Dr.パルナサスの鏡
2010年1月23日(土)、TOHOシネマズ 有楽座ほか全国ロードショー
『ダークナイト』のヒース・レジャー渾身の遺作にして
撮影半ばで逝った彼の役を、ジョニー・デップら3人の親友が引き継ぎ、
『12モンキーズ』『ブラザーズ・グリム』の鬼才テリー・ギリアムが監督する、
映画史上類を見ない、美しき絆が生んだ話題作!
ヒース・レジャー最後の出演作にして、すでにテリー・ギリアム監督最高傑作との呼び声も高い『Dr.パルナサスの鏡』が、ついに第62回カンヌ国際映画祭で、様々な噂と伝説に彩られたベールを脱いだ。撮影半ばでのヒースの急逝により、一時は製作中止とまで言われた本作は、10分間の熱いスタンディング・オベーションで、その完成を称えられた。
まだ俳優として未知数だったヒースを『ブラザーズ・グリム』に抜擢して以来、公私にわたる親交を深めてきたギリアム。彼にとってヒースの死は、自分のイマジネーションを体現する才能あふれる主演俳優と、愛する息子のような存在を同時に失うという、耐え難い衝撃だった。その、あまりに悲しく大きな穴を埋めたのが、ヒースの親友であるジョニー・デップと、ジュード・ロウ、コリン・ファレルら友人たちだった。ヒースのために集まった、この豪華キャストのおかげで、一時は暗礁に乗り上げた映画は奇跡的に救われた。
舞台は、2007年のロンドン。1000年の時を生きてきたと語るパルナサス博士を座長とする旅芸人の一座が、劇場仕立ての馬車で街から街へと巡業を続けている。座員は、博士の美しい娘ヴァレンティナ、頭のキレるこびとのパーシー、曲芸師の心優しい若者アントン。出し物は、人が密かに心に隠し持つ欲望の世界を具現化して見せる「イマジナリウム」。博士の瞑想に導かれて魔法の鏡を潜り抜けると、その向こうに広がる自らのめくるめく幻想の世界を体験できるのだ。人々の心を操り、その気になれば世界を変える力さえ持っているのに、博士は何かに脅えていた。かつて博士は “不死”と交換に、生まれてくる娘を悪魔に差し出す約束を交わしたのだ。期限は、間近に迫った娘の16歳の誕生日。そんな折、ヴァレンティナが橋の下に吊るされていた記憶喪失の青年トニーを助けたことから、一座の運命は思いがけない方向へと転がり始める……。
謎の青年トニーを演じたのが、『ダークナイト』のジョーカー役で、アカデミー賞助演男優賞を受賞したヒース・レジャー。故人としては、史上二人目の栄誉だ。彼が急死したのは、現実世界のシーンを撮り終えた後だった。残されたのは、鏡の中の幻想世界。一座に加わり、博士の舞台に集まった観客を甘い口上で鏡の中へと誘い込むのが、トニーの役目だ。幻想世界では、観客の願望に従ってトニーの容貌も変化するというアイデアを思いついたギリアムは、脚本を変えなくとも撮影を続けられると確信、新たなるトニー役を探す。
ヒースの代役を最初に快諾したのが、『パイレーツ・オブ・カリビアン』シリーズのジョニー・デップ。かつて『ロスト・イン・ラ・マンチャ』でも描かれた『The Man Who Killed Don Quixote』の製作中止で、監督と出演者として同じ痛みを味わった盟友ギリアムの頼みを断るわけにはいかなかった。さらにヒースの映像を見て、深い感銘も受けたという。続いて『クローサー』のジュード・ロウ、『マイアミ・バイス』のコリン・ファレルも、コリン言うところの「痛みを伴う名誉」を引き受けた。「監督はヒースだったと言ってもいいくらいだ」とギリアムが語るように、ヒースの映画への愛と情熱が、ギリアムの想像力さえも超えて、驚愕のファンタジー・ワールドの傑作として、本作を完成へと導いた。
「ヒースの演技を必ず世に出さなくてはならない」毎日のように撮影を共にしたスタッフ・キャストの想いも一つだった。聡明なはずなのにどこか抜けている愛すべきパルナサス博士に扮するのは、名優クリストファー・プラマー。『サウンド・オブ・ミュージック』から『インサイダー』まで、数々の名作に出演している。博士の娘ヴァレンティナには、ポスト・ケイト・モスと称されるスーパーモデルのリリー・コール。悪魔のMr.ニックを怪演したのは、ギリアム監督の『フィッシャー・キング』にも出演したミュージシャンのトム・ウェイツ。パーシーには、『オースティン・パワーズ』シリーズの“ミニ・ミー”役で知られるヴァーン・トロイヤー。アントンには、『大いなる陰謀』で注目されたアンドリュー・ガーフィールド。
