プレゼント

ティム・バートンを驚愕させた!
『9(ナイン)~9番目の奇妙な人形~』の試写へご招待!

『9<ナイン>~9番目の奇妙な人形~』15月8日(土)から公開される映画『9 <ナイン>~9番目の奇妙な人形~』は、映像の魔術師ティム・バートンをして「これまでの人生で見た映像の中で、最高の11分間だった」と言わしめたUCLA学生の卒業制作作品を元にしたアニメーション映画だ。
このショートフィルムに惚れ込んだティム・バートンの全面バックアップを受けて長編化された本作は、2005年のアカデミー賞短編アニメーション部門にノミネートされるなど、ディズニーやピクサーとは一線を画した「感情に響くディティールと、記憶に焼きつく美しい世界観」が高く評価されている。
この『9<ナイン>~9番目の奇妙な人形~』の試写に5組10名様をご招待します。

ご希望の方は、「『9人形』試写希望(メールでご応募する場合は件名)』・お名前・ご住所・電話番号 ・年齢」 を明記の上、こちらのこちらのアドレスか、メールフォーム(要・送り先の追記)からご応募下さい。(終了しました)

◆日時:4月28日(水) 18:30開場 19:00開演 (上映時間:1時間20分)
  場所:会場:一ツ橋ホール (住所:東京都千代田区一ツ橋2-6-2)
◆応募締め切り:2010年4月20日(火)応募受付分
◆公式サイト:
http://9.gaga.ne.jp/
※住所未記入で応募される方が増えています。住所がないものは無効にすることもありますのでご注意ください。※応募者多数の場合は抽選となります。
註)ご提供いただいた個人情報は、本プレゼント以外の目的では一切使用いたしません。また、個人情報そのものも招待状発送後一週間で破棄します。当選者の発表は、招待状の発送をもってかえさせていただきます。
なお、当選に関するお問合せへの回答はいたしかねます。予めご了承下さい。

9<ナイン>
~9番目の奇妙な人形~

http://9.gaga.ne.jp/

2010年5月8日(土)より、新宿ピカデリー他にて全国ロードショー

INTRODUCTION

「これまでの人生で見た映像の中で、最高の11分間だった」
――ティム・バートンを驚愕させた1本の短編作品。
その世界観をさらにスケールアップさせ、かつてない新感覚ファンタジーが誕生した。

『9<ナイン>~9番目の奇妙な人形~』2『9<ナイン>~9番目の奇妙な人形~』3その独創的な映像スタイルで世界中の賞賛を集める奇才、ティム・バートンは、たった11分の短編作品に心を奪われた。2005年のアカデミー賞(R)短編アニメーション部門にノミネートされた、新人監督シェーン・アッカーの『9』である。そのオリジナリティ溢れる世界観やキャラクター造型の魅力に惚れ込んだティムは、すぐさま長編映画化を決意、プロデューサーとして全面的なバックアップにあたる。それから5年。アッカーは頭の中に渦巻くイマジネーションをあます所なく実現し、ティムを唸らせるほどのダークでファンタジックなディティールと、ハリウッド大作をも凌ぐアクションシークエンスを併せ持つ、かつてないファンタジー映画を誕生させた。

物語の舞台は人類滅亡後の未来。古びた研究室の片隅で、麻布を縫い合わせて作られた人形が目を覚ます。荒涼とした廃墟で仲間と出会い、モンスターと化した巨大な機械獣に襲われながらも、さらわれた仲間を救うために勇気を奮いたたせる―――。奇妙かつダーク、それでいて愛らしくもあるキャラクターは、ティム・バートンのアニメ作品にも通じる独特の魅力を放つ。背景となる荒廃した未来はスチーム・パンク(産業革命の原動力となった蒸気機関が発達し、現実とは異なる方向に発達した社会を前提として描くSFジャンル)と呼ばれる世界観に基づくもの。破壊された街並みや、瓦礫の一つひとつにまで古きヨーロッパの懐かしい雰囲気が込められている。ティムが驚嘆する「感情に響くディティールと、記憶に焼きつく美しい世界観」がここにある。

作中に流れる名曲「虹の彼方に/Over The Rainbow」は、『オズの魔法使』(39)の主題歌。主人公の少女ドロシーが、ライオンと、案山子、ブリキ人形と一緒に、自分たちに欠けている物を求めて旅をする物語だ。自分たちの生まれた意味を探す9たちの心情と重ね合わせた心憎い選曲である。声の出演には主人公9役のイライジャ・ウッドを初めとして、ジョン・C・ライリー、ジェニファー・コネリー、クリストファー・プラマー、クリスピン・グローヴァー、マーティン・ランドーなど豪華な顔ぶれが並んでいる。

