ラピュタ阿佐ヶ谷特集
久里洋二の全仕事
疾走する!1000本のアニメーション
http://www.laputa-jp.com/
2012年11月21日(水)~12月9日(日)まで、ラピュタ阿佐ケ谷にて開催
日本のアートアニメーションの元祖であり、今もなお、84歳にして現役アニメクリエイター。
エロスとナンセンスを盛り込んだシニカルな作風で『おとなのアニメーション』を次々にと創りだし、日本のアニメーション界の先駆者として疾走し続ける作家・久里洋二。昨年は、旭日小授章、2012年は世界4大アニメーション映画祭のひとつ、ザグレブ国際アニメーションフェスティバルで特別功労賞を受賞し、その創作活動は留まるところ知りません。この度、アート・アニメーションのちいさな学校劇場では、そんなアニメーション作家・久里洋二の作品を194本、一挙上映致します。
殺人をテーマに13話からなるオムニバス作品、『殺人狂時代』はイタリアのピサの斜塔が崩壊するシーンで上映を禁止されるという逸話が残る、シニカルで抜群のユーモアセンスが光る一篇となっております。巨匠・ジャン=リュック・ゴダールを唸らせ、久里洋二が世界に「日本のアニメーション作家」として知られることとなった、代表作『人間動物園』では、男女の愛憎関係をコミカルかつ滑稽に描き、痛烈風刺を得意とする久里洋二節が炸裂。また、伝説的な深夜テレビ番組「11PM」では、18年間のあいだ毎週1本の新作アニメーションを制作・提供し『久里洋二のミニミニアニメーション』として放映されていました。深夜番組ならではの猥雑なエロスを、モダンなブルースやポップな色調、ニヒルな笑いのせて描くアニメーションは、今みてもセンセーショナルな作品となっております。今回の上映では、『久里洋二のミニミニアニメーション』の作品群の中から、160本のアニメーションを厳選上映いたします。なお、久里洋二の作家としての活動を追いながら、日本の芸術活動に重要な役割をはたした「アニメーション三人の会」の軌跡を辿るドキュメンタリー映画『久里洋二でいこう!』も併せて上映致します。
【上映作品】
Aプログラム『前衛・実験アニメーション』「殺人狂時代」「椅子」「アオス」ほか 全12本
Bプログラム『男と女』「人間動物園」「愛」「男と女と犬」ほか 全12本
Cプログラム『痛烈!風刺アニメーション』「二匹のサンマ」「人口爆発」「進化」ほか 全10本
D~Gプログラム 『11PM』一挙上映 各30~40本
Hプログラム ドキュメンタリー映画『久里洋二でいこう!』
【上映関連イベント】
『久里洋二の一日ワークショップ』
日程:2012年12月10日(月) 13:00~18:00まで(予定)
会場:ザムザ阿佐谷(ラピュタビルB1F) 受講料:6,000円
申込み先 アート・アニメーションのちいさな学校劇場 担当:赤池 啓也
〒166-0001 東京都杉並区阿佐谷北2-12-19 聖観ビル1F TEL:03-5327-3725 FAX:03-5327-7655
E-mail:school@laputa-jp.com http://www.laputa-jp.com/school
2012年11月21日(水)~12月9日(日)まで、ラピュタ阿佐ケ谷にて開催
- 編集:久里洋二
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