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サンダンス映画祭騒然!全米熱狂!青春映画の超絶問題作!

ベルフラワー

『ベルフラワー』1

火炎放射器の炎で描く狂熱の青春映画、誕生。
『マッドマックス2』を愛し、悪の首領ヒューマンガスに憧れる親友同士のウッドローとエイデン。
働く気もない二人はプロパン爆破実験や火炎放射器づくりをしながら、日がな“炎”の破壊力追求に明け暮れていた。
世界滅亡後に戦闘用改造車を乗り回す未来を夢見て――。
ある晩、ウッドローはこおろぎ早喰いコンテストでミリーという女と出会い、思いがけない激しい恋に落ちる。
しかし楽しく幸せだった日々もつかの間。
彼女の裏切りを知ったウッドローは、怒りと絶望から正気を失い、
火炎放射器を手に狂おしい妄想の世界へと突き進んでいく――。

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2012年6月16日(土)より、シアターN渋谷にて、
6月23日(土)より、テアトル梅田・名古屋シネマテークにて爆炎ロードショー!

前代未聞!シアターN渋谷公開初日ビール飲み放題企画開催!!
『ベルフラワー』シアターN渋谷公開初日ビール飲み放題企画開催!”もうダメだ、飲まずにはいられない。”

日々火力追求にいそしむ『ベルフラワー』の奴らは朝からビールとベーコンだ!よって『ベルフラワー』公開初日(6/16)は映画興行史上かつてなかった前代未聞のビール飲み放題!!!(※ベーコンはご持参下さい)
※各回上映開始までの30分間、劇場ロビー及び劇場内にてビールが飲み放題です! ※開映後は飲み放題ではありません。予告編、映画をじっくりご鑑賞下さい。 ※ビールの銘柄が途中で代わったり、チャンポン状態になる可能性がございます。 ※映画館です。他のお客様のご迷惑にならないよう静かに酔っ払ってください。 ※前日は早く寝て体調を整えてからご来場下さい。 ※映画の途中で寝ないよう、飲みすぎには十分ご注意下さい。 ※未成年のお客様、車でお越しのお客様へのご提供は固くお断りいたします。 ※くれぐれも裸にならないようにお願いします。

INTRODUCTION

ビースティ・ボーイズの故アダム・ヤウクが心から惚れ込み、自ら配給を手掛けた狂熱の青春映画『ベルフラワー』、遂に日本公開!

2011年サンダンス映画祭で初上映されるや、その圧倒的なパワーと、いまだかつて無かった強烈な映像表現で話題騒然となった超・異色の青春映画『ベルフラワー』。スタッフ、キャストは全て無名、大資本のバックアップゼロ、映画会社・業界の関係も皆無のまさにアメリカ映画の突然変異ともいえる本作を最初にピックアップし、全米配給にこぎつけたのが、ビースティ・ボーイズのアダム・ヤウクだった。「彼は『ベルフラワー』の最大の理解者だった。作品を信じてくれたんだ。」これはアダムの急逝を受けて米ハフィントン・ポストの取材に応じた監督のエヴァン・グローデルの言葉だ。

『ベルフラワー』2アダムはアメリカン・ハードコア・パンクの最高峰バンド、BAD BRAINSに憧れ、それと同じB.B.のイニシャルで1981年にビースティ・ボーイズを結成。以後バンドは4,000万枚ものアルバムセールスを記録、グラミー賞を受賞し、ロックの殿堂入りまでも果たした。そしてアダムが晩年、最も情熱を注いでいたのが映画だった。2008年にアダムが創業した映画製作・配給会社のオシロスコープ社はこれまで『ウェンディ&ルーシー』『イグジット・スルー・ザ・ギフト・ショップ』『少年は残酷な弓を射る』などの個性的話題作を手掛け、「売れそうだからという理由で作品を選ぶことはない。我々は好きになれない作品を手掛けることはない。」と語っていたアダム。そんなアダムが興奮して契約にこぎつけたのが、この男の激情が爆発する猛作、『ベルフラワー』だ。

