インド映画専門のVODサービス
インディアン ムービー オンライン
2019年1月公開の『バジュランギおじさんと、小さな迷子』を皮切りに、これまで4本の良質なインド映画を全国公開してきたインド映画の配給会社SPACEBOXと、SPACEBOX配給作品の宣伝と劇場営業を担当してきたシネブリッジ社が共同でVODサービスを開始した。
両社は新型コロナウイルスにより映画業界が大きな影響を受ける中で、とりわけ上映時間の長いインド映画の劇場での上映が難しくなってきた現状を踏まえ、これまでに劇場でイベント上映をした作品限定で配信することで、全国のインド映画ファンに鑑賞機会を提供していくという。
今回の配信作品は『キケンな誘拐』(2013年、「インディアン・シネマ・ウィーク2017」上映作品)、『ビギル 勝利のホイッスル』(2019年、「インディアン ムービー ウィーク2020」上映作品)など5作品。その後、2~3ヶ月に1本のペースで定期的に配信作品を増やしていく予定とのこと。料金は1作品あたり1,500円(税込、クレジットカード払い)で、購入より48時間視聴可能。さらにDVDなどの販売も予定しているそうなので、気に入った映画はDVDで手元に置いておきたい派の人も今後の展開に期待してほしい。
今回の配信作品
『キケンな誘拐』(2013年、 原題:SOODHU KAVVUM)
登場人物全員クセ者―予測不能の誘拐エンターテインメント。 格安身代金の誘拐屋・ダースの元に一発逆転の儲け話が舞い込んだ! 仲間は無職の3人組。 おかしな人質とイカレた警察を巻き込んで繰り広げられる傑作サスペンス・コメディ。© Thirukumaran Entertainment
『僕の名はパリエルム・ペルマール』(2018年、 原題:PARIYERUM PERUMAL)
弁護士を目指して法科大学に進学した男性が、 出自によって激しい差別に直面し自らの存在について苦悩する。 青年の恋と苦悩を通して、 インド社会に根強く残るカースト差別の現実を世に問うた作品。© Neelam Productions
『伝説の女優 サーヴィトリ』
(2018年、 原題:NADIGAIYAR THILAGAM)
1950年代から80年代にかけての「映画の都マドラス」を舞台にした、 実在の大女優の一代記。 女優を目指す少女が、 南インドを代表する大スターとなっていく様を描く伝記的フィクション。
© Vyjayanthi Movies, © Swapna Cinema
『ウイルス』(2019年、 原題:VIRUS)
実話に基づくメディカル・スリラー。 全く未知のウイルスに直面しながらも、 冷静に原因究明と感染拡大防止に努めた対策本部、 黙々と務めを果たした末端の医療従事者などを描く群像ドラマ。
© OPM Cinemas
『ビギル 勝利のホイッスル』(2019年、 原題:BIGIL)
過去に花形サッカー選手だった男が女子サッカーの監督となり、 全国大会で過去の宿敵と再会する。 女性のエンパワーメントを中心的なテーマに据えながら、 スーパースター・ヴィジャイのダンス、 アクション、 一人二役などの見どころも惜しみなく織り込んだ大作。
© AGS Entertainment
- 監督:カビール・カーン
- 出演:サルマン・カーン, ハルシャーリー・マルホートラ, カリーナ・カプール, ナワーズッディーン・シッディーキー
- 発売日:2019/8/2
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- 監督:スーラジ・バルジャーティヤ
- 出演:サルマン・カーン, ソーナム・カプール, 二―ル・二ティン・ムケ―シュ
- 発売日:2020/8/5
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