「土曜日の夜」編

ドラム・ソロがさっきからずっと続いていて、店内は水色の鞄に水色のアディダス・ジャージを着て水色の煙草を吸っている青年とオレだけだ。今彼は、赤のアディダスを羽織り水色のiPodをして出て行った。ひとり。ドラム・ソロが終わりピアノ。誰のタッチだろう？ヨーロッパジャズのムード。... 続きを読む

「気がつけば冬」編

全く秋が短い。もうはっきり冬である。ダウンジャケット以外のアウターを着ることはない。今夜はナイター撮影なので上下ヒートテックインナーを着込む。最近ユニクロのレジに並ぶ人はみなヒートテックインナーを数枚抱えてる。安くていいのだ。足元もボア付きのバンズにした。... 続きを読む

「古本と古着と…」編

いーは…ではジャズ・アレンジされた『ジェラス・ガイ』が流れてる。さっきまで隣にいた日本語を流暢に喋る外人組は帰った。マイルドセブンを吸っていた。散歩してて実相時昭雄監督の『夜毎の円盤』を古本屋で￥1200で買う。昔、買ったがどこかに紛れてしまった。眼鏡を直している間にパラパラと... 続きを読む

「古い電話」編

この電話をいーはのマスターから頂きました。携帯と隔世の感があります。技術革新はどこまで進むのかなぁ。 続きを読む

「タイムスリップ」編

『新"舌先三寸"日記』　その日はかなり気分的に消耗していた。朝一番からのスタジオでの改訂作業の上（寝不足である）、ポケットの中が寂しいもんだから大人買いもできず、暇つぶしに入ったショップでもただ眺めるだけ。次の打ち合わせが三時からで、三時間空いた。空腹でもないが文明堂でバウムクーヘンと... 続きを読む

「すっかり秋だな」編

マイスペースのブログ更新に追われてしまいなかなか本家が更新が進まない。気がつくとすっかり秋である。ネットで衝動買いしたロッキーマウンテンの復刻ダウンベストが手放せない。マイスペがいいのは音楽関係が強いとこで世界中の売れてないアーティストがフレンドリクエストをくれるところだ。... 続きを読む

「夏の過ぎた空」編

８月は終わりましたが。 続きを読む

「台風の翌日の夕方」編

街が黄金色に輝いてて綺麗でした。 続きを読む

「必殺のトート」編

ようやく手にした焦げ茶のオリジナルトートバッグ。形、大きさ、ストラップなどなど入念に決めたハンドメイドの逸品である。こいつにガサガサ書類だの台本だのコンテなど放り込んで肩にかけて歩く。新品にして馴染む予感を。今回も革職人Iさんによる作品だ。ネットでも買えることになったので是非オレと... 続きを読む

「この人を撮りたい」編

誰かひとり撮りたい俳優を挙げろと言われたら迷わず香川照之氏の名前を出したい。もう何年も願っているのだが実現しない。

先日もNHKスペシャルで水木しげるさんをやってたんだけども兵隊時代のなんつーかもう味わいがすごく素敵だった。上官を捨てて先に行く香川さんが遠くで自決の... 続きを読む