オリジナル脚本を書き上げたのは、『未来世紀ブラジル』『バロン』に続くギリアムとの共作となるチャールズ・マッケオン。撮影監督は、ギリアムの『ラスベガスをやっつけろ』『ブラザーズ・グリム』『ローズ・イン・タイドランド』も手掛けたニコラ・ペコリーニ。編集は、ギリアムの『12モンキーズ』を担当したミック・オーズリー。
本作は、映像の魔術師と称えられるギリアムが、パルナサス博士に自身の人生を投影したという自伝的作品でもある。「幸せとは何か?」という問いかけを込め、無限大の人間の想像力が世界を救う可能性を持つことを、今この時代に教えてくれる、壮大かつ感動のエンタテインメントが誕生した。
2010年1月23日(土)、TOHOシネマズ 有楽座ほか全国ロードショー
テリー・ギリアムが自身の人生を投影した最新作
2006年11月、テリー・ギリアムとチャールズ・マッケオンは、『未来世紀ブラジル』『バロン』に続く3度目のコラボレーションとなる脚本に取り掛かった。ギリアムはオリジナル作品を書く決心をし、マッケオンと二人で机に向かい、アイデアをめぐらせていった。「二人で大きな大理石の塊に鑿を打ち、何か美しいものが現れるのを待っているようだった」とギリアムは語る。
マッケオンは「これは、テリーのここ最近のどの作品よりも彼の思い入れが強く、最も彼を感じることのできる映画だ」と語る。ギリアムも「僕自身に関連することを描いている。アーティストたちの葛藤だ。彼らは他人の心を動かし、彼らの目を開かそうと勇気付け、世界の真実に気づかせようとする」と語る。
プロデューサーとしての一歩を踏み出していたエイミー・ギリアムは、「12年間映画業界で仕事をし、ハシゴを一段ずつ登りながら、一番やってみたいことの一つが、父の映画を製作することだった」と語る。「父の脚本を読んで、自分が育ってきた世界のすべてがあると思ったわ。想像力にアドベンチャー、不可思議な世界。父は資金調達に走り回っていたし、私は『この映画を作りたい。やり遂げたい』と思ったの」
『ブラザーズ・グリム』をフランスで公開したサミュエル・ハディダが、プロデューサーとして加わった。彼はすでに脚本に感銘を受けていたが、ギリアムが久しぶりに描いたという絵コンテのアートブックを見せられて、大感激した。「想像の世界のデザインは、ロンドンにあるポロックスおもちゃ博物館から始まった」とギリアムは振り返る。「我々はロバート・フラッドの神秘的な錬金術のシンボルについての本を数冊引用した。ヘビ、悪魔、邪悪な目、ペンタグラム。中世の想像力と図像学は非常に素晴らしく、想像力をかき立てる」
父と息子のような絆で結ばれていたギリアムとヒース・レジャー
ギリアムとヒース・レジャーの最初の仕事は、『ブラザーズ・グリム』である。ギリアムは、まだ俳優として未知数だったヒースにすぐに厚い信頼を寄せる。まもなくヒースの人気が急上昇してからも、二人の友情が変わることはなかった。ギリアムは新作の脚本ができるとすぐにヒースに見せて、トニーの役を依頼したが、ヒースはそれを辞退した。当時の彼は、公私共に問題を抱え、役のオファーはすべて断っていたという。
ところが2007年、特撮スタッフと絵コンテの打ち合わせをしていたギリアムのもとに、同じスタジオでミュージックビデオを撮影していたヒースから伝言が届く。そこには「僕がトニー役をやってもいいかな?」と書かれていた。「テリーが大好きだから、ケータリングでもなんでもやるよ」と言っていたヒースの決意に、ギリアムは大喜びだった。
撮影は、2007年12月に始まった。ヒースが『ダークナイト』の撮影を終えた数週間後だ。プロダクション・デザイナーのデイブ・ウォレンは振り返る。「ヒースとテリーは役作りについて常に話していたが、私がロケーションを見てもらうためにテリーを引っ張り回すと、ヒースも一緒についてきた。彼は演技だけでなく、映画の製作過程のすべてに興味を持っていた」
