プレゼント

ウディ・アレン監督第40作目 NYを舞台にした
ロマンティック・コメディ『人生万歳!』一般試写会にご招待!

『人生万歳!』1ァン待望のウディ・アレン監督の最新作『人生万歳!』が12月11日(土)から公開される。近年、ヨーロッパを舞台にした作品が多かったウディ・アレンだが、彼のホームとも言えるニューヨークに久しぶりに戻ってきた今作では、チャイナタウンを舞台にシニカルな中年男と南部からの家出娘が出会い、周囲の人々を巻き込んだ行き当たりばったりの人生ゲームを繰り広げる。往年のウディ・アレン映画のファンはもちろん、新たなファンも大満足間違いなしの爆笑コメディだ。暗い気持ちになっている人に夢と勇気を与えるハッピー・ムービーそのものと言える本作『人生万歳!』の一般試写に5組10名様をご招待します。

ご希望の方は、『人生万歳!・試写』(メールでご応募の場合は件名)と、「お名前・ご住所・電話番号 ・年齢」を明記の上、こちらのこちらのアドレスか、メールフォーム(要・送り先の追記)からご応募下さい。

◆日時:12月6日(月) 19:00開場 19:20開演(上映時間:1時間51分)
◆場所:東商ホール (東京都千代田区丸の内3-2-2東京商工会議所ビル)
◆応募締め切り:2010年11月28日(日)応募受付分
◆公式サイト:
http://www.jinsei-banzai.com/
※住所未記入で応募される方が増えています。住所がないものは無効にすることもありますのでご注意ください。※応募者多数の場合は抽選となります。
註)ご提供いただいた個人情報は、本プレゼント以外の目的では一切使用いたしません。また、個人情報そのものも招待状発送後一週間で破棄します。当選者の発表は、招待状の発送をもってかえさせていただきます。
なお、当選に関するお問合せへの回答はいたしかねます。予めご了承下さい。

人生万歳!

http://www.jinsei-banzai.com/

2010年12月11日(土)より、
恵比寿ガーデンシネマほか全国順次ロードショー!

INTRODUCTION

『人生万歳!』2悩める現代人が織り成す複雑な人間模様を、洗練されたユーモアで包み、ときに抱腹絶倒のコメディとして、ときにシリアスなドラマとして綴りつづけてきた名匠ウディ・アレン監督。本作『人生万歳!』は、そんな彼にとって記念すべき通算40作目(!)の監督作であり、キャリアの“集大成”と呼ぶにふさわしい、珠玉のコメディ映画だ。
主人公のボリス(ラリー・デヴィッド)は、かつてはノーベル賞候補になりながら、今ではすっかり落ちぶれてしまった物理学者。ある夜、アパートに帰ろうとしたボリスは、南部の田舎町から家出してきた若い女性、メロディー(エヴァン・レイチェル・ウッド)に声をかけられる。寒さで凍える彼女を気の毒に思ったボリスは、数晩だけという約束で泊めてやることにする。
ところが、世間知らずのメロディーは、冴えない中年男のボリスと暮らすうちに、彼こそは“運命の相手”だとすっかり勘違いしてしまう。そのうえ、愛する娘の後を追って、メロディーの両親が相次いで上京したことから、事態はますますややこしいことに……年齢も知能指数もかけ離れた2人の“ありえない”恋愛の行方は、果たしていかに!?
05年の『マッチポイント』以降、長年住み慣れた故郷を離れ、ロンドンやバルセロナといったヨーロッパの街で作品を撮ってきたアレン監督だが、本作の舞台は(04年の『メリンダとメリンダ』以来)久々となるニューヨーク! 自由の女神やセントラル・パークといったお馴染みの観光スポットから、一度は足を運んでみたい通好みのカフェレストランまで、マンハッタンの魅惑的な街並みが“もうひとりの主人公”として物語を楽しく彩ってくれている点も見逃せない。
全米俳優組合のストライキが噂されていた08年~09年にかけて製作が進められた本作は、アレン監督が70年代中頃に執筆しながら、ある事情でお蔵入りになっていた“幻の脚本”を基に撮影されている。そのため、『アニー・ホール』(77年)や『マンハッタン』(79年)といった全盛期のアレン映画を彷彿させる“都会的で軽快なタッチ”が全編に復活しているのも、映画ファンにとっては嬉しい話題の一つだ。
自虐的なユーモア満載で、“ウディ・アレン監督の分身”とも言えそうな主人公のボリス役を演じるのは、ラリー・デヴィッド。全米で90年代に国民的人気を誇ったコメディ・シリーズ『となりのサインフェルド』(89年~98年)の生みの親として知られる彼は、(テレビ界のアカデミー賞に相当する)エミー賞の常連受賞者で、現代のアメリカを代表する人気コメディアンの一人である。
また、ボリスの恋人となるメロディー役を演じるのは、エヴァン・レイチェル・ウッド(『アクロス・ザ・ユニバース』『レスラー』)。スカーレット・ヨハンソン(『マッチポイント』『それでも恋するバルセロナ』)からバトンを受け継ぐ形でウディ・アレン映画の新たな“ミューズ”に抜擢された彼女は、私生活でも19歳年上の人気ロック・アーティスト、マリリン・マンソンとの交際で話題を呼んだ、注目の若手女優だ。

