『ONCE ダブリンの街角で』のジョン・カーニー監督の最新作となる本作は、落ち目のプロデューサーと音楽をやめようとしていた無名のミュージシャンが偶然出会い、ニューヨークの街角をスタジオ代わりにして音楽を作り始めたことで様々な人々との出会いを呼び、小さな奇跡を起こす姿を描いたハートフルムービーだ。全米5館からクチコミで1300館以上まで拡大公開されて話題を呼んだ本作の特別試写会に10組20名様をご招待します。
◆会場:明治安田生命ホール (東京都新宿区1-9-1 明治安田生命新宿ビルB1F)
◆『はじまりのうた試写』(メールでご応募の場合は件名)と、「お名前・ご住所・電話番号 ・年齢」を明記の上、こちらのアドレスか、メールフォームからご応募下さい。
◆応募締め切り:2015年1月12日(月)応募受付分※応募者多数の場合は抽選となります。
◆公式サイト:http://hajimarinouta.com/
註)ご提供いただいた個人情報は、本プレゼント以外の目的では一切使用いたしません。また、個人情報そのものも招待状発送後3ヶ月で破棄します。当選者の発表は招待状の発送をもってかえさせていただきます。なお、当選に関するお問合せへの回答はいたしかねます。予めご了承下さい。
はじまりのうた
音楽がつなぐ予想外の出会いと、最高のはじまりの物語
2015年2月7日(土)より、シネクイント、新宿ピカデリーほか全国公開
クチコミパワーで5館から1300館へ。
異例の大ヒット!誰からも愛される、名作の誕生!
ニューヨークの街角から最高にハッピーで元気になれる物語が届いた。監督はアカデミー賞®受賞『ONCE ダブリンの街角で』で世界的に注目を集めたジョン・カーニー。ダブリンを舞台にストリート・ミュージシャンの恋物語を描いた前作は、2014年秋には舞台版も来日するなど今なお話題が尽きない。初監督作で映画ファンと音楽ファンの心を掴んだカーニー監督の最新作、それが『はじまりのうた』だ。
今回はダブリンからニューヨークへと舞台を移し、悩める人々が音楽を通じて運命を切り開く姿を温かなまなざしで描き出した。恋愛、家族、仕事、夢……様々な問題に頭を悩ませながら生きている人々。そんな彼らを音楽が結びつけ、人生の新たな一歩を踏み出すきっかけを作る――本作で描かれるのは男女の恋愛物語にとどまらない。夫婦、親子、友人など様々な人間関係が繊細に描かれ、観る人それぞれの心に届くエピソードがあり、ティーンからシニアまで幅広く支持される作品になっている。
『はじまりのうた』は2014年6月に全米5館で限定公開され、同時期に公開された超大作の『トランスフォーマー/ロストエイジ』を抜き、スクリーン・アベレージ第1位を獲得!その後、クチコミでその人気が拡がり1300館以上まで拡大し、並み居る大作の中3週目には全米9位を記録、オスカー受賞の前作『ONCE ダブリンの街角で』を超える大ヒット作品となった。
アカデミー賞®受賞『ONCE ダブリンの街角で』監督の最新作
凹んだ心は、いつか凸らむ
落ち目のプロデューサーのダン。妻と娘と別居して、ぼろアパートで寂しい一人暮らしの日々を送っている彼は、仕事もうまくいかず会社をクビになったばかり。一方、無名のミュージシャン、グレタは最愛の恋人に裏切られ、音楽の夢も諦めようとしていた。そんな二人がニューヨークのライヴハウスで偶然出会い、一緒に音楽を作ることに。そして、お金のない彼らは、ニューヨークの街角をスタジオ代わりにレコーディングすることに?!音楽がつないだ数々の出会いが予想外の展開を生み、自分の人生と向き合うための、かけがえのない時間がはじまる――。
ギターを弾いて歌うキーラの新しい魅力。
マルーン 5のアダムが映画初出演。
