第 77 回 ヴェネチア国際映画祭 国際批評家週間出品
マリオ・セランドレイアワード最優秀技術貢献賞受賞
第 27 回 SXSW 映画祭 審査員特別賞受賞
13 回 PAGE 国際脚本賞 最優秀ドラマ脚本賞受賞
きっと地上には満天の星
2022年8月5日(金)新宿シネマカリテ
ヒューマントラストシネマ渋谷 ほか 全国順次公開
INTRODUCTION
地下鉄の廃トンネルで育ったリトルは、まだ夜空を知らない――
ある日、不法住居者を排除しようと地下鉄の廃トンネルへ市の職員たちがやってくる。隠れてやり過ごすことができないと判断したニッキーは、5 歳の娘リトルを連れて地上へと逃げ出すことを決意する。初めて外の世界を体験するリトルは、眩いばかりの喧騒の中で、夜空にまだ見ぬ星を探し続ける。NY の街で追い詰められていく母娘に、希望の光は降り注ぐのだろうか――。
「その場所に子供はいない。5 歳くらいの大人はいるけどな。」
本作の原案となった実在した地下コミュニティへの潜入記「モグラびと ニューヨーク地下生活者たち 」(ジェニファー・トス著)の印象的な一文の引用から始まる本作は、短編映画『Caroline』がカンヌ国際映画祭で注目を浴び、アンソロジー・テレビドラマシリーズ「モダン・ラブ」の 1 篇を手掛けたセリーヌ・ヘルド&ローガン・ジョージの長編デビュー作。セリーヌ監督自身がニッキーを演じ、リトル役には新星ザイラ・ファーマーを抜擢。
セリーヌ&ローガンは現在、プロデューサーに M.ナイトシャマランを迎え、長編 2 作目となるミステリー・ホラー“The Vanishings at Caddo Lake”を制作中。今アメリカで最も注目を集めているクリエイターだ。
CREDIT