2010年12月11日(土)より、
恵比寿ガーデンシネマほか全国順次ロードショー!

Production Note

●30年の時を経て甦った、『アニー・ホール』時代の“幻の脚本”

『人生万歳!』3本作『人生万歳!』の脚本は、もともとはウディ・アレンが70年代の半ばに、ゼロ・モステル(76年の『ウディ・アレンのザ・フロント』でアレンと共演した俳優/コメディアン)のために書き下ろしたものだった。しかし、モステルは、アレンが『アニー・ホール』を発表した77年に他界し、映画の企画そのものもお蔵入りとなってしまうことに。アレンがすでに書き上げていた脚本は、彼の机の引き出しの中で、その後ずっと埃をかぶりつづけるという運命をたどった。
それから約30年が過ぎ去った2008年――SAG(全米映画俳優組合)のストライキが噂され、いつもの年よりも早い時期に撮影準備を始めなくてはいけないことになったアレンは、その脚本の存在を思い出し、本作の物語のベースとして使えるはずだ、と考えた。もちろん、細かい設定については多くのリライトが施されたが、“天才物理学者と家出娘のありえないラブ・ストーリー”という物語の核の部分は、70年代に書かれた時点で、すでにしっかり練り込まれていたという。
過去の監督作では自ら主演を務めることも多かったアレンだが、本作の主人公ボリス役に関しては、自分で演じることは最初からまったく考えなかったそうだ。「たとえ僕がもう少し若かったとしても、この役を演じることはできなかっただろうね」と、アレンは解説する。「俳優としての僕には、ボリスのように人を小馬鹿にするタイプのユーモアはうまく演じられないんだ。その点、ラリー(・デヴィッド)だったら、そういう辛らつなユーモアを演じても観客から嫌われないし、むしろ、観客は喜んでくれる。(マルクス兄弟の)グルーチョ・マルクスのコメディがそうだったみたいにね

