記の上、こちらのアドレスか、メールフォームからご応募下さい。
◆応募締め切り:2013年7月10日(水)応募受付分※応募者多数の場合は抽選となります。
◆公式サイト:
http://www.paperboy-movie.jp/
註)ご提供いただいた個人情報は、本プレゼント以外の目的では一切使用いたしません。また、個人情報そのものも招待状発送後一週間で破棄します。当選者の発表は、招待状の発送をもってかえさせていただきます。なお、当選に関するお問合せへの回答はいたしかねます。予めご了承下さい。

ペーパーボーイ 真夏の引力

http://www.paperboy-movie.jp/

2013年7月27日(土)より新宿武蔵野館、
ヒューマントラストシネマ有楽町ほか全国ロードショー!

INTRODUCTION

神様が汗をかくほど蒸し暑く、美しくも残酷な夏。
抗いようのない魔性の引力に囚われた若者は、禁断の闇を覗き、
永遠に忘れられない最初で最後の恋を経験した

フロリダ州の小さな町で鬱屈した日々を過ごす青年ジャックにとって、うだるように暑い1969年の夏はいつにも増して退屈な季節になるはずだった。はからずも大学を中退し、父親の会社で新聞配達をしている彼は、取りたててやりたいこともないし、ガールフレンドもいない。そんな時間をもてあましたジャックのもとに、ある日突然、思わぬ任務が舞い込んでくる。マイアミ・タイムズ記者の兄ウォードが、ある殺人事件の死刑囚の冤罪疑惑を取材するために帰省し、その助手を務めることになったのだ。さらにジャックは獄中の死刑囚の婚約者シャーロットにたちまち心を奪われ、胸が張り裂けそうなほど切ない想いを募らせていく。やがて殺人事件の深い闇に分け入り、叶わぬ恋に身を焦がすジャックが目の当たりにしたのは、想像を絶する悪夢のような現実。かくしてイノセントな若者の最も刺激的な夏は、生涯忘れえぬ残酷な夏へと変貌していくのだった……。

悲惨な家庭環境のもとで虐げられて育った少女の希望への道のりを描いた『プレシャス』で全米の映画賞レースに新風を吹き込み、作品賞と監督賞を含むアカデミー賞Ⓡ6部門にノミネート(うち助演女優賞、脚色賞を受賞)。この一作でアメリカン・インディーズの新たな才能として脚光を浴びたリー・ダニエルズ監督が、ザック・エフロン、ニコール・キッドマン、マシュー・マコノヒー、ジョン・キューザックというそうそうたる豪華キャストを迎え、待望の新作を完成させた。
ところが2012年のカンヌ国際映画祭コンペティション部門に出品され、世界中のジャーナリストにお披露目されたその話題作『ペーパーボーイ 真夏の引力』は、前作のような“感動作”とはテーマも作風もまったく異質で、身震いするような衝撃を呼び起こす映画だった。世間知らずで愛に飢えた孤独な若者を主人公にしたひと夏の青春物語は、凶暴なまでにスリリングでスキャンダラスな事件性をはらみつつ、魔性の誘惑にも似た強烈な引力をみなぎらせ、あらゆる観客を虜にしてしまう正真正銘の問題作だったのだ。

『プレシャス』で絶賛されたリー・ダニエルズ監督、ザック・エフロン、ニコール・キッドマン、マシュー・マコノヒー、ジョン・キューザックが魅せるセンセーショナルで濃密な映像世界

