本年度アカデミー賞®オリジナル脚本賞受賞
作品賞ほか全 5 部門ノミネート!スパイク・ジョーンズ最新作
her/世界でひとつの彼女
どこにでもある恋する気持ち、みたことのない愛のかたち。
予想できない展開が待つ、感動のラブストーリー
2014年6月28日(土)新宿ピカデリーほか全国ロードショー
現代アメリカを代表する映画作家スパイク・ジョーンズ監督、
初の単独脚本長編映画でアカデミー賞®脚本賞受賞!
アカデミー賞®監督賞ノミネートのデビュー作『マルコヴィッチの穴』、ベルリン国際映画祭銀熊賞受賞作『アダプテーション』など、常に革新的と評され時代を独特な視点で描きだすその作家性が高く評価されてきた映画監督スパイク・ジョーンズ。『かいじゅうたちのいるところ』以来4年ぶりの長編新作となる本作では、AI(人工知能)との恋という現代的な設定を据えつつも、普遍的な恋する気持ちをエモーショナルに紡ぎ、正面から愛について向き合った。スパイク・ジョーンズにしか描けない鋭い時代性を持ちながら、いままでの作品とは一線を画す普遍性を持ち合わせた王道のラブストーリー。スパイク・ジョーンズは、本作で初めて単独脚本を手がけアカデミー賞R脚本賞を受賞した。
ユーモラスで、セクシーで、純真で、ちょっと感情的。
スカーレット・ヨハンソン演じる、新たな魅力のヒロイン・サマンサ
ある日セオドアが最新のAI(人工知能)型OSを起動させると、画面の奥から明るい女性の声が聞こえる。彼女の名前はサマンサ。AIだけどユーモラスで、純真で、セクシーで、誰より人間らしい。そんな彼女に出会ってセオドアの世界は輝いた――!かつてない個性と魅力を持つヒロイン・サマンサは、姿は見えないながらその声で確かな存在感をスクリーンに映し出す。そんな<彼女>をスカーレット・ヨハンソンが見事に演じきり、いわば"ありえない恋"に落ちてしまう主人公の気持ちにリアリティを与えている。ヨハンソンは本作で、声だけの出演ながら<史上初>声だけの出演ながら第8回ローマ国際映画祭最優秀女優賞を受賞した。
どこにでもある恋の気持ち、観たことのない愛のかたち。
今の時代だからこそ生まれたラブストーリーの金字塔。
人生にときめくサマンサの存在はセオドアにとってとても新鮮で、一緒にいると日々は輝いたものになる――それはどこにでもあるような恋の気持ち。エキサイティングで、インスパイアリングで、自分のものの見方を変えてくれるような運命の恋のはじまり。そして恋が進展し自分や相手が成長し変化していくなかで相手を変わらず愛し続けられるのか、また相手も自分を愛し続けてくれるのか――与えられる恋の試練の過程。そんな普通の恋する気持ちに観客は思わず共感してしまう。しかしセオドアとサマンサの恋は、触れられないからこそスクリーンから圧倒的な恋の愛しさ、切なさが溢れ出て観たことのない感動を観客に体験させる。観たことのない程のエモーションを持った、愛を直球で捉えた作品。今の時代だからこそ生まれたラブストーリーの新たな金字塔と言えよう。
恋のゆくえの意外な展開に驚き、笑い、涙する。
ラブストーリー史に残る、官能的で非肉体的なセックスシーンは必見。
ありえないはずの恋だったが、親友エイミーの後押しもあり、セオドアは恋人としてサマンサと真剣に向き合うことを決意。しかし、セオドアとサマンサは住む世界が全く違う。触れられず、成長するスピードも違う“一人とひとつ”の恋には究極の試練が待っていた――それを乗り越えるため、セオドアを愛するがゆえにサマンサがとったある方法。そして恋は予想外な展開へ――!スパイク・ジョーンズ監督ならではの発想がAIとの恋という設定からその先に踏み込んでいき、“一人とひとつ”の恋の物語は予想外のうねりを見せていく。セオドアとサマンサとの奇跡の恋のゆくえは、果たして――?