●W・アレン監督×L・デヴィッド――笑いを知り尽くした2人の信頼関係

たいていの俳優は、ウディ・アレン映画の主人公役をオファーされたら、その場で飛び上がって、歓喜して喜ぶはずだ。だが、本作『人生万歳!』の主人公、ボリス役のオファーを受けたラリー・デヴィッドのリアクションは、まったく違うものだった――彼は、自分が主人公の役をオファーされたとは夢にも思わず、小さな端役のオファーが来たと勝手に思い込んでいたのだ。
脚本を開くと、最初の数ページはボリスの台詞でいっぱいだった。気になって、試しに50ページ辺りを開いてみたら、そこにもボリスの台詞がたくさん書いてあった。で、最後のページを見たら、やっぱりボリスの台詞でいっぱいだ……そこまで来て、ようやく気づいたんだ。『まいったな、どうやらこれは相当デカい役みたいだぞ!』ってね(笑)
デヴィッドが撮影でもっとも苦労したのは、映画の冒頭にいきなり登場する“ボリスのひとり語り”のシーンだったという。「僕がふだんやっているコメディ・シリーズ(『ラリーのミッドライフ★クライシス』)の撮影現場は、アドリブが中心で、カメラが回り始める数分前まで何を撮るのかも決まっていないような状況が当たり前なんだ。でも、あのシーンでは、脚本3ページ分の台詞を、完璧に暗記しないといけなかったんだからね!
撮影が始まった後にも、ラリーは『自分をキャスティングしたのは大間違いだ』って、ずっと愚痴りつづけてたよ」と、アレン監督はラリー・デヴィッドとの仕事について振り返る。「でも、いざ現場に立つと、どのシーンもファーストテイクで素晴らしい演技をしてくれた。彼みたいな俳優は、面白く演じようと無理に頑張らなくてもいいんだ。ふだんの実生活でも面白い人だから、ただ自然に演じてくれれば、それだけで充分おかしいシーンになるんだよ

●“毒舌家の物理学者”と“純情な家出娘”のピュアな恋愛物語

ボリスの“意外な”恋人となる家出娘のメロディー役を演じるのは、現在のハリウッド映画界でもっとも注目されている若手女優のひとり、エヴァン・レイチェル・ウッド。これまでの彼女は、ブレイク作となった『サーティーン あの頃欲しかった愛の頃』(03年)で演じた13歳の非行少女役をはじめ、“実際の年齢よりもずっと賢い”タイプの役を演じることが多かった。しかし、本作のメロディー役は、そんな彼女にとって、まったくの“新境地”と呼べるキャラクターだ。
 ボリスとメロディーには、共通点がほとんどない――父娘の関係でもおかしくないくらい年齢が離れているうえに、ボリスは無知なメロディーを、機会があるごとに容赦なくこきおろす。それでもメロディーがボリスを好きになるのは納得がいくことだ、とウッドは語る。「メロディーはそこまで頭が良くないから、彼が言っていることを半分くらいしか理解できなくて、毒舌的な発言も他の人たちほどは気にならないの。それにくわえて、彼女はすごく優しい性格だから、ボリスが本当はいい人なんだってことに気づいているんだと思う。表面的にはとげとげしいけど、心の中は案外かわいらしいところもある人なのよ
そんなメロディーの優しさをもっともよく表わしているのは、彼女が夜中にパニック発作に襲われたボリスをなだめ、テレビの深夜放送で流れていたフレッド・アステアのミュージカル映画をいっしょに観るシーンだろう。ウディ・アレン映画の長年のファンであれば「このシーンはアレンの自伝的エピソードなのでは?」と思う人もいそうだが、アレン自身は、そうではないと否定する。「僕が夜中にパニック発作に襲われたら、やっぱりテレビをつけるだろうけど、僕だったらスポーツ中継を観るだろうな。もし映画を観て、それが素晴らしい作品だったら、自分の映画がいかにひどいかを思い出して、ますます自己嫌悪のパニックに陥っちゃうだろうからね

●俳優たちからベストの演技を引き出す、アレン流の演出術

ウディ・アレン監督は、登場人物たちが会話を交わし合うシーンを、長回しの1テイクで一気に撮影することを好む。「そういう撮影でいちばん大変なのは、全員が完璧に台詞を覚えておかないといけないことね」と指摘するのは、『それでも恋するバルセロナ』に続いて、アレン監督作には2作連続の出演となったパトリシア・クラークソン(メロディーの母親のマリエッタ役)だ。
集中力を要する長回しシーンの撮影は、俳優たちにとって精神的にキツいものだが、その一方で、利点もあった――全員が一緒になって演技の準備をしたので、俳優同士がより固い絆で結ばれることになったのだ。メロディー役のエヴァン・レイチェル・ウッドによると、撮影現場では、俳優たちは常にお互いを助け合っていたという。「私とラリー(・デヴィッド)は、特に意気投合してたわ。というのも、私はコメディ映画に出るのが初めてだったから、ラリーからいろいろアドバイスをもらったし、逆にラリーは、事前に台詞を覚えないといけない映画に出るのが初めてだったから、私が台詞の暗記法を手ほどきしてあげたのよ
ウディ・アレン映画の大きな魅力は、素晴らしく練り込まれた台詞の数々だ。だが、撮影現場でのアレンは、自分が書き上げた脚本にそれほどこだわらず、俳優たちに対して、どんどんアドリブを試すことを推奨したという。「私が今までに仕事をしてきた中で、彼はいちばん気取っていない脚本家だわ」と、クラークソンはアレン独特の演出術について語る。「ウディは、俳優がいろんな即興を試すのを常に歓迎してくれるの。ただ、彼の脚本の台詞は本当に面白いから、結局ほとんどのシーンで、もともと用意されていた台詞をそのまま言うことになるのよね

