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映画馬鹿のススメ

~80s⇒90s PFFリバイバル上映~

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2012年1月28日(土)、オーディトリウム渋谷にて限定上映!

映画馬鹿のススメ

我らは映画馬鹿である。
そんな彼らが集う秘密の一夜

フィルム撮影では、コストが非常に掛かり、尚且つ現像するまでどの様に映っているのか分からないので慎重かつ繊細に撮影は行われてきました。一方、デジタル撮影はフィルム撮影時のコストパフォーマンス等の弱点をカバーし、自主制作でもクオリティーの高い作品を制作・発信することが容易になりました。しかし、その発展により制作者側の「覚悟」が失われているように感じます。
そこで本上映会ではフィルムからデジタルへの技術変化を経験し、インディーズ映画界の登竜門的映画祭であるPFFで受賞した経歴のある監督の自主制作作品を上映し、ティーチインを行うことで、フィルム撮影の「覚悟」とデジタル撮影の「表現・発信の自由さ」を再発見し、「デジタル撮影における自主制作の可能性」を導き出したいと思います。

Time Table

17:30~ 開場・チケット販売開始
18:00~ 矢口史靖監督『雨女』 20:00~ 橋口亮輔監督『夕辺の秘密』
20:55~ ゲストトーク(橋口亮輔監督×北川仁監督 新旧PFFアワードグランプリ対談)
21:40~ 塚本晋也監督『電柱小僧の冒険』
※各上映は完全入れ替え制となります。 ※上映ならびにイベント・ゲストは、予告なしに変更の可能性がありますので、ご了承ください。

ゲスト:映画監督 北川仁(キタガワ ヒトシ)
受賞歴:「ダムライフ」(2011)/2011PFFアワードグランプリ受賞、第16回釜山国際映画祭New Currents Award招待作品 →29歳。東京都出身。慶応大学在学中から劇団「とくお組」に参加。現在は実家の寺でお坊さんをしながら、映画を撮っており、スタッフは基本的に弟と自分のみ。最新作『ダムライフ』ではPFFアワード2011グランプリを受賞。

上映タイトル一覧

『夕辺の秘密』( 1989年PFFアワードグランプリ&最優秀女優賞受賞 )

夕辺の秘密伊藤、吉田、奸原、春美は高校の同級生。伊藤は親友の吉田に秘かに想いを寄せている。吉田はそんな伊藤の気持ちを、困惑する風でもなくただ自然に受けとめている。
ところが吉田の家に集まったある晩、春美が勢いで言った「伊藤君って吉田君のこと好きなんでしょ」という言葉によって、彼らの心の中に波紋が広がり始める。否応なく抱え込んでしまった同性愛という“秘密”の前で、彼らは苛立ち、戸惑い、気持ちを探ろうとひっかきあう。思春期の若者の心の微妙な揺らぎを、丁寧かつ大胆な手法で描く。
※監督本人所有の8mmフィルムで上映のほか、本年度PFFアワードグランプリ受賞の北川仁監督とのトークショーを開催
橋口亮輔
©黒田光一
監督:橋口亮輔 Hashiguchi Ryousuke
高校1年生の頃から自主制作で映画を撮り始める。大阪芸術大学を経て1985年に映画監督・脚本家として活動を始める。1989年、ぴあフィルムフェスティバルに出品した『夕辺の秘密』がPFFアワードグランリを受賞するなど高く評価される。その後テレビ局でアシスタントディレクターの活動を経て、1992年にPFFスカラシップを得て映画撮影を再開。1993年に第一回監督作品『二十才の微熱』を発表。
2001年発表の『ハッシュ!』では第54回カンヌ国際映画祭において監督週間部門正式招待作品となり、高く評価され、2008年『ぐるりのこと。』を制作・公開した。

雨女『雨女』( 1990年PFFアワードグランプリ )

降りしきる雨の中、他人の迷惑をもかえりみず突っ走る常軌を逸した2人の女。生きるためには畑を荒らし、スーパーを襲い、牛をも殺す。雨が降る限り続く2人の奇妙な共同生活。何故?そして、晴れたとき2人はどうなるのか?そんな観客の疑問にはおかまいなく映画は疾走する。
監督:矢口史靖 Yaguchi Shinobu
矢口史靖1990年のぴあフィルムフェスティバルにて、8ミリ長編『雨女』がグランプリを受賞。PFFスカラシップを獲得し、16ミリ長編『裸足のピクニック』(1993年)で劇場監督デビュー。『ウォーターボーイズ』(2001年)では、“男子シンクロナイズドスイミング部”というユニークな題材をもとにし、大ヒットを記録。第25回日本アカデミー賞には優秀脚本賞、優秀監督賞にノミネートされる。
同じくフジテレビ、アルタミラピクチャーズ作品である『スウィングガールズ』(2004年)も大ヒットし、第28回日本アカデミー賞では、最優秀脚本賞・最優秀音楽賞・最優秀録音賞・最優秀編集賞・話題賞等の5部門を受賞し、映画監督として地位を確立した。最新作『ロボジー』が2012年1月に公開予定。

『電柱小僧の冒険』( 1988年PFFアワードグランプリ作品 )

電柱小僧の冒険
©1987 KAIJYU THEATER
背中に大きな電柱が生えているため、昔から“電柱小僧”といじめられている孤独な少年。
彼はある日突然、吸血鬼グループが人類を支配しようとする恐るべき未来へタイム・トリップしてしまう。そこで彼を待ち受けるのは!?
コマ撮りの手法を駆使した血と汗と涙のSFXとスピーディな演出がド肝をぬく近未来オリエンタルSF巨編。

塚本晋也
©1987 KAIJYU THEATER
監督:塚本晋也 Tsukamoto Shinya
東京都出身。日本大学芸術学部卒業。 CF製作会社に入社後、ディレクターとして4年間勤め、退社後「海獣シアター」を再結成。 1988年、『電柱小僧の冒険』でPFFアワードグランプリを獲得。翌1989年に、制作費1000万、4畳半のアパートで廃物のSFXと少数のスタッフで制作された『鉄男』が、ローマ国際ファンタスティック映画祭のグランプリを受賞。人の身体の変容と痛みにこだわり、暴力やエロティシズムなどの主題を得意とする作風ながら、物語は陰惨な結末を迎えず、ユーモアを忘れない娯楽としての活劇を提供し続けている。
最新作である『KOTOKO』では、第68回ヴェネツィア国際映画祭オリゾンティ賞を受賞し、2012年4月7日(土)よりテアトル新宿にて公開。

■主催/映画馬鹿のススメ上映実行委員会
■協賛/VANTANデザイン研究所 ■協力/PFF マコトヤ オーディトリウム渋谷

2012年1月28日(土)、オーディトリウム渋谷にて限定上映!

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映画監督・橋口亮輔 自主映画。 [DVD]
映画監督・橋口亮輔
自主映画。 [DVD]
塚本晋也 COLLECTOR'S BOX 2001-2010 [DVD]
塚本晋也 COLLECTOR'S BOX 2001-2010 [DVD]

2012/01/19/18:08 | トラックバック (0)
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