自主制作、自主配給、新人監督、無名の役者、
しかもロシア語のSF映画『レミニセンティア』が
大手シネコンで東京凱旋上映決定。
2016年5月13日(土)より、 特別料金1,000円均一で
ユナイテッド・シネマ アクアシティお台場にて東京凱旋上映
5/13~19 長野シネマポイント、7/1~7 下関シネマクロールほか
日本人監督がロシアに渡り、メインスタッフたった3人で製作された注目のロシアSF映画『レミニセンティア』は、記憶の先に溢れる思い出=「記憶の万華鏡」をテーマに、忘れたくない記憶によって結ばれた父娘の絆や忘れられない記憶に悩まされる人々の苦しみ、忘れることによってこそ得られる救いの存在など、人間の記憶にまつわる物語を、記憶を消す特殊能力を持つ小説家と、記憶を呼び出す特殊能力を持つ女性との出会いを通して描き出した感動作。
昨年11月、ユーロスペースで封切りされた際に本サイトでもお伝えしたが、東京での上映後に横浜、大阪、名古屋、アジア国際映画祭、高崎映画祭など各地で上映され、現在も全国で順次公開されている同作が東京で再上映される運びになった。
インディペンデント系の作品がミニシアターではなく、都内最大の13スクリーンを有する大手シネコン「ユナイテッド・シネマ アクアシティお台場」で上映されるのはまさに快挙であり、完全ロシア語の自主制作映画、新人監督、無名の俳優たち、宣伝配給共に監督自ら手がけるなど、異例ずくめの同作にまた一つ「異例の冠」が増えた恰好だ。
しかも今回は「ユナイテッド・シネマ アクアシティお台場」のオープン記念として、料金が1,000円均一で上映される上、動員次第では2週3週と継続して上映される予定とのこと。
日本の自主映画シーンの活性化だけでなく、今後の映画製作や配給の流れを変える可能性を秘めた同作を応援するためにも、ぜひ劇場まで足を運んでみて欲しい。
CREDIT
出演: アレクサンダー・ツィルコフ、井上美麗奈、ユリア・アサードバ、イリーナ・ツィルコバ、
デニス・ヤコベンコ、アントン・クヌィジョーバ、イゴリ・ボンダレンコ、エレーナ・クヌィジョーバ
監督・脚本・撮影・照明・録音・編集:井上雅貴
プロデューサー:井上イリーナ 助監督:井上智博 MA:小野川浩幸
2016/日本/カラー/16:9/STEREO/89分
製作:INOUE VISUAL DESIGN © INOUE VISUAL DESIGN2016年5月13日(土)より、 特別料金1,000円均一で
デニス・ヤコベンコ、アントン・クヌィジョーバ、イゴリ・ボンダレンコ、エレーナ・クヌィジョーバ
監督・脚本・撮影・照明・録音・編集:井上雅貴
プロデューサー:井上イリーナ 助監督:井上智博 MA:小野川浩幸
2016/日本/カラー/16:9/STEREO/89分
製作:INOUE VISUAL DESIGN © INOUE VISUAL DESIGN