インタビュー
内田英治監督/『下衆の愛』

内田英治 (監督)
映画『下衆の愛』について【3/5】

2016年4月2日(土)より テアトル新宿ほか全国順次公開

公式サイト 公式twitter 公式Facebook (取材:わたなべりんたろう)

『下衆の愛』場面3――アジアの映画監督はお金持ちの子どもは多いですよね。そうしないとまず映画を作れないから。機材を買ったりだとか。

内田 ああ、ありますね。最初は日本の自主映画や低予算映画の世界のお金ない世界がイヤだったんですけど、何かじっとりしたようなところもあるし。

――小劇場の世界に近いところがあるかもしれないですね。観客と作り手が同じだったりするのも。

内田 そうですね。それで最初はイヤだったけど、この世界の映画をやってみようかなと思ったんです。身近ですし。

――モデルはいたんですか?

内田 聞いた話をいいところどりしてまとめているんです。

――悪いところどりではなくて(笑)?

内田 悪いところどりです(笑)。

――こちらにもそういう方を知っていて、大義名分は立派なのに実際はワークショップを悪用していてびっくりしたことがあって。ワークショップ映画って悪い意味で言われていて、今作にもそれに似たようなものが出てきます。事務所のワークショップとかの叶わないけどなりたい夢を摘んでいってお金を巻き上げていくシステムを思い出しました。今作の世界は違っていて、夢持って皆俳優になりたい、監督やスタッフも成功したいという愚直さがあります。

内田 青春映画のつもりで撮りました。遅れてきた青春の映画です。海外のほうが距離感があるからか受けが良くてロッテルダム映画祭とかウケていましたね。

――keeさん演じる主人公が古舘寛治さん演じる先輩の監督にボコボコにされるシーンとかですか。

内田 あそこはロッテルダムでかなりウケていましたね(笑)。日本と海外はウケるところが違っていて日本では冒頭すぐのkeeさんが歩きながらお金をピッと抜いていくシーンとかがウケますね。地味な緩いところが日本はウケて海外はブラックなところがウケます。だからラストシーンとか海外はかなりウケてました。

――なるほど。

内田 とても勉強になりますね。そもそも海外で上映される機会のある作品になると思ってなかったので。ピンポイントで下北沢でしか上映されないかもとも思っていたし(笑)。

――いやいや、そんなことはないでしょう(笑)。テアチル新宿でレイト2回はなかなか無いですし勝負かけているなと。

内田 ぼくは1回でも良かったですけどレイトで2回できるならやってみようと。

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下衆の愛 (2015年/日本/110分/カラー)
監督・脚本:内田英治 プロデューサー:アダム・トレル 音楽:T字路s
出演:渋川清彦,でんでん,忍成修吾,岡野真也,内田慈,津田寛治,木下ほうか,古舘寛治,細田善彦,山崎祥江,
川上奈々美,マツモトクラブ,新井雅人,後藤ユウミ,桜まゆみ,平岡亜紀,谷手人,伊東紅,卯水咲流,松井薫平,
松井理子,小林麻祐子,牛丸亮,森本のぶ,山田ジェームス武
製作会社:サードウィンドウフィルムズ © Third window films
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2016年4月2日(土)より テアトル新宿ほか全国順次公開

2016/04/05/20:23 | BBS | トラックバック (0)
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