“ありえないはずの恋”にリアリズムをもたらした、
アカデミー賞®常連を多く含む豪華かつ実力派キャスト
主人公セオドアを演じるのは、アカデミー賞R主演&助演男優賞ノミネート俳優ホアキン・フェニックス(『ザ・マスター』)。主人公の良き理解者である女友達エイミーを演じるのは、5度のアカデミー賞R助演女優賞ノミネートのエイミー・アダムス(『アメリカン・ハッスル』)。セオドアの妻キャサリンに『ドラゴン・タトゥーの女』でアカデミー賞®主演女優賞にノミネートされたルーニー・マーラ。主人公がデートする女性に『ラッシュ/プライドと友情』のオリヴィア・ワイルド、そしてヒロイン・サマンサに『ロスト・イン・トランスレーション』『アベンジャーズ』のスカーレット・ヨハンソン。アカデミー賞常連を多く含むキャストたちによる名演がセオドアを中心とする登場人物たちにリアリティを与え、観客から豊かな感情を引き出すこの唯一無二なラブストーリーが生まれた。
アカデミー賞R作品賞含む全5部門ノミネート!
最高のスタッフたちが作り上げた、ユニークでエモーショナルな世界観。
舞台はそう遠くない未来のロサンゼルス。一見して現代、でも細部のこだわりが知らぬ間に観客を少しだけ先の未来の異世界へ連れて行く。そんなユニークな未来観を実現し、K.K.バレット(プロダクション・デザイン)とジーン・サーデナ(セット・デコレーター)がアカデミー賞美術賞にノミネートされた。また、今回ジョーンズ監督と初タッグとなる撮影監督ホイテ・ヴァン・ホイテマにより、光が印象的な美しいカットでストーリーが紡がれ愛しさと切なさがスクリーンから溢れ出る。また、アカデミー賞作曲賞にノミネートされた音楽は、いまアメリカで最も人気を集めるグラミー賞ロックバンド、アーケイド・ファイアとオーウェン・パレットが手がけた。劇判音楽は撮影中から監督とやりとりをしながら制作されたことで、映画の親密な空気感と一体となりエモーションを盛り立てる。また、カレン・Oが書き下ろしアカデミー賞R歌曲賞にノミネートされた主題歌「The Moon Song (ザ・ムーン・ソング)」が、劇中ではセオドアとサマンサが即興的に作った思い出の曲として登場。このラブストーリーの金字塔を彩る、映画史上に残るラブソングの名曲が誕生した。
製作:ミーガン・エリソン,ヴィンセント・ランディ
撮影:ホイテ・ヴァン・ホイテマ 美術:KKバレット,ジーン・サーデナ 編集:エリック・ザンブランネン
衣装:ケイシー・ストーム 音楽:アーケイド・ファイア,オーウェン・パレット,カレンO
出演:ホアキン・フェニックス,エイミー・アダムス,ルーニー・マーラ,
オリヴィア・ワイルド,スカーレット・ヨハンソン
2013年アメリカ/カラー/126分/ビスタサイズ/ドルビーデジタル/日本語字幕:石田泰子
配給:アスミック・エース PG12
Copyright©2013 Untitled Rick Howard Company LLC All rights reserved. / © Photo courtesy of Warner Bros.
▶公式サイト ▶公式twitter ▶公式Facebook
2014年6月28日(土)新宿ピカデリーほか全国ロードショー
- 監督:スパイク・ジョーンズ
- 出演:マックス・レコーズ, キャサリン・キーナー, マーク・ラファロ
- 発売日:2011/07/20
- おすすめ度:
- ▶Amazon で詳細を見る
- 監督:デヴィッド・O・ラッセル
- 出演:クリスチャン・ベイル, ブラッドリー・クーパー, ジェレミー・レナー, エイミー・アダムス, ジェニファー・ローレンス
- 発売日:2014/07/02 おすすめ度:
- ▶Amazon で詳細を見る