ロバート・デ・ニーロとジョン・トラボルタが、旧ユーゴスラビアのボスニア紛争時代の遺恨を抱える元軍人に扮し、アパラチア山脈の大自然を舞台に壮絶な殺し合い――『人間狩り』を繰り広げる映画『キリングゲーム』の一般試写会に5組10名様をご招待します。
◆会場:なかのZERO 小ホール (中野区中野2-9-7)
◆『キリングゲーム試写』(メールでご応募の場合は件名)と、「お名前・ご住所・電話番号 ・年齢」を明記の上、こちらのアドレスか、メールフォームからご応募下さい。
◆応募締め切り:2013年12月11日(水)応募受付分※応募者多数の場合は抽選となります。
◆公式サイト:http://killing-game.jp/
註)ご提供いただいた個人情報は、本プレゼント以外の目的では一切使用いたしません。また、個人情報そのものも招待状発送後一週間で破棄します。当選者の発表は、招待状の発送をもってかえさせていただきます。なお、当選に関するお問合せへの回答はいたしかねます。予めご了承下さい。
キリングゲーム
2014年1月11日(土)、新宿バルト9 他全国ロードショー
ロバート・デ・ニーロVSジョン・トラボルタ 初対決!
これぞ極限の1対1。
戦場が破壊した2つの心が激突する、サディスティック・アクション。
ハリウッドを代表する二人の大物俳優がついに初共演! かたや、『ゴッドファーザーPARTⅡ』(74)《助演》『レイジング・ブル』(80)《主演》と二度のアカデミー賞に輝き、最近も『世界にひとつのプレイブック』(12)で助演男優賞にノミネートされた大ベテランのロバート・デ・ニーロ。そして『サタデー・ナイト・フィーバー』(77)『パルプ・フィクション』(94)と二度のアカデミー賞主演男優賞ノミネート経験を持ち、近年はアクションを中心にますます幅広い役柄で活躍するジョン・トラボルタ。彼らが記念すべき初コラボレーションに選んだ本作は、なんと全編、ほとんど二人だけで展開されるサバイバル・アクション。アメリカ東北部からカナダへと広がるアパラチア山脈の大自然を舞台に、心にも肉体にも深い傷を抱えた男同士の壮絶な一騎打ちが繰り広げられる。
二人が演じるのは、旧ユーゴスラビアのボスニア紛争でそれぞれ地獄の戦場を経験した立場の異なる男たち。ロバート・デ・ニーロが扮するのは、退役してから家族とも疎遠になり、人里離れた山小屋で独居生活を静かに営む元アメリカ軍人のベンジャミン。そこにジョン・トラボルタ扮するセルビア人の元兵士コヴァチが現れ、かつて戦場で出会ったベンジャミンに対して人間狩り――“ハンティング”を容赦なく仕掛けてくる。戦争の凄惨な記憶を封印してきた男と、いまだ戦争を終わらせていない男。彼らは過去に決着をつけるため、世間から隔離された場所で、一対一の孤独な者同士の戦争になだれ込んでいくのだ。
追いつ追われつの展開の中、老いや人生を積み重ねてきた重みを表情に刻みつける名優二人の鬼気迫る演技は、彼らの長いキャリアでもかつてなかった情感を醸し出す。そんな本作の特徴は、VFX全盛のハリウッドの時流に逆行した“体当たり”のリアル・アクションである。デジタルでは決して表現できない本物の痛み――それを象徴するのが生々しい〈拷問〉シーンの数々だろう。戦場で負傷した脚をさらに狙う非道さや、傷口に塩の入ったレモン汁を注ぎ込む執拗さなど、ハードコアな残酷描写は映画を観る側にもそれなりの覚悟を要求する。
また、互いに正体や本音を探る二人の駆け引きで緊迫感を演出していく本作は、饒舌な会話劇でもある。ひとつひとつの台詞、さらに劇中、ベンジャミンのレコードプレイヤーから流れるカントリー歌手、ジョニー・キャッシュの名曲「黒い服の男」や、酒のボトルのラベルに記された文句など、すべての要素がパズルのように一本のドラマへと収斂していく構成は極めて緻密に計算されている。その巧妙さには映画通ほど舌を巻くはずだ。
監督はマーヴェル・コミック原作のアクション映画『デアデビル』(03)や『ゴーストライダー』シリーズで全米大ヒットを飛ばしたマーク・スティーヴン・ジョンソン。脚本はファンタジー・アドベンチャー大作『スノーホワイト』(12)でデビューした注目の新鋭、エヴァン・ドーハティ。彼らフレッシュな若手スタッフが百戦錬磨の大物俳優二人と手を組み、絶妙な化学反応を引き起こしたことが、本作の独特な魅力となっている。
きっとこの映画を観る者は、狩猟に出かけても獲物の動物を射ることができないロバート・デ・ニーロに『ディア・ハンター』(78)のヴェトナム戦争の後遺症に苦しむ帰還兵を、印象的な長台詞をこなすジョン・トラボルタには『パルプ・フィクション』(94)の殺し屋の姿などを重ねるであろう。本作は彼らそれぞれの俳優としての集大成的な側面を持つばかりでなく、暴力と憎しみの連鎖である戦争から人間はいかに解放されるのか――というテーマを、いまだ世界各地で紛争が続く現代の世に問い掛ける物語でもある。凶暴な感情の果てにある贖罪と赦し、そして再生。Wキャストの新たな代表作として迎えられるだろう傑作の誕生だ。
脚本:エヴァン・ドーハティ(『スノーホワイト』)
出演:ロバート・デ・ニーロ(『ゴッドファーザーPARTⅡ』)、ジョン・トラボルタ(『パルプ・フィクション』)、マイロ・ヴィンティミリア(「HEROES/ヒーローズ」)
2013 年/アメリカ/カラー/シネマスコープ/5.1ch/85 分/原題:KILLING SEASON/PG12/
配給:ショウゲート/協力:アミューズソフトエンタテインメント
©2013 PROMISED LAND PRODUCTIONS, INC. All Rights Reserved.
http://killing-game.jp/
2014年1月11日(土)、新宿バルト9 他全国ロードショー
- 監督:マーティン・スコセッシ
- 出演:ロバート・デ・ニーロ, ジョディ・フォスター, ハーベイ・カイテル
- 発売日:2013/12/20
- おすすめ度:
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- 監督:ブライアン・デ・パルマ
- 出演:シシー・スペイセク, パイパー・ローリー, エイミー・アーヴィング, ウィリアム・カット, ジョン・トラボルタ
- 発売日:2013/10/25
- おすすめ度:
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