映画『馬三家からの手紙』DVD 化
&発売記念イベント開催!
2021年4月12日(月)10:35~アップリンク渋谷にて開催
衝撃の SOS が世界を動かした
強制収容所から命がけの告発――人権迫害を続ける中国の現在を暴く衝撃のドキュメンタリー
米国で偶然発見された中国からのSOSの手紙をきっかけに、今日も名称を変えて存在し続ける中国の労働教養所の実態を明らかにしたドキュメンタリー『馬三家からの手紙』のDVDが、4月下旬に発売されることが決定した。それに合わせ、DVD発売記念として、アップリンク渋谷で開催される特集上映「<ほぼ>11AM劇場」の枠内にあたる4月12日(月)10:35より、1日限りの特別上映が行われる。上映後には本作を配給する川井田博幸氏(グループ現代)ほかによるトークショーも予定されている。
現在、頻繁に報道されるミャンマーのクーデターへの関与が公然と疑われているほか、香港の非民主化やウイグル自治区の再教育施設の問題など、民衆を弾圧する体制がシステム化していると言わざるを得ない中国共産党の本質に迫った本作を、劇場で鑑賞できるこの機会をお見逃しなく。
チケットは、アップリンク渋谷HP または劇場窓口にて販売中。
米国オレゴン州に住む女性ジュリー・キースがスーパーで購入した「中国製」ハロウィーン飾りの箱に忍び込んだ SOS の手紙。それは、政治犯として捕らえられた孫毅(スン・イ)が、中国で恐怖の城とも言われた馬三家(マサンジャ)労働教養所の中で書いたものだった。世界を駆け巡った驚きのニュースの当事者である孫毅がカナダ在住の監督レオン・リーに秘密裏に連絡を取り、当局の圧力に屈せずに完成に漕ぎ着けた。想像を絶する実態が明らかにされ、世界中の映画祭で高く評価された。現在、頻繁に報道されるウイグル自治区の再教育施設の問題とも重なる。当事者自らが拷問や洗脳の記憶を生々しく、時にアニメーションも用いて詳述するドキュメンタリー。
カナダ /2018年/76 分/DCP/ビスタ
原題:LETTER FROM MASANJIA
制作:フライングクラウドプロダクション
プロデュース/監督:レオン・リー(LEON LEE) 撮影:孫毅(スン・イ)/ MARCUS FUNG
字幕翻訳:鶴田ゆかり 字幕監修:阿古智子 配給:グループ現代
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