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7月24日より開催、神保町シアター特集上映
『昭和の子どもたち』&『化け猫の夜』招待券をプレゼント!

「昭和の子どもたち」 「化け猫の夜」

7月24日(日)から、神保町シアターでは『昭和の子どもたち』『化け猫の夜』と銘打った夏休み特別企画が開催される。
『昭和の子どもたち』では、町をわが物顔で走り回っていた昭和の少年たちの姿を活写した「昭和の児童映画」の名作や、当時の少年たちがテレビの前で熱狂した懐かしのヒーローが活躍する映画28本が並ぶノスタルジックなプログラムとなっている。
一方、期間中のレイトショー特集となる『化け猫の夜』では、そのものずばり「化け猫」が登場する旧作ホラー邦画8本を連続上映する納涼プログラムだ。
いずれも夏らしさを堪能できること請け合いの本特集上映の期間中利用可能な招待券をそれぞれ5組10名様にプレゼントします。

ご希望の方は、「『昭和の子ども』/『化け猫』のいずれか、ご希望のプログラム名・招待券希望(メールご利用の場合は件名)』・お名前・ご住所・電話番号 ・年齢」 を明記の上、こちらのこちらのアドレスか、メールフォームからご応募下さい。(両プラグラムに応募希望の方は、必ず各プログラムごとにご応募下さい。)

◆応募締め切り:2010年7月29日(木)応募受付分
◆公式サイト:『昭和の子どもたち』『化け猫の夜』
※住所未記入で応募される方が増えています。住所がないものは無効にすることもありますのでご注意ください。※応募者多数の場合は抽選となります。
註)ご提供いただいた個人情報は、本プレゼント以外の目的では一切使用いたしません。また、個人情報そのものも招待状発送後一週間で破棄します。当選者の発表は、招待状の発送をもってかえさせていただきます。
なお、当選に関するお問合せへの回答はいたしかねます。予めご了承下さい。

2010年7月24日(土)~8月20日(金)まで、神保町シアターにて開催!

詳細

昭和の子どもたち

http://www.shogakukan.co.jp/jinbocho-theater/program/children.html

7月24日(土)~8月20日(金)まで、神保町シアターにて開催!

「昭和の子どもたち」かって子どもだった大人たちに送るノスタルジックな夏休み

夏休みといえば、かつて、町に子どもたちの歓声が溢れ、わが物顔で走り回る元気な姿があった。 子どもたちの屈託ない笑顔こそ、社会が暗くなろうとも、世界共通の平和の証である。 今回は神保町シアターオープン記念「川本三郎編・こどもたちのいた風景」に続いて、「昭和の児童映画」の名作を選んでみました。
CGで再現した世界ではなく、子どもたちの本物の喜びや悲しみがノスタルジックな風景の中で蘇ります。昭和の少年たちがテレビの前で熱狂した懐かしいヒーローたちの映画もスクリーンで復活します。今年の夏は、神保町シアターはタイムスリップ映画館になります。

上映1週目 7月24日~「児童文学名作選」

風の中の子供( 監督:清水宏 昭和12年 白黒 )

三平(爆弾小僧)は母や兄の善太と離れてひとりぼっちの夏休みを過ごす。児童文学の名作をもとに、清水宏監督がおさなごころに寄り添って描いた抒情味あふれる佳篇。

風の又三郎( 監督:島耕二 昭和15年 白黒 )

宮沢賢治の代表作を俳優出身の島耕二監督が映画化した日本ファンタジー映画の最高峰。不思議な転校生を軸に子供たちの世界を詩情豊かにつづる。

山びこ学校( 監督:今井正 昭和27年 白黒 *16mm )

中学教師、無着成恭がまとめた教え子たちの作文集をもとに、脚本・八木保太郎、監督・今井正のコンビが映画化。山形県の寒村を舞台に、教師と生徒たちのふれあいが滋味豊かに描かれる。

しろばんば( 監督:滝沢英輔 昭和37年 白黒 )

両親と別れて祖母と暮らす少年の心の葛藤と成長を。井上靖の自伝的小説を木下惠介が脚色、鳴滝組出身の滝沢英輔監督が映画化。叔母役の芦川いづみの清楚な魅力が光る。

あすなろ物語( 監督:堀川弘通 昭和30年 白黒 )

