ゆうばりファンタスティック映画祭でグランプリを受賞し、「東京プレイボーイクラブ」(大森南朋主演)で商業デビューした監督・奥田庸介が約３年ぶりに新作制作に乗り出すことなり、その資金調達をクラウドファンディング「Motion Gallery」で行うことを明らかにした。

新時代のジャパニーズ・バイオレンスに、瞠目せよ

2014年9月に撮影予定の新作「クズとブスとゲス」(仮題／上映時間:80～90分を予定)は、日陰で生きる男と女の思惑が交錯するバイオレンス群像劇になる予定。物語は、大麻の売人で女性を騙しては強請りを働く変態・ロイシンが、新たな餌食として自宅に監禁した女がヤクザの経営するデリバリーヘルスの風俗嬢だったことから、思いもかけない状況に巻き込まれていく姿を描く。奥田監督は「タランティーノのハードボイルド」「深作欣司の爆発力」「川島雄三の情感」という3つの要素が絡み合う作品にすると意気込む。

本作のクラウドファンディングの期間は7月1日～9月末で、投資の見返りには「アナタの死に様シーン」DVDを制作してプレゼントするなどの豪華特典も準備しているとのことなので、興味のある人は投資の検討をしてみてはいかがだろうか。詳細は「Motion Gallery」のファンドページ でご確認いただきたい。

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奥田庸介プロフィール・主な受賞暦
1986 年福島県出身。自主映画での国内外での評価を得て「東京プレイボーイクラブ」( 主演: 大森南朋、光石 研、臼田あさ美 ほか )で商業映画監督デビュー。
2010 年「青春墓場～明日と一緒に歩くのだ～」ゆうばり国際ファンタスティック映画祭オフシアター部門グランプリ/ ぴあフィルムフェスティバル入選/ ロッテルダム国際映画祭出品/ プチョン国際ファンタスティック映画祭出品
2011 年「東京プレイボーイクラブ」東京フィルメックス学生審査員賞/ ロッテルダム国際映画祭出品/ 釜山国際映画祭出品

INTRO内記事：奥田庸介監督インタビュー：映画「東京プレイボーイクラブ」について

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2014年7月1日(火)よりクラウドファンディング開始