オシロスコープ社が権利獲得の発表をしたのがサンダンスの初上映からわずか6日後のこと。「我々はスタッフ含めて全員、このとんでもないデビュー作を扱えることに興奮している。監督のエヴァン・グローデルは私のプリウスを火炎放射器付のバイオ燃料仕様に改造してくれるとも約束してくれた。」このアダムの声明を読むだけでもその心酔ぶりが伝わる。オシロスコープ社は英語圏の権利を取得、以後世界中の映画祭への出品、2011年8月の全米公開、そしてサントラ発売、DVD・BDの発売まで『ベルフラワー』のすべてを展開している。エヴァンはアダムの貢献について熱く語った。「アダムはオシロスコープのオーナーだから、そんな上の立場の人は僕らのちっぽけな映画まで実際にはあまりかまってはくれないだろうなと思っていた。でも初めて会ったとき、すぐに『ベルフラワー』の話になって、アダムが『ベルフラワー』を一度ではなく、少なくとも数回は観ていることを確信した。もの凄く細かい部分の話になったんだ。彼はオーナーなのに『ベルフラワー』のすべての配給実務に深く関わっていた。アダムは作品にとんでもないほど貢献をしてくれたよ。」
また作品が注目を集めても、一般公開までに独立系の映画作家たちが最も壁に当たるのが音楽の権利処理でもある。『ベルフラワー』でも同じく、無一文に等しい状態だったエヴァン・グローデルが希望の音楽権の費用を負担できるはずもないなか、アダムが助けてくれたという。しかもアダムは単にその費用を負担してあげたという話ではない。アダムのコネクションを使って値引き交渉をしてくれたという。「アダムは方々に連絡してくれて<頼むから安く使わせてくれないか>と頼んでくれていた。たしか彼がグラミー賞かなんかに行ってるときだと思うけど、携帯メールが来た。<いまグラミーに来てるけど、3社の巨大な音楽出版社や『ベルフラワー』3レコード会社の重役といっしょにいる。彼らにはすべて事が進むようにと伝えてある>と。ということで僕らは希望の音楽を格安で使うことができたんだ。」『ベルフラワー』の主要な音楽はその映画制作チームであるCOATWOLFの一員、ジョナサン・キーヴィルによるものだが、要所要所にCHROMATICS、RATATATなどの注目アーティストの音源が使われている。

映画を愛したアダム・ヤウクが心底入れ込んで配給した『ベルフラワー』の話題のひとつでもあるのが火炎放射器。エヴァン・グローデル監督とオシロスコープ社の契約書には、「エヴァンは火炎放射器を2器、アダムに製造・提供しなければならない」という条項が含まれている。まだその火炎放射器を納品しておらず、契約違反にならないか心配していたエヴァンにアダムから携帯メールが届いた。「火炎放射器のことは気にしなくていい。でも実際に火を噴かなくてもオフィスに飾るだけでもカッコいいから、余裕があったら頼む。」これがエヴァンとアダムの最後のやりとりだった。エヴァンは契約書に基づき、火炎放射器を作るためにそのパーツは揃えてあったという。「アダムが亡くなったことについては…、わからないけどとても悲しいニュースだ。彼が親友だったとまでは言えないけれど、わかるだろ?でもアダムが僕の人生にとてつもなく大きな意味を持っているということは間違いない。」配給だけでなく映画制作も手掛けていたアダムは、エヴァンの次回作についても興味を示していたという。

火炎放射器と改造車が大フィーチャーされ、男の夢と挫折、怒りと悲哀が爆裂する危険で凶暴な青春映画『ベルフラワー』は、6月16日よりシアターN渋谷で爆炎ロードショー、6月23日より大阪はテアトル梅田、名古屋は名古屋シネマテークにて哀愁公開、以後全国順次追撃ロードショーとなる。

C R E D I T
製作・監督・脚本・編集:エヴァン・グローデル
CAST:エヴァン・グローデル/タイラー・ドーソン/ヴィンセント・グラショー/ジェシー・ワイズマン/レベッカ・ブランデス
2011年/アメリカ映画/カラー/スコープサイズ/106分/デジタル上映/原題:BELLFLOWER
© 2011 Bellflowerthemovie, LLC
キングレコード+ビーズインターナショナル+日本出版販売 共同配給
公式サイト公式twitter公式Facebook

2012年6月16日(土)より、シアターN渋谷にて、
6月23日(土)より、テアトル梅田・名古屋シネマテークにて爆炎ロードショー!
ほか全国順次追撃公開!!

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  • 監督:ジョージ・ミラー
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  • おすすめ度:おすすめ度4.5
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2012/06/10/19:20 | トラックバック (0)
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