●現代を代表する名監督がたどりついた、幸せな人生の“極意”

本作『人生万歳!』には、過去のウディ・アレン映画と共通するテーマがいくつも織り込まれている。たとえば、本作のストーリーで重要な役割を果たす出来事のほとんどは、純粋な「偶然」から始まっている。人々はたまたま同じ時間にたまたま同じレストランやバーに居合わせたという理由で出会い、その運命的な邂逅をきっかけに、特別な関係を築き上げていく。これは、アレンが常日頃から抱いている信条――すなわち、人生で起こることの90パーセントは運に左右される、という人生観――を反映したものだ。
もちろん僕だって、毎日スポーツクラブで運動をして、ちゃんとした食事をすれば、長生きや健康の役に立つってことはわかってるよ」とアレンは自らの人生観について語る。「でも、どんなに頑張って自己管理しても、結局のところ、生き残っていくためには幸運が必要なんだ。“俺は自分で運勢を切り開いてきた”って自慢する人もいるけど、そういう人だって、家から一歩出た瞬間、たまたま上の階の誰かが投げ捨てたピアノが頭の上に落ちてくるかもしれないんだからね
メロディーや彼女の両親をはじめとする本作の登場人物たちは、物語が進むにつれて、“人の幸せにはさまざまな形がある”ことを理解し、それぞれに幸せを手にしていく。「人生には厳しいことばかり起こる。だから、もし自分を幸せにする方法を見つけたのなら、そのチャンスは生かすべきなんだ」と、アレン監督は言う。「周りの人からはおかしく見えるような恋愛関係でも、当事者にとってうまくいくのなら、それはそれで構わない。これは恋愛関係だけじゃなく、人生のほかの要素についても言えることだよね。誰かの権利を侵害したり、傷つけたりするのはよくないことだけど、そうじゃない限りは、社会の伝統から多少ずれていても、気にする必要はない。その人の人生がそれで幸せになるのなら、それでオッケーなんだよ

C R E D I T
<キャスト>
ボリス:ラリー・デヴィッド メロディー:エヴァン・レイチェル・ウッド
マリエッタ:パトリシア・クラークソン ジョン:エド・ベグリーJr. ランディ:ヘンリー・カヴィル
<スタッフ>
監督・脚本:ウディ・アレン 撮影:ハリス・サヴィデス 編集:アリサ・レプセルター
衣装:スージー・ベイシンガー 美術:サント・ロクァスト 製作:レティ・アロンソン、スティーヴン・テネンバウム
原題:Whatever Works/2009/アメリカ/91分/ビスタサイズ/SDDS/PG-12/字幕翻訳:松浦美奈
プレス編集協力:内瀬戸久司 提供:ニューセレクト 配給:アルバトロス・フィルム
(c)2009 GRAVIER PRODUCTIONS, INC. 公式サイト:http://www.jinsei-banzai.com/

2010年12月11日(土)より、
恵比寿ガーデンシネマほか全国順次ロードショー!

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  • 監督:ウディ・アレン
  • 出演:スカーレット・ヨハンソン, ヒュー・ジャックマン, イアン・マクシェーン, フェネラ・ウールガー, ケヴィン・R・マクナリー
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2010/11/18/15:02 | トラックバック (0)
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