Story

人類滅亡後の未来。遺されたのは9体の奇妙な人形たち。

『9<ナイン>~9番目の奇妙な人形~』4古びた研究室の片隅で、奇妙な人形が目を覚ました。麻布を縫い合わせて作られた身体、腹部には大きなジッパー、背中には数字の"9"が描かれている。自分が誰なのか、ここがどこなのか、彼にはわからない。
恐る恐る外を見ると、見渡す限りの廃墟が広がっていた。茫然とする彼の前に現れたのは背中に"2"と描かれたボロ人形だった。2は壊れていた9の発声装置をなおし、自分たちは仲間だと語りかける。自分が独りではない事を知り、ホッとする9。
だが突如現れた巨大な機械獣の襲撃に2人は逃げまどう。2は9をかばって連れ去られてしまった。気を失っていた9を助けたのは他のナンバーをつけた人形たちだった。リーダーの"1"、人のいい職人の"5"、風変わりな芸術家"6"、そして腕力自慢の"8"。
彼らは機械獣の脅威に怯えながらも、その小さなコミュニティで慎ましく暮らしていた。9は彼らに2を救出に行こうともちかけるが、慎重で保守的な1に阻止される。気持ちを抑えきれない9は5を誘って機械獣たちの棲み家へと向かう――。
人類はなぜ滅びたのか?9体の人形は何のために作られたのか?戦いの中で次第に明らかになってゆく謎。未だ見ぬ黙示録が今、幕を開ける――。

Production Note

卒業制作作品からアカデミー賞短編候補作品へ

『9<ナイン>~9番目の奇妙な人形~』5本作のオリジナル短編映画『9』は、製作当時UCLAの学生だったシェーン・アッカーが、建築学の修士号を終了し、アニメーション課程の卒業制作として完成させた作品。約4年半に及ぶ製作期間中、アッカー監督はニュージーランドで『ロード・オブ・ザ・リング/王の帰還』(03)の製作に携わっている。「あれはまるでアニメーションのブートキャンプのようなもの。素晴らしい経験だった」その後作品は完成し、学生アカデミー賞の金メダル(最高賞)を獲得するなど数々の賞を受賞。そして、栄誉あるアカデミー賞短編アニメーション賞にノミネートされ、さらなる注目を集めるようになった。本作のプロデューサー、ジム・レムリーは、『9』がアカデミー賞(R)候補となる以前からこの物語に惹きつけられていた。彼の助手が持っていた『9』のDVDを観たレムリーは、アゴが外れるほど驚いたという。「何度も何度も見直したよ。シェーンは人間でさえないものを通して人間性を伝えていたんだ」と彼は振り返る。ほどなくして、映画製作の限界に挑戦する作品を創り出してきた2人の監督が名乗りを上げた。ティム・バートンとティムール・ベクマンベトフである。ティム・バートンは語る。「短編映画『9』は、僕が観た中でもっとも驚異的な11分間だった。シェーンのコンセプトには、映像だけでなく、感情に響く、驚くべきディティール記憶に焼きつくほど美しい世界観があった」。ティムール・ベクマンベトフが言葉を添える。「観客として、シェーンの短編映画の虜になった。だからその物語がどうなるのか、その前に何が起こったのか、知りたくなったんだ。シェーンを助けて、彼の壮大で、意味深く、楽しい映画のビジョンを支援したいと思った」。脚本には、ティム・バートンと何度も仕事をしてきたパメラ・ペトラーが加わり、核となる世界観はそのままに、まるでキャンバスを広げるように壮大なストーリーを構築していった。長編化の成功を確信していたとペトラーは語る。「この短編は長編化によって、素晴らしいアドベンチャー映画になると思っていたわ。これは国や人種を決め付けない世界を描いた、普遍的な物語。苦しい戦いもあるけれど、希望と前向きな姿勢を描いた作品なの」