現場では、ヒースは経験の少ないリリー・コールやアンドリュー・ガーフィールドにやさしく接した。ただ突って立っているより、どんどんやることを与えた方が、リリーは活きると気づいたのも彼だった。手を動かしていないと、素晴らしい肉体を持て余してしまう。撮影前はモデルだった彼女が、撮影後はすっかり女優になっていた。
ガーフィールドも最初はヒースに萎縮し、失敗を恐れていた。そんな彼にヒースは、即興の時にわざと台詞を上から重ねたり、求められてもいないのにアドバイスをしたりした。そこに悪意はなく、常に彼を助けるためだった。ある日、ガーフィールドが演技に苦しんでいた時、ヒースがギリアムのところへ行き、「俺のアップから撮って、たくさんテイクをやろう。そうしたら彼は疲れてしまい、自分の番になったらリラックスしているはずだから純粋な演技ができるだろう」と進言した。
豪華で個性的なキャスティング
クリストファー・プラマー
「最初にキャスティングしたのが、クリストファー・プラマーだ」とギリアムは語る。「年を重ねた、偉大なスター俳優だ。クリストファーの素晴らしいところは、演劇的な感性で、それがこのキャラクターにピッタリだった。彼は始終、キャラクターの中にユーモアを見出そうとした」
「どうやら私は、この映画の主人公を演じているようだ」とプラマーは感慨深げに語る。「ギリアムが突然電話してきて『あなたに僕の主人公を演じて欲しい。素晴らしい老人ですよ』と言った。老人で残っている俳優は少ないし、私は毎年運がよくなる。だって数がどんどん減少していくからね」
トム・ウェイツ
「オランダ人アニメーターから、彼の脚本をトム・ウェイツに送ってくれと頼まれたので、数年ぶりにトムに連絡をとった。トムはその仕事は断ったが、私の新作で『何か僕にやれることはあるか?』と聞いてきた。そこで僕が『面白い役があるんだが……』と言うと、途端に彼は『やるよ』と答えた。脚本も読まないでね」
ウェイツは語る。「僕は悪魔のような誰かではなく、まさに悪魔を演じた。深い歴史をもち、誇張され続けた典型的な悪魔をどう演じる?でも気づいたんだ。自分自身を演じることだとね。テリーが期待したように演じられたことを願うよ。彼の期待を超えられたらもっといいね」
リリー・コール
キャスティングのアイリーン・ラムに薦められて、ヴァレンティナ役にスーパーモデルのリリー・コールを抜擢したとギリアムは語る。「しかし、撮影を始めた時、間違ったかもしれないと思った。彼女はあまりにも経験不足だったし、優れた俳優たちに囲まれていたからね。でも彼女はチャンスをつかんで、どんどんよくなっていった。最終的には素晴らしい演技をしてくれた」
「大変だったわ」とコールは認める。「でも、テリーは大きな心の持ち主で、撮影の雰囲気はとても協力的だったわ。モデルの仕事とは全然違って、私にとって素晴らしいことだし、得るものが大きいと感じたわ」
ヴァーン・トロイヤー
「ヴァーン・トロイヤーは、『ラスベガスをやっつけろ』に2秒間だけ出ていた。彼自身も実は皮肉屋の切れ者で、パーシー役にピッタリだった」とギリアムは語る。
トロイヤーも同意する。「僕と彼は似たところが多い。彼は頑固者だ。彼を演じるのは面白かった。テリーの演出も楽しんだよ。自分のビジョンがあって、優れたアイデアをたくさん持ち、映画を楽しいものにしようとしている人だからね」
アンドリュー・ガーフィールド
「オーディションテープを見て、『この男は驚くほど優秀だ』と思ったよ」とギリアムは語る。
ガーフィールドはこの配役に心躍った。「テリーはとても誠実な人だ。自分が人より優れているなんて考えない。平等に扱ってくれるし、その日の撮影で何かを生み出すことを期待し、常に僕を勇気付けてくれた」
ギリアム・ワールドを完成させたスタッフたち
カメラマンのニコラ・ペコリーニは語る。「パルナサス博士はテリー自身だ。彼は人間たちに、想像力と豊かな夢の力の大切さを伝える。テリーが使っている広角レンズだと、観客は脳を使って見たいものを選択しなければならない。視界を狭めていくと、作り手が観客の視線を決めることになる。テリーは、そんなアプローチの仕方はしない」