気弱な少年、梶鮎太の成長の過程を三人の女性との挿話を絡めて三話構成でつづった青春篇。黒澤明の助監督を務めた堀川弘通が師の名脚本を得て鮮烈にデビュー。

はだかっ子( 監督:田坂具隆 昭和36年 カラー )

元太(伊藤敏孝)は貧しさにめげず、母(木暮実千代)とたくましく生きてゆく。巨匠、田坂具隆監督による感涙必至の名篇。所沢市に現存した遊園地、ユネスコ村が効果的に使われている。

みんなわが子( 監督:家城巳代治 昭和38年 白黒 *16mm )

昭和20年夏。東京から疎開した子供たちと女性教師(中原ひとみ)の戦時下の生活を描いた群像劇。名匠、家城巳代治監督のヒューマニスティックな視点があたたかい。

上映2週目 7月31日~「清水宏と稲垣浩 児童映画の名匠たち」

蜂の巣の子供たち( 監督:清水宏 昭和23年 白黒 )

復員兵と孤児たちは下関から一路広島へ――。実際の戦災孤児や浮浪児をひきとって面倒をみた清水宏監督が彼らを使ってオール・ロケで撮影した、永遠にみずみずしいロードムービー。

その後の蜂の巣の子供たち( 監督:清水宏 昭和26年 白黒 *デジタル上映 )

前作につづいて清水宏監督が自ら育てた孤児たちとの映画づくりを実践した姉妹篇。子供たちの表情を生き生きととらえる魔術的な即興演出の妙。

しいのみ学園( 監督:清水宏 昭和30年 白黒 *デジタル上映 )

小児麻痺の児童のための学園を設立した大学教授(宇野重吉)と教師(香川京子)、そして生徒たちの交流をのびやかにつづった名作。子役時代の河原崎建三の名演技に驚かされる。

母情( 監督:清水宏 昭和25年 白黒 *デジタル上映 )

父親のちがう三人の子供を親類縁者に預けて再出発しようとする母親の物語。清川虹子が初主演を務め、山田五十鈴、古川緑波、徳川夢声ら豪華キャストが友情出演。

手をつなぐ子等( 監督:稲垣浩 昭和23年 白黒 )

天真爛漫な少年、寛太が教師や同級生に見守られながら成長してゆく。伊丹万作の遺稿を監督・稲垣浩と撮影・宮川一夫の『無法松の一生』('43年)の名コンビで映画化。

忘れられた子等( 監督:稲垣浩 昭和24年 白黒 *デジタル上映 )

『手をつなぐ子等』の姉妹篇。稲垣浩監督が田村一二の原作に再び取り組み、特殊学級の子供たちと新任教師(堀)のふれあいを描く。琵琶湖畔をはじめオール・ロケが効果的。

ゲンと不動明王( 監督:稲垣浩 昭和36年 白黒 )

新しい母親(乙羽)と衝突するゲン(小柳)の楽しみは寺のお堂の不動明王像と語らうことだった……。稲垣=三船の名コンビによるファンタジー映画の大傑作。

上映3週目 8月7日~ 「昭和30年代、少年の夢」

少年探偵団 第一部 妖怪博士( 監督:小林恒夫 昭和31年 白黒 )

江戸川乱歩の児童向け探偵小説を映画化。原子炉の設計図をめぐり、怪人二十面相(南原)と名探偵・明智小五郎(岡田)が知恵比べ。(後篇『第二部 二十面相の悪魔』のプリントは現存していません)

新諸国物語 笛吹童子 第一部 どくろの旗( 監督:萩原遼 昭和29年 白黒 )
新諸国物語 笛吹童子 第二部 妖術の闘争( 監督:萩原遼 昭和29年 白黒 )
新諸国物語 笛吹童子 第三部 満月城の凱歌( 監督:萩原遼 昭和29年 白黒 )

NHKの連続ラジオドラマを映画化。満月城の王子、萩丸と菊丸兄弟が父の仇を求めて波乱万丈の冒険。千代之介、錦之助がりりしい剣士ぶりでスターダムに駆け上った。

月光仮面 魔人(サタン)の爪( 監督:若林栄二郎 昭和33年 白黒 *ニュープリント )

川内康範原作の元祖ヒーロードラマを映画化した劇場版の第四作。バラダイ王国の秘宝をめぐって暗躍する怪人サタンの爪に挑む月光仮面の活躍。

隠密剣士( 監督:船床定男 昭和39年 白黒 )

