江戸時代、艱難辛苦を乗り越えながら、料理に真摯に向き合い、運命を切り開いていく女料理人の成長と、不変の友情を描いた髙田郁の同名ベストセラー時代小説を、角川春樹が生涯最後のメガホンを取って映画化に挑んだ。本作『みをつくし料理帖』の一般特別試写会に3組6名様をご招待します。
※本イベントは、新型コロナウイルス対策の下で実施致します。※マスクの着用をお願いします。会場は消毒・検温を実施いたします。
※発熱など体調不良の方はご来場を見合わせていただけますよう宜しくお願い申し上げます。
開場18:00 開演18:30
◆登壇者(予定):角川春樹監督
◆会場:一ツ橋ホール ( 東京都千代田区一ツ橋2丁目6-2 )
◆『みをつくし料理帖 試写』(メールでご応募の場合は件名)と、「お名前・ご住所・メールアドレス(フォームでご応募の場合)・年齢」を明記の上、こちらのアドレスか、メールフォームからご応募下さい。
◆応募締め切り:9月13日(日)応募受付分 ※応募者多数の場合は抽選となります。
◆公式サイト:http://miotsukushi-movie.jp/
註)ご提供いただいた個人情報は、本プレゼント以外の目的では一切使用いたしません。また、個人情報そのものも招待状発送後3ヶ月で破棄します。当選者の発表は招待状の発送をもってかえさせていただきます。なお、当選に関するお問合せへの回答はいたしかねます。予めご了承下さい。
みをつくし料理帖
2020年10月16日(金)全国公開
食は人の天なり
映画『犬神家の一族』や『セーラー服と機関銃』を筆頭に、1970 年代から 80 年代にかけて娯楽映画の見かた・あり方を変えてきた革命的プロデューサー・角川春樹。製作者としてのみならず映画監督という顔も持つ御年 78 歳の角川春樹が、前作から約 10 年ぶり 8 本目の監督作にして“生涯最後の映画監督作”を完成させた。それが、万物の原点である食をテーマにした『みをつくし料理帖』だ。
老若男女を問わず愛されるベストセラー時代小説を初めて映画化
原作は、作家・髙田郁による累計発行部数 400 万部突破のベストセラー時代小説シリーズ。これまで北川景子主演のスペシャルドラマや黒木華主演の連続ドラマが製作されてきたが、劇場版映画は今回が初めて。原作小説が誕生した瞬間からその温もりに満ちた人情物語に惚れ込んでいた角川がプロデュースのみならず、自らメガフォンを取った。全10 巻と特別編のある長大な原作の中から第 3 巻までのストーリーをメインに抽出し、登場する料理同様に真心のこもった人間ドラマを紡ぎあげた。2019 年 8 月にクランクイン。栃木県にある江戸ワンダーランド日光江戸村および都内スタジオを使用して、21 日にわたる丁寧かつ贅沢な撮影を敢行した。
時代は享和二年の大坂。暮らし向きは違えども 8 歳の澪と野江は、まるで姉妹のように仲の良い幼なじみだった。「何があってもずっと一緒や」。しかしそんな二人が暮らす大坂を大洪水が襲い、澪と野江は生き別れてしまう。それから 10年後。大洪水で両親を亡くした澪は引き取られ、江戸の神田にある蕎麦処「つる家」で女料理人に。野江は吉原にある遊郭に買い受けられ、幻の花魁・あさひ太夫と名乗っていた。澪が苦心して生み出した料理が、別々の人生を歩む 2 人を再び引き寄せていく。
若手再注目株の女優・松本穂香と奈緒が紡ぐ友情と絆
名作・話題作のみならず、多くのスターを輩出してきた角川春樹が“生涯最後の映画監督作”で主演に抜擢したのは、今最も波に乗る若手女優の松本穂香。江戸・神田にある蕎麦処「つる家」で働く女料理人・澪を演じる。TBS 系連続ドラマ『この世界の片隅に』での演技と、紀行番組『世界ウルルン滞在記』での自然体の姿に惚れ込んだ角川春樹の期待に応えるべく、松本穂香は撮影前に料理修行に励んだ。そのひたむきさは料理と真摯に向き合う澪そのもので、違和感なくキャラクターに息を吹き込んでいる。
澪と離れ離れになってしまった幼なじみの野江を演じるのは、NHK 連続テレビ小説『半分、青い。』で注目を集めた女優の奈緒。澪にとっての無邪気な幼馴染・野江と吉原で頂点を極めるあさひ太夫というコントラストをさりげないしぐさや表情で情感たっぷりに演じている。澪と野江を繋ぐ橋渡し的存在になる又次を演じるのは、『男たちの大和/YAMATO』でも存在感を発揮した歌舞伎俳優の中村獅童。あさひ太夫を守るためならば命も惜しまない無骨さを見せる一方で、澪と野江の再会のために一肌脱ぐ情に厚い一面を見せる。
角川春樹最後の監督作品に豪華メンバーが集結
かつての角川映画に出演した豪華面々も、“生涯最後の映画監督作”に花を添えるべく大集結。『犬神家の一族』で金田一耕助という当たり役を得た石坂浩二が、蕎麦処「つる家」の主人・種市を好演。澪が“ご寮さん”と慕う元天満一兆庵の女将・芳を『蒼き狼 〜地果て海尽きるまで〜』の若村麻由美が演じ、おせっかいな長屋の隣人・おりょうを『スローなブギにしてくれ』で主演デビューした浅野温子が務める。そして角川映画が生んだトップ女優の一人である薬師丸ひろ子が「つる家」の常連客で澪を気にかけるお百役で、さらに薬師丸とともに“角川三人娘”の一人として角川映画を背負う存在となった渡辺典子が特別出演を果たす。そのほか榎木孝明、鹿賀丈史、野村宏伸、永島敏行、松山ケンイチ、反町隆史ら角川映画常連組が駆け付けた。
角川組初参加の顔ぶれも主演級の俳優陣が揃った。澪に気づきを与える御膳奉行・小松原を窪塚洋介、あさひ太夫の正体を暴こうとする戯作者を藤井隆、神田の町医者を小関裕太、吉原の遊女を元乃木坂 46 の衛藤美彩、あさひ太夫の秘密を握る男を村上淳が演じる。
「食は人の天なり」。角川春樹監督作史上、最も愛らしく、優しく、涙なしでは見られない人情噺。原作誕生 10 年を経て新たな時代に贈る温もりと感動を、冷めないうちに召し上がれ。
野村宏伸,衛藤美彩,渡辺典子,村上淳,永島敏行,反町隆史,榎木孝明,鹿賀丈史,
薬師丸ひろ子,石坂浩二(特別出演),中村獅童
製作・監督:角川春樹
脚本:江良 至,松井香奈,角川春樹 原作:髙田 郁「みをつくし料理帖」(角川春樹事務所)
主題歌/手嶌 葵「散りてなお」 作詞・作曲/松任谷由実 編曲/松任谷正隆(ビクターエンタテインメント)
料理監修:服部幸應 音楽:松任谷正隆 制作統括:遠藤茂行 制作:楽映舎 配給:東映
© 2020映画「みをつくし料理帖」製作委員会
2020年10月16日(金)全国公開
- (著):髙田 郁
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- 映画原作
- (著):髙田 郁
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