ミック・オーズリーは10年前に『12モンキーズ』を編集し、ギリアムと再び仕事ができるチャンスを待っていた。「監督と意見を交わすが、最終的にスクリーンに立ち上がった映像には口を挟まない。だから僕のゴールは、物語の道筋を見極め、観客のためにその物語を奏でることなんだ。ちょっと交響楽団の指揮者に似ている」
衣装のモニク・プリュドムもまた、ギリアムとの協力関係を喜ぶ一人である。「テリーは、アイデアがたくさんある人なの。私に二つアイデアがあると、彼には20あるのよ。私はいつも自分の仕事を、俳優たちが演じるキャラクターを見つけ出すことを容易にする役目だと思っている。衣装はキャラクターを支え、そのキャラクターが記憶に残るイメージを作り出すものだと思う。たとえば、パルナサス博士は不死の男で、ずっとロンドンに住んできた。いつも濡れていて、湿気が高い場所だわ。そこで私は博士に下着を重ね着させ、シャツとセーターと裏地つきのコートを着せて、スカーフをあしらった。この衣装は、気難しいけれど、人生を前向きに歩むこのキャラクターを作り出す手助けにもなったの」
テリーの娘であり、プロデューサーのエイミー・ギリアムは、「父親の狂気をコントロールし、この作品を守った」と胸を張る。「脚本を読んだ時は、とても特別なものを感じたわ。パルナサス博士と父との間には共通点があると、たくさんの人に言われた。そこに魅力を感じたし、それが私にとって、長く時に苦しい責務の始まりだった。誰もが、私の映画人生で一番難しい1本になると言ったわ。でも、何かとても不可思議で見応えのある作品を作り出そうとして、この上なく素晴らしく楽しい仕事になったわ」
ヒース死亡の衝撃と、友人たちの深い愛による完成への道のり
2008年1月19日、「現実」世界を描くロンドンでの撮影が終わった。1週間の休みをとり、それからカナダのバンクーバーで、撮影を再開することになっていた。そこでは鏡の中の「想像」の世界の特撮が行われることになっていた。その時、突然最悪の悲劇が起った。2008年1月22日正午、バンクーバーにいたギリアムは、エイミーに「私のオフィスにすぐに来て」と呼ばれた。ギリアムは振り返る。「コンピューターの画面にABCのウェブサイトが開かれていた。『ヒース・レジャー死亡』。私は、何だ、それがどうした、と思った」ギリアムは混乱し、窓の外を見た。「いつもと変わらず太陽は輝き、世界は回っている。突然、何百羽ものワタリガラスが頭の上を飛び始めた。一群が太陽を遮断した。どんどんカラスの数は増えていった。奇妙で、きれいな光景だった。私は考え続けた。『ブラザーズ・グリム』のカラスがヒースに挨拶に来たのだ。いや、違う。ヒースのために来たのではなかった。結局のところ、毎日、飛んでくるのだ」
薬の過剰摂取によるヒースの死は、スタッフキャスト全員を衝撃に落とし入れた。ギリアムは、製作中止を考えた。しかし、エイミーとペコリーニは前に進みたかった。エイミーは言う。「私はみんなに言ったわ。この映画を終わりにするなんてありえないって」ペコリーニはギリアムに言った。「ヒースはもういないが、死亡者を二人、つまり彼と映画の二つを亡くすのは食い止めよう。死亡者は一人だけにして、今までに出来ている素晴らしい部分は守ろう。前進あるのみだ」
最初の日の午後4時、ギリアムはジョニー・デップに電話した。ジョニーは、ギリアムにどんな援助でもすると即答した。ヒースの死後2日目、ギリアムとペコリーニはロスに飛び、ジョニーにヒースの演技を撮ったテープを見せ、午前3時までキッチンで飲んで過ごした。ギリアムはジョニーに「助けてくれないか」と頼んだ。「ヒースを愛し、私のことも好きだったジョニーは、『そうだね。了解したよ』と言ってくれた。ジョニーの素晴らしいところはそういうところだ。彼は立派な人だ」ペコリーニが付け加える。「ジョニーは本当にヒースの映像に感激した。それが彼を行動に駆り立てた。彼は救いの神だった」
