小林 泰賢/PROFILE
1967年、東京都生まれ。ビデオアーティスト
明治大学文学部卒
教育番組の脚本などにかかわったのち、自らもビデオによる実験的作品を制作、
海外のフェスティバルなどで上映ビデオアートセンター東京のメンバーとしてビデオアート展のキュレーションなどを行う。
その他、海外の展示会にキュレーター兼アーティストとして参加。
好きな映画: | ゲームの規則 |
好きな監督: | 倒錯と快楽のマックス・オフュルス |
好きな俳優: | 出てくるだけで映画が豊かになる山田五十鈴 |
ビデオアートセンター東京 | |
連絡先: | yasutakakjp + yahoo.co.jp ウィルス対策の為、+を半角@に変えてご利用下さい。 |

総力特集:「WE ARE THE PINK SCHOOL!/四天王と90年代」
2月28日(土)から3月20日(金)までの1ヶ月に渡って、シアターイメージフォーラムにて開催される特集上映「WE ARE THE PINK SCHOOL!」は、ピンク映画史を振り返るのにうってつけの絶妙なプログラムだ。各上映作品の魅力に迫った総力特集!「四天王と90年代」では、23 アブノーマル 陰虐(佐藤寿保)、24 アナーキー・インじゃぱんすけ 見られてイク女(瀬々敬久)、25 不倫日記 濡れたままもう一度(サトウトシキ)、26 変態テレフォンONANIE(佐野和宏)、27 あなたがすきです、だいすきです(大木裕之)が上映される。 続きを読む
2009/02/28/06:18 | トラックバック (0)
総力特集:「WE ARE THE PINK SCHOOL!/80年代ニューウェーブ」
2月28日(土)から3月20日(金)までの1ヶ月に渡って、シアターイメージフォーラムにて開催される特集上映「WE ARE THE PINK SCHOOL!」は、ピンク映画史を振り返るのにうってつけの絶妙なプログラムだ。各上映作品の魅力に迫った総力特集!「80年代ニューウェーブ」では、13 痴漢電車 下着検札(滝田洋二郎)、14 地獄のローパー 緊縛・SM・18才(片岡修二)、15 ねらわれた学園 制服を襲う(渡邊元嗣)、16 ぼくらの季節(廣木隆一)、17 緊縛鞭とハイヒール (北川徹(=磯村一路))、18 制服監禁暴行(福岡芳穂)、19 変態家族 兄貴の嫁さん(周防正行)、20 神田川淫乱戦争(黒沢清)、21 愛奴人形 い・か・せ・て(望月六郎)、22 菊地エリ 巨乳(細山智明)が上映される。 続きを読む
2009/02/28/06:17 | トラックバック (0)
鴛鴦歌合戦
戦時下31歳の映画 / 日本初のオペレッタ映画として知られるマキノ正博監督の「鴛鴦歌合戦」は、明るい時代劇を得意とした片岡千恵蔵主演、その斬新な歌と踊りの見せ場、明快なストーリーテリング、今見ても古臭さと辛気臭さとは無縁の超... 続きを読む
2006/01/14/17:16 | トラックバック (1)
埋もれ木
「埋もれ木」の物語批判と映像の幻惑作用/Text By 小林泰賢 小栗監督久々の新作「埋もれ木」は、一つの町に住む様々な住人の生活や気持ちを具体的、象徴的、幻想的ないくつかのレベルで描写し、独特の世界を作り出している。どのシークエンスも淡い中 続きを読む
2005/08/01/07:43 | トラックバック (16)
17歳の風景 少年は何を見たのか
時代に要請される映画の実験性と社会性/Text By 小林泰賢 母親を殺害した少年が、目的も分からず自転車でひたすら北へ向かって走り続ける。 いくつかの出会いがあるものの、映画は大半の時間を自転車で走る彼の姿を追い続ける。岡山で起きた実際の事件を題材に 続きを読む
2005/07/22/20:50 | トラックバック (1)
電車男
「電車男」評/BS版、映画版、TV版、・・・ BBS上で描かれた人物像は、参加者、読者のそれぞれのフィルターを通して共同作業的に作りだされ、様々な偏差を生み出す装置として働き、補完作用を誘発された参加意識の中で最終的に決定的な具象へ行き着かないことによって想像力を掻き立て続けたわけだが... 続きを読む
2005/06/16/14:35 | トラックバック (36)
「浮遊する仙人、鈴木清順の描く世界」~旧4作品のDVD発売に寄せて
「浮遊する仙人、鈴木清順の描く世界」~旧4作品のDVD/Text By 小林泰賢 新作「オペレッタ狸御殿」を完成させた鈴木清順監督は、来年は監督デビュー50周年にあたるらしい。 それにあわせるように、今回「すべてが狂ってる」(1960)「探偵事務所23 くたばれ悪党ども」( 続きを読む
2005/05/24/13:53 | トラックバック (1)
オペレッタ狸御殿
銀幕のスターが登場する、絢爛豪華な清順映画/Text By 小林泰賢 リュミエール兄弟が訓練を受けた撮影者を世界中の"秘境"へと送り出し、メリエスが月世界の旅を映像によって作り出し、映画はその始まりから異世界への畏怖や憧れを自らの力として利用し、観 続きを読む
2005/05/10/20:42 | トラックバック (15)
真夜中の弥次さん喜多さん
古くて退屈なクリシェを否定するためのスピード。/Text By小林泰賢 1950年代の半ば過ぎに、中平康や増村保造らは当時の通常の映画に比べ2倍以上もあるセリフを詰め込み、古い情緒と戦った。1940年代のビ・バップの演奏家たちは四分音符300ps近いスピードで 続きを読む
2005/05/01/13:17 | トラックバック (2)
映画 日本国憲法
ビデオ「日本国憲法」を映画にする錬金術/Text By 小林泰賢 映画「日本国憲法」はビデオ作品である。ビデオ作品でありながら、「映画」と主張しているのには処々の意味があるが、多少奇異に感じる。世界的にも珍しい平和と非武装を謳った平和憲法「第9条」の 続きを読む
2005/04/26/00:53 | トラックバック (0)