ピュアなハートを持つシンガーソングライター、グレタを演じたのは、『パイレーツ・オブ・カリビアン』シリーズ、『プライドと偏見』(05)、『危険なメソッド』(11)などのキーラ・ナイトレイ。昨年、イギリスのロックバンド、クラクソンズのジェイムズ・ライトンと結婚して話題を呼んだ彼女が、本作ではギターを弾きながら初めてキュートな歌声を披露。普段着のようなフレンドリーさで等身大のヒロインを好演して、今まで見せたことがない、新しい魅力を開花させている。一方、ダン・マリガン役には『キッズ・オールライト』(10)、『アベンジャーズ』(12)などのマーク・ラファロ。ダンの自由奔放さと繊細さを存在感たっぷりに演じている。またグレタの恋人デイヴを演じるのは、グラミー賞を受賞したこともあるアメリカの人気ロックバンド、マルーン 5のボーカリスト、アダム・レヴィーン。これまでまったく演技経験がなかった彼にとって本作が俳優としてのデビュー作となったが、ナチュラルな表現力はスタークラス。ライヴシーンも含めて彼の歌も楽しむことができる。さらにヒップホップシーンから、大物ラッパーのトラブルガム役でシーロー・グリーン、レコード会社の社長サウル役に、役者としてのキャリアも豊富なモス・デフことヤシーン・ベイが参加した。そのほか、マリガンの娘バイオレット役に、『トゥルー・グリット』(10)でアカデミー賞助演女優賞にノミネートされたヘイリー・スタインフェルド。グレタを助ける友人スティーヴ役に『ワン チャンス』(13)で実在のオペラ歌手、ポール・ポッツを演じたジェームズ・コーデンが参加。二人とも音楽経験はなかったが、映画のためにギターを猛特訓。俳優が自ら音楽を奏で、ミュージシャンが演技に挑戦することで、音楽とドラマを見事に融合させていることも本作の大きなエネルギーとなっている。
ニューヨークの空気を味方にした演奏シーンが、
物語にハッピーな広がりをプラス
かつてはアイルランドのロックバンド、ザ・フレイムスのメンバーだったジョン・カーニー監督。それだけに音楽に対する知識は深く、こだわりは人一倍だ。本作でもグレタの歌が重要な役割を果たしているが、そのほとんどの曲を手掛けているのは、90年代に注目を集めたアメリカのバンド、ニュー・ラディカルズの元メンバーであり、最近では作曲家/プロデューサーとして活躍しているグレッグ・アレキサンダー。撮影では事前に録音された音楽を流し、キャストの生の歌声を録音することでライヴ感あふれる演奏シーンを生み出した。
さらに今回はニューヨークの街角でアルバムをレコーディングするというユニークな設定だけに、ロケーションには音楽的な感性も求められた。スタッフがロケハンした場所に対してカーニーは、「目で見て選ぶな。アルバムを録音したくなる場所を耳で選べ」と注文するなど、歌だけではなく音への細やかな気配りを徹底。ミュージシャンとしての経験があればこその演出が全編に感じられる。しかし、だからといって彼は音楽を特別視していたわけではない。カーニーは映画で使用される曲の制作をあえて遅らせ、音楽なしでもストーリーが成立するようにキャラクターやセリフを作り込んだ。
そして、その一方で、憧れの街のことを詳しく知るため、カーニーは自転車に乗ってニューヨークを走り回った。その結果、彼が独自の視点でスクリーンに切り取ったニューヨークの風景は、ほかの映画では見ることができないイキイキとした表情を見せている。
ニューヨークという特別な街、個性豊かなキャスト、そして、素晴らしい音楽から生まれた『はじまりのうた』は、思わずハミングしたくなるような、今年一番の人生賛歌。観る人にとって、何かがはじまるハッピーなキッカケにあふれている。
ヘイリー・スタインフェルド,ジェームズ・コーデン,ヤシーン・ベイ(モス・デフ),
シーロー・グリーン,キャサリン・キーナー
脚本/監督:ジョン・カーニー
製作:アンソニー・ブレグマン,トビン・アームブラスト,ジャド・アパトー
撮影監督:ヤーロン・オーバック プロダクション・デザイナー:チャド・キース
編集:アンドリュー・マーカス 衣装デザイナー:アージュン・バーシン 音楽:グレッグ・アレキサンダー
配給:ポニーキャニオン ©2013 KILLIFISH PRODUCTIONS, INC. ALL RIGHTS RESERVED
公式サイト 公式twitter 公式Facebook
2015年2月7日(土)より、シネクイント、新宿ピカデリーほか全国公開
- 監督:ジョン・カーニー
- 出演:グレン・ハンサード, マルケタ・イルグロヴァ
- 発売日:2014/11/27
- ▶Amazon で詳細を見る
- 監督:ルイ・レテリエ
- 出演:ジェシー・アイゼンバーグ, マーク・ラファロ, マイケル・ケイン, モーガン・フリーマン, ウディ・ハレルソン
- 発売日:2014/11/28
- おすすめ度:
- ▶Amazon で詳細を見る