将軍の腹ちがいの兄、秋草新太郎(大瀬)は相棒の霧の遁兵衛(牧)とともに甲賀忍者と戦う。当時人気絶頂のテレビ時代劇の映画化。藤純子がくノ一に扮して初々しい魅力。

番頭はんと丁稚どん( 監督:酒井欣也 昭和35年 白黒 )

大村崑を一躍人気者にした上方公開コメディの映画化。薬問屋を舞台にした騒動記。雁之助、小雁の兄弟をはじめ、東西の人気コメディアンが集合。

赤胴鈴之助 三つ目の鳥人( 監督:森一生 昭和33年 カラー )

武内つなよしの漫画を映画化した第7作。子供たちをさらう怪人に挑む少年剣士、鈴之助(梅若)の勇姿。『大魔神逆襲』('66年)と同じく、森一生監督の子供たちに注ぐまなざしがやさしい。

鋼鉄の巨人 怪星人の魔城( 監督:石井輝男 昭和32年 白黒 *デジタル上映 )
鋼鉄の巨人 地球滅亡寸前( 監督:石井輝男 昭和32年 白黒 *デジタル上映 )

宇津井健の白いタイツも眩しいヒーロー、スーパージャイアンツの活躍を描く第3、4作の前後篇。謎の奇病の流行の影には怪星人カピアの陰謀が!

上映4週目 8月14日~「巨匠たちの児童映画」

手をつなぐ子ら( 監督:羽仁進 昭和39年 白黒 )

伊丹=稲垣コンビの名作を羽仁進監督がリメイク。ピュアな心をもった少年、寛太を中心に子供たちと周囲の大人たちの姿を鮮烈なドキュメンタリータッチの映像で描く。

「粘土のお面」より かあちゃん( 監督:中川信夫 昭和36年 白黒 *デジタル上映 )

貧しさのどん底でも明るさを失わず、前向きに生きる一家の姿が感動を呼ぶ名作。伊藤雄之助と望月優子の巧演に加え、天才子役、二木てるみのけなげな姿が涙をさそう。

三太と千代の山( 監督:小田基義 昭和27年 白黒 *デジタル上映 )

NHK連続ラジオドラマとして親しまれた青木茂の児童文学を映画化した「三太」シリーズ第3作。監督は『ゴジラの逆襲』('55)の小田基義。当時の横綱、千代の山が特別出演。

エノケンのとび助冒険旅行( 監督:中川信夫 昭和24年 白黒 *デジタル上映 )

母親を探す少女との道中で、化け物や妖怪変化に遭遇するエノケンの姿を特撮を駆使して描いたファンタジー時代劇。怪談映画の巨匠、中川信夫らしい不気味な描写が秀逸。

次郎物語( 監督:清水宏 昭和30年 白黒 *デジタル上映 )

村の旧家に生まれ、実母と里親の愛にはぐくまれてゆく少年の成長期。清水宏監督は劇的な要素を極力廃し、透徹な抒情を染みわたらせる。望月優子の好演が光る。

秋立ちぬ( 監督:成瀬巳喜男 昭和35年 白黒 )

母の実家に身を寄せる少年(大沢)と近所の少女(一木)の淡いふれあいに、大人たちのしがらみが影を落とす。成瀬巳喜男監督が絶妙な筆致で子供の世界を描いた秀作。銀座、新富町界隈のロケが効果的。

なつかしき笛や太鼓( 監督:木下恵介 昭和42年 カラー )

瀬戸内海の美しい自然を背景に、島で育った少年少女たちを伸びやかなカメラワークで追う。クライマックスのバレーボールの決勝戦が大いなる感動を呼ぶ。


レイトショー

「化け猫」たちの夜

http://www.shogakukan.co.jp/jinbocho-theater/program/bakeneko.html

7月24日(土)~8月20日(金)まで、神保町シアターにて開催!