『ペーパーボーイ 真夏の引力』場面11995年に本国アメリカで発表されるやニューヨーク・タイムズのベストセラー・リストに掲載され、ペン・センターの文学賞に輝いたピート・デクスターの小説に基づく本作は、人種差別などの保守的な気風が色濃く残る1960年代末の南部フロリダを背景にしている。まだ社会の荒波に揉まれていない青年ジャックのまっすぐな眼差しを通して描かれるのは、ある死刑囚の保安官殺しの真相をめぐるミステリー。兄の取材活動に加わったジャックは、そのさなかに人生初の本気の恋を経験し、陶酔と混乱の渦にのみ込まれていく。それはピュアで好奇心旺盛な若者にとって夢心地の時間だったが、ジャックの行く手には大人への通過儀礼というにはあまりにも過酷な試練が待ち受けている。この世には決して覗いてはならない、決して触れてはならない禁断の闇がある。殺人とセックスに彩られたこの映画は、ひと夏の未知なる冒険に身を投じ、本当に人生が一変してしまう若者のショッキングな運命を生々しく映し出す。
主演はTVムービー「ハイスクール・ミュージカル」で一躍、新世代の青春スターとして脚光を浴び、その劇場版も大ヒットしたザック・エフロン。ハリウッドの未来を担うであろう若き美形俳優が、皮肉にも人生最初の恋と最後の恋を同時に経験するはめになる主人公ジャックの複雑な感情をリアルに表現し、アイドルからの脱皮を鮮烈に印象づける。
そして、ジャックが恋するシャーロット役でゴールデン・グローブ賞助演女優賞候補になった、ニコール・キッドマンの演技にも驚嘆せずにいられない。ノーブルな美貌と抜群のスタイルで名高いハリウッドのスター女優が、死刑囚の恋人でもあるファムファタールを淫らなまでに挑発的な色香をまとって体現。まぎれもなくこの役どころは、華麗なるオスカー女優のキャリアにおいて最も“罪深き”ヒロインとして観る者の脳裏に焼きつくことだろう。さらに『リンカーン弁護士』のマシュー・マコノヒーが弟も知りえなかった秘密を隠し持つ新聞記者ウォードに、『推理作家ポー 最期の5日間』のジョン・キューザックが疑惑まみれの死刑囚ヒラリーに扮し、誰もがまさかと言葉を失う戦慄シーンを演じきっている。
若手&実力派俳優たちの大胆かつ濃厚なアンサンブルを指揮したリー・ダニエルズ監督は、青春ロマンスを軸に殺人事件の真相をめぐるミステリーで、人間の内なる心と社会に潜む得体の知れないダークサイドを描出。陽光きらめくリゾート地フロリダのイメージを覆し、鬱蒼としたサザンゴシック・ノワールへと観る者を誘う映像世界は、この夏最も危うく魅惑的な映画体験をもたらすに違いない。

2013年7月27日(土)より新宿武蔵野館、
ヒューマントラストシネマ有楽町ほか全国ロードショー!

Production Note

『プレシャス』の気鋭監督の新たな挑戦に 興味をかき立てられた超一流の俳優たち

『ペーパーボーイ 真夏の引力』場面22009年の『プレシャス』でアカデミー賞Ⓡの作品や監督賞にノミネートされたリー・ダニエルズが、その次に選んだ企画はピート・デクスターの小説の映画化だった。「ピートの脚本を読んで、すごく気に入ったんだ!物語に魅力を感じた。これは新しいタイプの“大人の物語”だ。普段はお目にかからないが、誰もが現代社会の暗い部分に存在するキャラクターたちを映像化するというアイデアも気に入ったね」。
『プレシャス』で評論家から高い評価を得たおかげで、ダニエルズ監督はザック・エフロンやマシュー・マコノヒー、そしてオスカー女優のニコール・キッドマン、ジョン・キューザックというトップランクの俳優たちの興味を引いた。最近『ラビット・ホール』でもアカデミー賞Ⓡ主演女優賞にノミネートされたキッドマンは語る。「『プレシャス』がすばらしかったから、リーがこの作品を撮ると聞いて脚本を送ってもらったの。実は他の作品への出演が決まっていたんだけど、3週間で撮影できると聞いていたから。脚本を読んで“この役、最高!”と思ったわ。そしてリーに電話して、こう言ったの。“スケジュールさえ合うなら出演するわ!”とね」。
ハイスクール・ミュージカル』で世界的に有名なザック・エフロンも、この物語への印象を語る。「初めて脚本を読んだとき、最初のリアクションは“ワォ!”だったよ。とにかく強烈でね。特にエンディングがすごいんだ。ぶっ飛んだよ。この予測不能な展開の物語は、若者にとって大いなる旅だ。すごく暗いシーンもあれば、奇妙なシーンや面白いシーンもある。そして最後は衝撃的な結末を迎えるんだ」。
これら豪華キャストとの仕事について、ダニエルズ監督が語る。「これほどすばらしい俳優たちと仕事ができたことを光栄に思っている。この映画の登場人物には独特の演技が求められるから、『プレシャス』を好きだと言ってくれる俳優と仕事がしたいと思っていたんだ。どの役にも影の部分があるが、物語の中では常にそう見えるわけではないからね」。

