ミーシャ ホロコーストと白い狼
『傷つき汚れ強くなっていく少女のサバイバルに、託された願い』 / 第二次世界大戦中のベルギー。首都ブリュッセルで両親と暮らすユダヤ人の少女ミーシャは、ナチス・ドイツの占領下で窮屈な生活を強いられていた。ナチスへの幼い敵意を剥き出しにし、自由に過ごせない毎日に不満を訴えるミーシャ。そんな子どもらしい行動にハラハラさせられる... 続きを読む
2009/04/29/06:10 | トラックバック (0) | 寺本麻衣子 ,「み」行作品 ,試写会放浪記
遭難フリーター/若木評
『誰のせいでもない雨だったね』 / 「INTRO」読者のみなさん、こんにちは。ライターの若木康輔と申します。現在「映画芸術」のサイト「映画芸術DIARY」レギュラーですが、今回、「INTRO」にデビューです。気分は、他団体に参戦する売り出し中のレスラー。よろしくお願いします。初参戦ですからね、やはり息の合う映画と四つに組み、冴えた言い回しや映画史的教養なんつうものを... 続きを読む
2009/03/02/16:10 | トラックバック (0) | 「そ」行作品 ,若木康輔 ,試写会放浪記
遭難フリーター/南木評
『それでも「どっこい生きてる」』 / チャリで寮と工場を往復する毎日。時給1260円、ボーナスもないし昇給もない。プリンタのインクにキャップをつけるだけの「ちょっと賢いオラウータンでもできる」単純作業。何人かの幼馴染と会う。希望のレコード会社に就職した友人は上へ上へと自らの目標を高く設定している。一方、地元の工場に正社員として働いてる別の友人は現状に... 続きを読む
2009/02/27/05:13 | トラックバック (0) | 「そ」行作品 ,南木顕生 ,試写会放浪記
オペレッタ狸御殿
Text By 高野 雲 私の鑑賞能力の低さゆえ、正直に告白すると、う~む、よーわからんかった。の一言。 和風サイケなテイストは嫌いではないし、チャン・ツィイーも可愛い。 なんとなく、全体的にボサーッとしているオダギリジョーもいい感じ。 和風サイケと書いたが、サイケ... 続きを読む
2005/04/30/20:21 | トラックバック (13) | 高野雲 ,試写会放浪記
リンダ リンダ リンダ
2005 / 日本 / 山下敦弘 Text By 高野 雲 韓国の実力女優、ペ・ドゥナが、高校の女の子バンドのヴォーカルに。 文化祭で歌うのは、なんとブルーハーツ。 この、なんとも奇妙だが新鮮な取り合わせが『リンダ リンダ リンダ』の骨子だ。 驚いた。 何にって、ペ・ドゥナの変身っぷりにだ。 『子猫... 続きを読む
2005/04/30/20:21 | トラックバック (11) | 高野雲 ,試写会放浪記
リバイバルブルース
人生における、なんともいえない、沈うつで無常なブルー Text By 高野 雲 内藤剛志、奥田瑛二、桃井かおり。 3人の"大人たち"が繰り広げる人生模様。 映画の謳い文句には"中年期を迎えた男女の心の再生を描き…"とあるが、果たして本当に"再生"という言葉で括って良いものかどうか。 走り続けて、で、... 続きを読む
2005/04/30/05:40 | トラックバック (0) | 高野雲 ,試写会放浪記
樹の海-JUKAI-
2004 / 日本 / 瀧本智行 Text By 高野 雲 良い映画だった。 とても丁寧に作られた作品だった。 この映画製作に携わったすべてのスタッフ、関係者に「ご苦労さま」と言いたい。 あ、「ご苦労さま」じゃ、すごくエラそうだよね。 お前何様だ?って感じだよね。 訂正。 この映画製作に携わったすべ... 続きを読む
2005/04/27/01:01 | トラックバック (5) | 高野雲 ,試写会放浪記
阿賀の記憶
2005 / 日本 / 佐藤真 Text By 高野 雲 余計なお世話かもしれないが、前作の『阿賀に生きる』を観た上で、『阿賀の記憶』を鑑賞することをおススメする。 感性で分かる・分からない以前の問題としての「前提」を踏まえておかないと、まったく違った捉え方&理解になってしまいそうだ。 さいわい、『... 続きを読む
2005/04/27/00:58 | トラックバック (4) | 高野雲 ,試写会放浪記
カナリア
2005 / 日本 / 塩田明彦 Text By 高野 雲 この映画、観たかったんだよね。 手許に試写招待状はあったんだけれども、結局仕事やスケジュールとの折り合いがつかず、気づいてみたら、試写は終わっていた…、残念、と思っていたら、2月末の3日間にタワーレコードで買い物するとダブルポイントチャンス... 続きを読む
2005/04/27/00:55 | トラックバック (15) | 高野雲 ,試写会放浪記