第 69 回ベルリン国際映画祭ベルリナーレ・スペシャル・ガラ部門正式出品
ガリーボーイ
2019年10月18日(金)より 新宿ピカデリー他“本音開放ロードショー”
“言葉(ラップ)”で運命は変えられる! スラムから飛び出した魂の叫び!!
インドで活躍するアーティスト Naezy の驚きの実話を基に描かれ、海外で封切りになるやいなや全世界で大ヒット! 主演は Facebook だけで 1,000 万人のフォロワーを誇る、次世代のキング★オブ★ボリウッドの呼び声高いランヴィール・シン! 北インド界の実力派女性監督ゾーヤー・アクタルがメガホンをとり、プロデューサーには US ヒップホップ史に燦然と輝く名曲の数々で知られるラッパーNAS (ナズ) が名を連ねている。
インドのムンバイにあるスラム出身のムラード(ランヴィール・シン)は、雇われ運転手の父を持つ貧しい家の青年。両親はムラードがまっとうな仕事に就くことができるよう、彼を大学に通わせる為に一生懸命働いていた。しかしムラードは、親の想いを知る由も無く、地元の悪友と車上荒らしに手を染め、内緒で身分の違う医者の父を持つ恵まれた家庭出身の彼女まで作っていた。俺の人生はこの先も並み、何も変わらない……そう思っていたムラードだが、ある日大学構内でフリースタイルラップのパフォーマンスをしていた学生 MC Sher(シッダーント・チャトゥルヴェーディー)と出会い、ラップの世界にのめり込んでいく――親からの反対、友情、恋、様々な経験をし、フリースタイルラップの大会で優勝を目指す。
アクタル監督は詩人、作詞家の父と脚本家の母、弟は監督、俳優としてマルチに活躍する『ミルカ』の主演俳優ファルハーン・アクタルという芸能一家。ニューヨーク大学の映画学校を経て、助監督を経験後に第 22 回「東京国際映画祭 2009」で上映された『チャンスをつかめ!』 (09)で監督デビュー。以降コンスタントに作品を撮り続け、オムニバス映画『ボンベイ ・トーキーズ ( Bombay Talkies)』( 13)、『慕 情の アン ソロジー( LastStories)』(18) は現在ともに Netflix で配信中だ。また、先日米アカデミー賞を主催する映画芸術科学アカデミーより新規会員の招待を受けるなど、ボリウッド映画界の実力派女性監督として知られている。今回の『ガリーボーイ』での来日についてアクタル監督は「特に 90 年代のヒップホップ音楽が大好きです。(モデルとなったラッパー) Naezy は自分のラップを通して実体験を語っていたの。この作品の核となっているのは階級差別に対する闘いです。このテーマは、インドだけに限ったものではありません。社会の一員として私たちは抑圧をなくし、人が自分を表現できる能力を磨き、自分に自信を持って夢を追いかけることができる世界にしていかなければならないと思います。日本に行くのを楽しみにしています。」とコメントを寄せている。
キャストから日本の観客へ向けた特別メッセージ動画
監督: ゾーヤー・アクタル(『慕情のアンソロジー』)
出演:アーリアー・バット、シッダーント・チャトゥルヴェーディー、カルキ・ケクラン
日本語字幕: 藤井 美佳/字幕監修: いとうせいこう 配給:ツイン
2018/インド/154 分/5.1ch/ビスタ/原題 Gully Boy
2019年10月18日(金)より 新宿ピカデリー他“本音開放ロードショー”
- 監督:サンジャイ・リーラ・バンサーリー
- 出演:ディーピカー・パードゥコーン, ランヴィール・シン, シャーヒド・カプール, アディティ・ラーオ・ハイダリー, ジム・サルブ
- 発売日:2020/01/08
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- 監督:カーティス・ハンソン
- 出演:エミネム, キム・ベイシンガー, ブリタニー・マーフィー, メキー・ファイファー, エヴァン・ジョーンズ
- 発売日:2012/04/13
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