『ペーパーボーイ 真夏の引力』とは何なのか?
キャストと監督が自ら語る本作の底知れない魅力

才能あふれる監督とスタッフ&キャストの共同作業によって完成した『ペーパーボーイ 真夏の引力』は、多様なテーマと魅力を秘めた底知れない映画となった。まずマシュー・マコノヒーは「この作品には、物語にも登場人物にも、そこで起こる事件にも“何だ、これは!”と思わされるショッキングな要素が随所に含まれている」と指摘する。続いて、ピート・デクスターの原作小説のファンでもあるジョン・キューザックはこう推察した。「登場人物たちはこの世を徘徊する人々だ。とりわけ英雄的でもない、ごく普通の人間たち。彼らはカール・ハイアセンやエルモア・レナードといった作家たちのダーク・バージョンというべき、デクスターのトーンで描かれたフロリダのような場所に存在している。そこにダニエルズ監督が彼らしいエッセンスをミックスし、独自のビジョンで映像化した作品なんだ」。
新聞記者ヤードリー役のデヴィッド・オイェロウォは次のように語る。「この映画はある部分はミステリーであり、ある部分は“大人の物語”だ。加えてこの世界に入り込むと、そこには何かじっとり汗ばむ暗さがある。誰もが秘密を持っていて、物語が進むにつれ、彼らは自分が隠し持つ“切り札”をさらに懐に深く抱え込んでいく。そして観客は登場人物の行動を通して、彼らの人間性がどんどん露わになっていくことに気づく。そこがこの映画のとても変わっているところだ」。
主人公ジャック役のザック・エフロンも「これは本当にリアルな“大人の物語”だ」と切り出し、話を続ける。「ジャックは彼の人生でとても重要な位置を占める人々から、“大人”について学んでいく。それこそまさに、僕がこの作品に参加して感じたことでもあったんだ。僕はまったくの白紙状態で撮影に入った。まだ数本しか映画の出演経験がない僕は、映画を作ること、俳優であることの意味を学んでいる最中だからね。この映画の共演者たちは、あらゆる角度から、あらゆる方法で、普通とは違う誰かになることで僕に挑んできてくれた。それは僕にとって、とても個人的で特別なことだったし、僕の中のすべてのボタンを押してくれたような気がした」。
最後にリー・ダニエルズが、自身の監督第3作について語る。「この映画はジェットコースターのようだ。観客をどん底に落とし、そこから引き上げて、また突き落とす。これは誰も行ったことがない場所、誰も見たことのない場所へと観る者を誘う作品でもある。きっと観客は、それぞれの状況や登場人物について考えることになるだろう」。そして短い言葉を付け加える。「これは小さな殺人事件のミステリーと、謎解きとセクシーな要素が詰まった大人の映画だ。それってすごいだろう!」。

C R E D I T

監督・脚本・製作:リー・ダニエルズ 原作・脚本:ピート・デクスター
製作総指揮:アヴィ・ラーナー 製作:ヒラリー・ショー 撮影:ロベルト・シェイファー
音楽:マリオ・グリゴラフ プロダクション・デザイン:ダニエル・T・ドランス
衣装:キャロライン・エスリン=シェイファー 編集:ジョー・クロッツ
出演:ザック・エフロン,ニコール・キッドマン,マシュー・マコノヒー,ジョン・キューザック,
メイシー・グレイ,デヴィッド・オイェロウォ,スコット・グレン,ニーラ・ゴードン,ネッド・ベラミー
配給:日活 2012年/アメリカ/シネマスコープ/107分/字幕翻訳:小寺陽子 R15+
© 2012 PAPERBOY PRODUCTIONS,INC.
http://www.paperboy-movie.jp/

2013年7月27日(土)より新宿武蔵野館、
ヒューマントラストシネマ有楽町ほか全国ロードショー!

プレシャス [DVD]
プレシャス [DVD]
  • 監督:リー・ダニエルズ
  • 出演:ガボレイ・シディベ, モニーク, ポーラ・ハットン, マライア・キャリー, レニー・クラヴィッツ
  • 発売日:2010/11/05
  • おすすめ度:おすすめ度4.0
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2013/06/09/20:01 | トラックバック (0)
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