監督・脚本・編集・音楽・出演・ナレーション：原將人
『初国完成 47 周年記念激生ライブ上映
: 監督料理（上・下）』
ストリーミング配信緊急決定！

「初国知所之天皇」とは
国家と社会に全面的に異議を申し立てた全共闘運動が終焉した直後の1970年代、当時、弱冠22歳だった原將人監督が、既成の映画に対して全面的に異議を申し立て、国家を根底から考えるべく製作した自主映画。1つのスクリーンに8ミリと16ミリの2種類の映写機によって交互に映写していくユニークな上映方式で公開され、8時間に及ぶ長編作品にも関わらず、当時の映画青年たちから熱狂的に支持され、伝説のフィルムと呼ばれた。
しかし、2018年に原監督の自宅が自然発火による火事で全焼し、「初国知所之天皇」のフィルムも焼失したが、火事から2年後の2020年に京都市主催のクラウドファンディングを介して、イマジカラボに保管されていた『初国知所之天皇』のネガからデジタルリマスター版、2面マルチバージョン16㎜フィルムニュープリントがリプリントされた。

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2021年2月11日（建国記念日）～14日（バレンタイン）まで配信

2021 年 1 月 23・24 日に無観客ライブ上映された
『初国完成 47 周年記念激生ライブ上映』を
原將人監督自身が編集してストリーミング配信

原將人監督画像原將人監督高校在学中に映画『おかしさに彩られた悲しみのバラード』(68)で第1回東京フィルムフェスティバルグランプリとATG賞を同時受賞して8ミリ映画ブームを巻き起こし、人気絶頂だった広末涼子の初主演映画『20世紀ノスタルジア』(97)でアイドル映画の枠を逸脱した実験性を披露して再びその名と天才性を世に知らしめた原將人監督。彼の存在を決定づけた記念碑的作品にも関わらず、2018年のアクシデントにより焼失していた『初国知所之天皇』(73)が、京都市主催のクラウドファンディングにより復元され、1月末に上映が予定されていた。しかし、あいにくのコロナ緊急事態宣⾔を受けて上映は3月に延期され、上映予定日は『初国完成 47 周年記念激生ライブ上映』という形で無観客ライブ上映が決行された。
今回、その激生ライブの一部始終を 3 人の映像作家が活写、原監督自身の手により編集(料理)した記録映像全 4 時間を、『初国完成 47 周年記念激生ライブ上映 : 監督料理（上・下)』と銘打って、上下に分割してストリーミング配信されることが緊急決定した。

建国の日からバレンタインの日に観ていただきたいという監督からの要望を受けて決まった今回の緊急ストリーミング配信では、『初国完成 47 周年記念激生ライブ上映 : 監督料理(上・下)』のほかに『あなたにゐてほしい~SOAR~』『初国知所之天皇 16mm Film ニュープリント 2 面マルチ』『初国知所之天皇 16 ㎜フィルム 2 面マルチ』(焼失復元版)の3作品も同時配信され、購入日の午前０時から、購入日を含む４日間限定の視聴ができる。更にストリーミングチケットを購入した人には、原監督とダイレクトに繋がることができるzoom交流会も企画されており、原監督のミニコンサートも予定されているとのことなので、原監督ファンには見逃せない配信になりそうだ。
チケットは「原將人 ZAIKO アカウント」にて発売中。