だが、ジョニーには別の撮影があり、一人で代役をこなすことは不可能なことが発覚する。ギリアムはヒースの友人であるジュード・ロウとコリン・ファレルを使うことを決めた。「そして3人のヒーロー、ジョニー・デップ、コリン・ファレル、ジュード・ロウがバンクーバーにやってきた。トニーが別世界にトリップした部分を演じるために。彼らの素晴らしい心の大きさと愛情が、この映画とヒースの最後の演技を救ってくれた。我々の業界においては、めったに見られない美しい瞬間であり、彼らの参加によってこの映画はさらに特別なものとなった。もっと驚きに満ち、もっと面白くなった。すべてが、ほんのすこし前より魔法がかってきたんだ」とギリアムは語る。
鏡の中の世界では、トニーの容姿が変わるという設定に変えてから、脚本の修正は簡単だった。ギリアムは3人と、ヒースの調子でどれくらい続けるべきか、または離れるべきかを話しあった。オーズリーによれば、「鏡を通っての別世界への訪問は、トニーの複雑な性質をどんどん暴露するためだった。ジョニーには魅惑的な誘惑の雰囲気があり、コリンにはダークな一面があった。ジュードは、その二人の真ん中にはまった」
撮影は、2月25日に再開された。結局、ジョニーは一日半だけの撮影となり、ギリアムは彼が役に入るのが難しいのではないかと心配した。「しかし、彼はすごく入念に準備していたので、文句なく素晴らしかった。ヒースの最後の言葉は『メッセンジャーを撃つな』だった。ジョニーは私に『何かアドリブでしゃべってもいいかな』と言った。『ボクが言いたいのは、メッセンジャーを撃つな、だ。』ヒースが言ったことをデップは知らなかった。私は、ヒースはまだこの世に生きている。ジョニーがヒースの精神とチャネリングしていると思った」とギリアムは語る。「ヒースがずっと一緒にいたような気がする。彼のエネルギー、彼の輝き、彼のアイデア……彼の死は悲劇であり、我々を創造的決断に追い込んだ……だからこそ、これはまさにヒース・レジャーと友人たちが心を込めた映画なんだ」
スタッフ
監督:テリー・ギリアム 脚本:テリー・ギリアム、チャールズ・マッケオン
製作:ウィリアム・ヴィンス、エイミー・ギリアム、サミュエル・ハディダ、テリー・ギリアム
製作総指揮:ディヴ・ヴァロウ、ヴィクター・ハディダ 撮影監督:ニコラ・ペコリーニ
編集:ミック・オーズリー 音楽:マイケル・ダナ、ジェフ・ダナ
オリジナルデザイン&アートディレクション:ディヴ・ウォーレン 衣装:モニク・プリュドム
キャスト
トニー:ヒース・レジャー パルナサス博士:クリストファー・プラマー 鏡の向こうのトニー#1:ジョニー・デップ
鏡の向こうのトニー#2:ジュード・ロウ 鏡の向こうのトニー#3:コリン・ファレル ヴァレンティナ:リリー・コール
アントン:アンドリュー・ガーフィールド パーシー:ヴァーン・トロイヤー Mr.ニック:トム・ウェイツ
【提供】博報堂DYメディアパートナーズ、ショウゲート、ジェネオン・ユニバーサル・エンターテイメント
【配給】ショウゲート
2009年/イギリス・カナダ/英語/カラー/ヴィスタ/SRD・DTS・SDDS/124分
日本語字幕:松浦美奈 原題:The Imaginarium Of Doctor Parnassus
(c)2009 Imaginarium Films, Inc. All Rights Reserved.
(c)2009 Parnassus Productions Inc. All Rights Reserved.
http://www.parnassus.jp/
2010年1月23日(土)、
TOHOシネマズ 有楽座ほか全国ロードショー
- (著):クリス・ロバーツ
- 発売日:2010-01-22
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- 監督:ジル・ジュンガー
- 出演:ヒース・レジャー, ジュリア・スタイルズ, ジョセフ・ゴードン=レヴィッド, ラリサ・オレイニク
- 発売日:2010-02-17
- おすすめ度:
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主なキャスト / スタッフ
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