"スティッチ・パンク"が示す、新しい世界観

『9<ナイン>~9番目の奇妙な人形~』6ツギハギだらけの麻布と、腹部をおおうジッパー、そして大きな丸いガスマスクの目。東欧のパペットアニメーションを連想させるこの奇妙なキャラクター造型には、ユニークな誕生秘話があった。「短編映画『9』のキャラクターデザインは、たくさんのストップモーション・アニメの達人たち、ヤン・シュヴァンクマイエル、クエイ兄弟、ロイエンシュタイン兄弟からヒントを得たもの。元々はストップモーションで描きたいと考えていたんだけれども、学生の生活費では高くて手がでない。そこで僕は『どうすればこのキャラクターたちを作れるだろう?』と考え始めた。材料は揃っている。道具も、部品も、スクラップも。そこで、自分たちの所持品やゴミを自分の中に収納する放浪の民を創造していったんだ」いつしかファンの間で、この人形たちは"スティッチ(継ぎはぎ)パンク"と呼ばれるようになる。この造語を、アッカー監督はまさにキャラクターを言い表していると言う。「不毛の大地で生き残るためにデザインされた、おもちゃとは違う彼らの肉体的な特徴にも合致している。彼らが生存する世界は、過去の瓦礫とそこから台頭する新しい命を連想させる不屈の精神と質感をリアルに表現していなくてはならない。そうした情景描写のデザインは、第二次世界大戦で崩壊したヨーロッパの都市の写真や、ズジスワフ・ベクシンスキー幻想的な芸術作品からヒントを得ていったんだ」また、ティム・バートンは、キャラクターたちに"目玉"があることがお気に入りらしい。「最初にとても気に入ったことのひとつが・・・僕の『ナイトメアー・ビフォア・クリスマス』の主人公には目玉がないんだ。だから、『9』では目をつけて感情を与えようとしているところが気に入った。人間ではないキャラクターの扱い方と、そこに感情を与えようとしているところが僕のやり方とは違う。だからこそ興味がわいたし、エキサイティングな挑戦だと思った」

ハリウッドの演技派が結集した声優陣

短編映画『9』はセリフがなかったものの、長編映画化にあたっては、豪華なボイス・キャストが集められた。主人公"9"の声に抜擢されたのは、『ロード・オブ・ザ・リング』シリーズのイライジャ・ウッド。アッカー監督いわく「ナイーブだが自分の直感に従うことを恐れず、そうすることでリーダーになっていく人間を演じることのできる俳優」として熱望が実現。さらに、その仲間たちの声を吹き替えるのは、錚々たる顔ぶれだ。忠誠心の厚い"5"にジョン・C・ライリー、反逆心旺盛な女戦士"7"にジェニファー・コネリー、頑固で保守的な"1"にクリストファー・プラマー、ちょっと変わった芸術家の"6"にクリスピン・グローヴァー、そして、かつては発明家だった老人の"2"にはマーティン・ランドーがキャスティングされている。さらにアッカー監督と共にUCLAでアニメーションを学んだフレッド・ターターショーが、「"1"の知力に対して、腕力で勝負する」とアッカー監督が言う"8"の声で参加している。

人間の根源的なテーマを秘めた哲学的な物語

『9<ナイン>~9番目の奇妙な人形~』7『9<ナイン>~9番目の奇妙な人形~』8自分は何のために生まれ、そしてどこへ向かっていくのか――?人間のもつ根源的ともいえる深いテーマを、この物語では、麻の人形になぞらえて問いかけていく。「僕たちは、世界がどんな方法で、なぜ終りを迎え、人類に何が起こり、その先の希望はあるのかを深く掘り下げようとした。そのためには"過去"を描くことも重要だった。麻の人形でできた彼らはいったい何者なのか、なぜ彼らなのか、どうやって彼らは再び進むことができるのか?そうして、異なる感性をもつファンタジーの世界に観客を連れ出し、感情や交流の仕方がまさに人間そのもののキャラクターたちと共に、感動の旅に踏み出してもらえるだろう」冒険を通して成長し、真実を探し当てる"9"。彼がクライマックスにもたらすひと筋の希望は、エモーショナルな感動を誘うはずだ。

C R E D I T

原案/監督:シェーン・アッカー(アカデミー賞短編アニメーション賞ノミネート)
脚本:パメラ・ペトラー『ティム・バートンのコープスブライド』
製作:ジム・レムリー『ウォンテッド』、ティム・バートン『チャーリーとチョコレート工場』、
ティムール・ベクマンベトフ『ウォンテッド』
キャスト(声):イライジャ・ウッド、ジョン・C・ライリー、ジェニファー・コネリー、クリストファー・プラマー
クリスピン・グローヴァー、マーティン・ランドー、フレッド・ターターショー
提供/配給:ギャガ powered by ヒューマックスシネマ
原題:9/アメリカ映画/2009年/カラー/ヴィスタ/80分/ドルビーデジタル
(c)2009 FOCUS FEATURES LLC.ALL RIGHTS RESERVED.

公式サイト:http://9.gaga.ne.jp/

5月8日(土)より新宿ピカデリー他全国ロードショー

ティム・バートンのコープスブライド [Blu-ray]
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ナイトメアー・ビフォア・クリスマス コレクターズ・エディション(デジタルリマスター版) [Blu-ray]
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2010/04/09/10:49 | トラックバック (0)
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