「化け猫の夜」大人になってもやっぱり怖い

猫は魔物で人に祟るという言伝えは、「佐賀」「有馬」「岡崎」の三大化け猫騒動を扱った歌舞伎・芝居で広く知られている。銀幕の世界でも三大怪猫伝は格好の題材として数多く映画化され、昭和になると二大怪猫女優の登場で二度のブームが起きた。戦前は妖艶な魅力を持つヴァンプ女優の鈴木澄子、戦後は華族出身で美貌と気品を兼ね備えた入江たか子が怪猫に扮して観客を怖がらせた。
その二人の代表作をはじめ、「化け猫」たちの怖さをぜひ納涼レイトショーで体感してください。

7/24(土)~27(火)怪猫 岡崎騒動
( 監督:加戸敏 昭和29年 白黒 *16mm )

岡崎城主水野伊勢守の弟、刑部は家督を奪おうと兄を殺害。幼い嫡男とその母、萩の方にも魔の手がのびる……。アクション活劇仕立てで入江たか子が熱演。彼女が主演した怪猫映画5作品の中では最高のヒットを記録した。

7/28(水)~30(金)化け猫御用だ( 監督:田中徳三 昭和33年 白黒 *16mm )

江戸の町の猫が次々と盗まれ、土屋家の若君の毒味役に使われていた。『赤胴鈴之助』で人気の梅若正二が怪猫と陰謀の謎に挑む。ダイマル・ラケットがコメディ・リリーフ。田中徳三の監督デビュー作で市川雷蔵がノンクレジットで出演。

7/31(土)~8月3(火)有馬猫 改題:怪談有馬騒動( 監督:木藤茂 昭和12年 白黒 )

久留米藩主有馬頼貴が寵愛するおたきの方は、奥方千代姫の嫉妬と憎悪から死へ追いやられる。侍女のお仲はその無念を晴らそうと……。同年公開の『佐賀怪猫伝』の大ヒットを受け、新興キネマが社内女優を総動員した鈴木澄子の代表作。*上映作品は再公開時に『怪談有馬騒動』と改題された短縮版

8/4(水)~6(金)怪猫 からくり天井( 監督:深田金之助 昭和33年 白黒 )

佐賀藩主鍋島肥前守は囲碁対局中に又七郎を手討ちにした。死体を前に母秋篠は藩主を怨みながら自害、又七郎の愛猫は二人の血潮を舐め怪猫に変身する。戦後映画界から身を引いた鈴木澄子17年ぶりの復帰作で遺作となった。

8/7(土)~9(月)怪猫 呪いの沼( 監督:石川義寛 昭和43年 白黒 )

佐賀城で家臣鍋島直茂が城主龍造寺高房を殺す謀反が起きた。難を逃れた奥方は愛猫を抱いて沼に入水自殺、死体は浮かび上がらず「よらずの沼」と恐れられ近づく者が絶えた。斬られた生首や腕が動くシーンがショッキングな本格派怪談。

8/10(火)~13(金)亡霊 怪猫屋敷( 監督:中川信夫 昭和33年 カラー *デジタル上映 )

妻の療養を兼ね田舎の古びた屋敷で開業した医師夫婦。やがて妻は悪夢に苦しまされる。その屋敷では江戸時代に呪われた惨殺事件が……。怪談映画の巨匠・中川監督得意の移動しながらの長廻し演出が観る者の想像力を刺激する。

8/14(土)~17(火)怪猫 謎の三味線 改題:恩讐謎の怪猫( 監督:牛原虚彦 昭和13年 白黒 )

三味線の師匠をめぐる恋の鞘当てから、鈴木澄子扮する女役者に嫉妬された武家娘が非業の死を遂げる。彼女の遺品となった師匠の愛猫の革を張った三味線初音からはただならぬ妖気が……。武家娘の妹役を当時15歳の森光子が好演。

8/18(水)~20(金)怪猫 お玉が池( 監督:石川義寛 昭和35年 カラー *デジタル上映 )

山中で迷った忠彦と啓子は代官屋敷跡の廃屋に迷い込み、啓子はそこでお玉が池の猫の怨霊に取り憑かれる。その猫は百年前、代官に惨殺された名主一家に飼われていた。怪猫が矢継ぎ早に起こす恐怖の復讐シーンから目が離せない。

料金

入場料金(当日券のみ)一般 ¥1,200/シニア・学生 ¥1,000
◆有料入場5回で1回無料、お得なポイントカードサービス実施中!
※自由席定員制(99席)・整理券制 ※各回完全入替制
※1階チケット売り場にて整理券付き入場券を販売
( 当日分のみ 販売開始/土日祝10:00、平日11:00 )
※開場は各回10分前を予定 ※混雑状況によってはご入場いただけない場合があります。

http://www.shogakukan.co.jp/jinbocho-theater/

2010年7月24日(土)~8月20日(金)まで、神保町シアターにて開催!

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2010/07/17/14:06 | トラックバック (0)
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